福岡のダイエット専門パーソナルトレーニングジムの「TRYCE」の田中です(^^)
福岡市内でダイエットにお困りの方は、お気軽にご相談ください^_^

フィットネスブームにあやかってか、赤身の牛肉も流行っていますね。

大手チェーン店をはじめ、たくさんの飲食店が赤身牛ステーキをメニューに加えています。

ダイエットやボディメイクを行っている人にとってはありがたい世の中だと言えます。

が、赤身の牛肉ならば何でもいいかというと、そうではないのでちょっとだけ注意が必要です。

今回は赤身牛肉について書きます。

加工肉に注意⚠

私も飲食店で赤身牛肉を食べることがあるのですが、意外と多いと感じるのが加工肉です。

ステーキというと、肉を程度な大きさ・厚みにカットしてそのまま焼いているのが一般的なのですが、中には

端肉を繋ぎ合わせた”結着肉”
牛脂を肉に注入して柔らかくした”インジェクションビーフ”
肉を調味液に漬け込んだ”漬け込み肉(そのまんま)

など、意外とたくさんの種類の加工されたものがあります。

異常なほど柔らかかったり、驚くほど安い価格だったりする牛肉は加工肉の可能性があります。

飲食店によっては、「この牛肉は加工してあります」と説明書きを加えているところもあります。
(一時期、加工肉をそうじゃないっぽく提供して偽装と注意を受けたお店もありましたね)

加工肉が悪いというわけではないのですが、脂質や添加物など余計なものが加えられている可能性があるので、ダイエット中は出来れば避けた方が良いです。

ま、安かろう悪かろうではありませんが、そもそも値段の高い牛肉の赤身がステーキという手間を加えたうえで破格で売られていること自体がおかしいんですよ。

穀物牛(コーンフェッドビーフ)は脂の質が悪い

スーパーなど日本で流通しているお肉の大半は穀物牛です。

穀物牛とは、カロリーの高いコーンなどの穀物を食べて育った牛です。カロリーが高いので成長が早く、脂も適度に入るため、ほとんどの畜産農家は穀物をエサとして与えます。

穀物牛の脂はあまりカラダに良いものではなく、太りやすいと言えます。主に与えられるコーンも遺伝子組み換えの可能性が高いので、よりカラダには良くないです。

「いやいや、赤身しかたべませんから。」とおっしゃる気持ちはわかりますが、牛肉は赤身だけを食べているつもりでも筋肉の間にどうしても脂が入るので同時に脂質も摂取しています。

とはいえ、流通している大半が穀物牛である以上、避けようがないのも事実です。外食のステーキではほとんどが米国牛でしょうから。
(高いお店では国産牛かもしれませんが、国産でもほとんどが穀物牛です)

和牛に至っては、、、もはや糖尿病状態ですのでそりゃ穀物でブクブクに太らされていますよね。ま、和牛は赤身じゃないのでダイエット中の人には関係ないですよね。

食べるなら牧草牛(グラスフェッドビーフ)

ダイエット中や健康を考えるのであれば、出来るだけ牧草牛を食べてください。

最近、グラスフェッドビーフという名前で割と流行っているように感じます。
(グラスフェッドビーフ=牧草牛のこと)

スーパーで牛肉を買うなら、オーストラリア産(オージービーフ)かニュージーランド産を買うと良いです。

ただ、現地で育っていた時は牧草を食べていたのに、輸出する直前、もしくは国内に入ってから穀物を与えているケースもあります。
(日本人全体で見ると脂身が好きなので穀物を与えて脂身を増やす狙い)

こだわり系のスーパーなどでは、「グラスフェッドビーフ」と堂々と表記してあるものもありますので、それなら間違いなし。

大手スーパーであればイオンの「タスマニアビーフ」がオススメです。身近で手に入るのは嬉しいですね。

外食のステーキだとよほどこだわったお店でなければ牧草牛は扱っていないと思います。

福岡市内だとここがオススメ。値段も手頃ですよ。

まとめ

赤身だからといって安易に飛びつくのはオススメしません。

特に加工肉には要注意。慣れていないと違いがよく分からないので食べてしまいがちです。

分かった上で食べるのはいいのですが、ヘルシーと思い込んで食べ続けて太ってしまうケースも考えられます。

加工肉の表記がないか、異常なほど柔らかくないか、値段がおかしくないか、今一度意識してみてください。

穀物牛か牧草牛かは、選択できる状況かどうかによりますので、周りに穀物牛しかなければ仕方なし。出来るだけ赤身を食べて脂身は極力カットするよう心掛けてください。

ダイエットは効率良く。食材の知識も大切ですよ。

あ、私は前職が食品の開発で食肉も担当していたので割と詳しいんですよ。
(ちなみに、日本で一番安全基準が厳しい食品会社でした)

ではでは。