田中
福岡市中央区のダイエット専門パーソナルジムTRYCEの田中です(^O^)
福岡市内でのダイエットやパーソナルトレーニングをお考えの方は、
ぜひともお気軽にこちらまでお問い合わせください!

皆様、必要なタンパク質量を摂れていますか?

私どもがお伝えしているダイエット法は、タンパク質を必要量以上摂取していただくようお願いしています。

タンパク質=筋肉の材料 程度の認識しか無い方が非常に多いのですが、タンパク質はそんな単純なものではなく、思っているよりもずっとずっと重要なものなのです。

今回はタンパク質の重要性を改めて認識していただこうと思います。

カラダの材料

先述の通り、タンパク質=筋肉の材料と認識している方が多いのですが、それは間違えではありません。

ただ、タンパク質は筋肉以外のほぼすべての細胞の材料であり、正確に言えば、タンパク質=カラダの材料 と言えます。

筋肉はもちろん、骨、皮膚、毛髪、爪、内臓諸器官、酵素、血液、血管、ホルモン、さらには鼻くそ(失礼!)までもタンパク質で出来ているのです。

では必要なタンパク質量が摂れていない場合、材料が足りていない状態ですのでカラダを作っていくことが出来なくなりますよね。

必要量が足りてなくても人間は死にません。なぜなら、わずかに摂取したタンパク質を内臓諸器官や血液、血管やホルモン、酵素など、生存に必要不可欠な細胞で優先的に使用する機能があります。

それでも足りなければ、今度は不要な細胞のタンパク質を分解して、それを必要な細胞へまわします。

不要な細胞とは?主に筋肉です。筋肉は人間のカラダにとって優先順位は限りなく低い。重たいし熱を作り出すので燃費を悪くするため、生存という観点で言えば邪魔者なのです。

あとは髪の毛や爪、皮膚も優先順位は低いです(無くても死なないので)。そのため、タンパク質摂取量が少なければ、これらに影響が出てきます。

なんて恐ろしい!タンパク質は必要最低限は摂取しないといけないのはこのような理由からです。

栄養素の運搬

タンパク質はカラダの材料以外にも、他の栄養素と結びついて必要な場所へ運んでくれる働きがあります。

つまり、他の栄養素をしっかり摂っていても、タンパク質が不足しているとその栄養素が使いたい場所で使えなくなります。

タンパク質って働き者ですねー。

タンパク質の必要量

では、一日にどのぐらいのタンパク質を摂ればいいのでしょうか?

体重1kgあたり1gのタンパク質が必要最低限の摂取量となります。

つまり、体重60kgの人であれば、60×1=60g ということ。

この量の根拠ですが、詳しく説明するとややこしいので簡単に言えば、新陳代謝によって体重×1gのタンパク質が毎日分解されて体外に排泄されているため、摂取量がこれを下回ると収支がマイナスになってしまう、ということです。

この必要量はマストですので、ダイエットやボディメイクを行う方はもっと摂取する方が良いと思います。

出来れば、体重×1.5g程度、筋肉を付けたい男性なんかは体重×2gぐらいは摂取して良いかと思います。

なお、例えば60gのタンパク質がどのような食材をどれぐらい食べれば摂取できるのかが分からない方も多いと思います。

そんなアナタはこちらをご参照ください。
(この表はネットで見つけましたが、非常に便利で田中家も印刷して冷蔵庫に張り付けています)

各食材を上手に組み合わせながら、一日の必要量をクリアしていってください。

まとめ

改めてタンパク質の重要性について書かせていただきました。

タンパク質が必要量摂取出来ているという方は非常に稀です。

私どものジムへ通っていただいているお客様も、ほぼ全員が通い始める前はタンパク質が全然足りていませんでした。

私どもでは、まずはタンパク質の意識から変えていただき、出来る限り必要量をマストで摂取していただきます。

ダイエットやボディメイクを頑張ろうとしている方も、トレーニングの前にまずはタンパク質量を意識してみてください。

それだけでもカラダは変わりますし、逆にそれが出来なければカラダの変化はかなり遅いです。

いくらトレーニングを頑張っても、材料が無い状態では筋肉なんて作られないからです。

はじめのうちはなかなか難しいと思いますが、慣れて習慣化できれば特段難しくないです。

要はやるかやらないか。

どうせなら最大限の効率でカラダを変えていきましょう。

ダイエットだけでなく、タンパク質をしっかり摂れていれば健康的にもなりますから一石二鳥ですよ。

頑張りましょう。

ではでは。