福岡のダイエット専門パーソナルトレーニングジムの「TRYCE」の田中です(^^)

私は前職(日本で一番安全基準に厳しい食品会社の開発)の影響もあり、栄養学が大好きです。

というと気持ち悪がられるのですが、本当に好きでいつも栄養系の本ばかり読んでいます。

もちろん、栄養の知識を付けて「お客様のダイエットのお役に立てれば良いな」という想いもあるのですが、それを抜きにしても大好きで、もはや趣味です。

栄養の理論ってパズルみたいで面白いんですよ。

落語で有名な、風が吹けば桶屋が儲かる、みたいにある栄養素を摂取すると、全く関係の無さそうな別の栄養素の効き目を良くし、その栄養素が効くことでまた別の栄養素の効果がアップする、みたいな感じです。

ビタミンDとカルシウム

ビタミンDを摂取するとカルシウムの吸収率が上がる、というのは聞いたことあるのではないでしょうか?
そのビタミンDは紫外線の作用によって人の皮膚でも作られるため、日光を浴びる機会が少ないとビタミンDの必要量が増えちゃうんです。
つまり、日光を浴びる⇒ビタミンDが作られる⇒カルシウムの吸収が上がる、ってなわけです。面白いでしょ?

ビタミンCと鉄

他には、ビタミンCを摂取すると鉄の吸収率が上がります。
ビタミンCと鉄って全然関係ない感じのに、一緒に摂取すると相乗効果をもたらすわけです。
特に女性に多いと思いますが、貧血気味で鉄分をたくさん摂取している人はビタミンCも一緒に摂取してくださいね。
(鉄は「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」とに分けられ、ヘム鉄が吸収率が高いです。鉄について詳しくは後日書きます)

まとめ

他にも上記のような別の栄養素同士の相乗効果はたくさんあります。

書き出すとキリが無いので、詳細は個別の栄養素ごとに後日書いていきます。

今回知っていただきたいのは、栄養というのはそれぞれを同時に摂取することで単体で摂るよりも効果的だということ、そしてそれを知らないことは非常にもったいないということ、です。

よって、偏った栄養摂取だともったいないってことなのです。出来るだけいろいろな種類の食材を食べて様々な栄養素を摂取していきたいですね。

もちろん食材からすべての栄養素を摂取するのは至難の業です。肉も魚も卵も乳製品もたくさんの種類の野菜も、毎日食べ続けるなんてことは不可能です。

食事からが難しければサプリメントからでも良いと思います。サプリメントであれば栄養素名が記載してあるので、自分が不足している栄養素をピンポイントで選んで摂取できますからね。

どうせ栄養を摂るなら効率的にカラダに役立てていきましょう。

ではでは。