福岡市中央区のダイエット専門パーソナルトレーニングジム「TRYCE」の田中です(^^)
最近寒くなってきたと思いきや、今日は本当に暑かった!
昼間はずっと半袖(&汗だく 笑)で行動していましたが、さすがに今日は変な目では見られませんでした(^^)
毎日これぐらいだと過ごしやすいんですがねー。
カラダの情報諸説あり
ダイエットをはじめとした、カラダに関する情報は本当に諸説あります。
一方では、「〇〇はダイエットに効果的!」という賛成意見があれば、もう一方では「〇〇で痩せる科学的根拠は無い!」と否定する意見が出てきます。
「一体全体どっちが正しいんだよ!」と憤りを感じるかもしれませんが、これは至極当たり前のことです。
だってとある栄養素が人間のカラダの中で、どのような働きをするのかなんて分かりません。
もちろん大まかには分かっていますよ。
例えば、ビタミンB1を摂取すると、糖質をエネルギーとして利用しやすくなる、ってな感じ。
ですが、厳密に言えばこの効果効能がハッキリと目に見えるわけではないので、本当にそうなのか、そうだとしたら摂取していない時や摂取量が少ない時と比べてどの程度結果が変わるのか、などが証明しにくいです。
そもそも人によって代謝の結果が異なるという個人差が生じてしまうため、もっと分かりにくくなります。
同じ人でも、その日のコンディションや食べ合わせなどによって効果は変わるでしょうしね。
結果の大小だけ見てもそれだけバラつきが出ますし、栄養素によっては「0か100か」のような、その人その人の意見や考え方によって結果が全く変わるものもあります。
コラーゲンの場合
女性が大好きな「コラーゲン」なんて最たる例です。
「コラーゲン」はタンパク質の一種であり、口から摂取されたコラーゲンは消化器官で消化・分解されて「アミノ酸」をいう最小単位まで砕かれます。
その後、小腸で吸収されて体内に入ってきますが、その後コラーゲンとして再合成される確率は天文学的な低さです。
よって、コラーゲンは経口摂取(食事やサプリメントからの摂取)しても意味が無い、という意見があります。
一方、最近の研究結果でコラーゲンが分解されて出来たアミノ酸を摂取したマウスが、それを摂取していないマウスよりも皮膚機能の障害が抑制された、というものがあります。
つまり、コラーゲンの経口摂取は無駄ではない、という意見です。
これ、どっちが正しいかなんて分かりっこない議論なんですよね。
というより、「どっちも正しい」としか言えません。
おそらく意味無い派からすると、
「いやいや、マウスじゃんwそもそも障害を抑制しただけで回復まで至ってねーじゃん」
と言った意見が出ると思います。
それはごもっともですが、個人的にはそれ(意味無い派の意見)をも理解したうえで、一縷の希望を見出す意味でコラーゲンサプリメントを飲むのは全然アリだと思います。プラシーボ効果も期待できますしね。
(コラーゲン摂取の名目でモツ鍋や豚足など、ハイカロリーな食べ物を食べて太ってしまうのは本末転倒だと思います)
とはいえ、意味無い派の意見もごもっともですから、過度の期待はしない方が良いと思います。
このような事実はサプリメントメーカーからすれば公表するわけありませんからね。
コラーゲンサプリメントの市場規模は500億~600億円にものぼると言われています。
それだけ世の中の関心が高いものですので、やはりその効果効能についてはよく調べて理解しておく必要があります。
自分でしっかり判断する
コラーゲンに限らず、ご自身が摂取するものがどういったものなのかは知っておくに越したことはありません。
食べたものが自分のカラダを作るわけですからね。
諸説ある情報に惑わされず、効果効能を理解したうえで自分が納得したものを食べる(摂取する)ようにしましょう。
ではでは。