福岡市中央区のダイエット専門パーソナルジムTRYCEの田中です!
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ダイエット中の肉選び

ダイエット中は、カロリーが不足した状態になるため、筋肉の現象を最小限に抑える必要があります。

そのためには、タンパク質をしっかりと摂ることが必要だということは、前回お伝えしました。

タンパク質を効率よく摂取できる食べものといえば、「お肉」ですね。

ただし、お肉の選び方(種類や部位)を間違えると、タンパク質は摂れたとしても、同時に脂質を摂取してしまい、カロリーオーバーを引き起こしダイエットのはずが逆に太る、という悲惨な結果になることもしばしば・・・(*_*;

お肉は確かにタンパク質源としては超優秀です。だからこそ、選び方が必要になるのです。

では、ダイエット中の正しいお肉の選び方とは?

ダイエットに最も適している「鶏肉」

ダイエット中にオススメなお肉は、「鶏肉🐓」です。

ダイエットを始めると、ササミや鶏むね肉をたくさん食べる人も少なくないですよね。

「鶏肉=ヘルシー」というイメージは、すっかり定着したのではないでしょうか?

ただ、鶏肉でも部位によっては、ダイエットの敵となるものもあります⚠

例えば、鶏皮。これは非常に太りやすいです。

理由は、脂質の塊だから超高カロリーになるからなんです。

鶏肉は皮下に脂肪が付きやすい性質があります。いわゆる皮下脂肪というやつです。

脂が集中している皮は、確かにジューシーでおいしいのですが、やはり太りやすいと言えます。

ダイエット中は、鶏皮は食べない方が無難です。というか、NGです🙅

例えば、鶏むね肉も鶏もも肉も、皮を剥ぐだけでカロリーは一気に落ちます。

鶏むね肉に関しては、筋間(筋肉の隙間)に脂肪が入り込まないため、皮の下以外には脂肪は付きにくい構造になっています。

そのため、皮を剥ぎ、皮の周辺の脂肪を取り除けば、ほぼすべての脂質を取り除くことが出来ます。

鶏もも肉に関しても、筋間に脂肪が入り込むため完全除去は難しいですが、鶏皮を除去することで大部分の脂質を取り除けます。

ジューシーで太りやすいイメージの鶏もも肉でも、鶏皮を剥げばダイエット中でも食べてOKということになるのです(^^)/

【田中的】鶏肉の部位ごと評価

ササミ・・・◎
鶏肉の中でも最もダイエットに適した部位です。胸むね肉の一部で、鶏肉のヒレとも言われます。
脂質がほぼ無く、食感もしっとりと柔らかいため、非常に食べやすいです。
中央に固い筋が走っているので、食べる際は除去すると口当たりが良いと思います。
鶏むね肉・・・◎
皮とその下の脂肪を取り除けば、ササミと同じく脂質が非常に少ないため、ダイエットに適した部位です。
淡白な味わいとパサパサした食感が飽きやすいので、調理で工夫して飽きを防ぐことが継続のポイントとなります。
鶏もも肉・・・〇
ジューシーでコクがあり、とっても食べやすい部位です。
筋間に脂肪があるものの、皮を剥いで目に見える脂肪を除去すれば低カロリーになります。
焼くのはもちろん、煮込むとホロホロになるので、煮込み料理にはもってこいです。
ササミや鶏むね肉に飽きた時には、鶏もも肉も食べてOKです。
砂ずり(砂肝)・・・◎
鶏の胃の一部です。コリコリとした食感が特徴的な部位です。
こちらも脂質が非常に少なく、タンパク質が豊富なのでダイエットには適しています。
両端に白くて固い部分がありますので、気になる方はそこを外して食べると食べやすいです。(もちろん食べられます)
炒め料理が一般的ですが、私は圧力鍋で煮込んで柔らかくする食べ方を強くオススメします。
肝(レバー)・・・〇
ねっとりとした食感と濃厚な味わいの部位です。
意外にも脂質は少な目で、タンパク質も多いためダイエットには適しています。
鶏のレバーは生食もOKなため、刺身やレア焼、煮込みなど様々な食べ方で人気ですね。
私たち夫婦も鶏肝が大好きで、減量中はたくさん食べています。鉄分補給にもなりますしね。
せせり・・・△
首のお肉で、ジューシーで美味しいのですが、脂質が若干多いためダイエット中は微妙です。
焼き鳥など、脂が落ちる調理法であればまだいいのですが、鉄板焼きなどは脂をそのまま摂るのでNGです。
ゆるめのダイエットでなければ、食べない方が無難です。
手羽先&手羽元・・・✕
どちらも安価で人気の部位ですが、皮を剥ぎにくい構造のため、ダイエットには適していません。
皮が残る=脂質が高いので、伴ってカロリーも高めです。
軟骨・・・△
ひざ軟骨とヤゲン軟骨があり、どちらも調理法によってはOKです。
まず、ひざ軟骨はから揚げで食べる場合が多いため、危険がいっぱいです。
ヤゲン軟骨は、周りに脂肪が付きやすいため、それらを綺麗に処理してあれば低カロリーです。
ハツ(心臓)・・・△
ハツ(心臓)は、下部分に脂肪が付着しており、それらを処理してあれば問題ありません。
上品な焼鳥屋さんなどは、開いて脂肪も取り除いている場合が多いですね。
丸のまま調理してあるものはカロリー高めなのでNGとなります。

※各部位のカロリーはじめ栄養価は、ネットで検索すればたくさん出てくるので割愛します^_^

引き出しを多く持つことも大切

どうでしょう?「ダイエット中=ササミor鶏むね肉」というイメージが先行しますが、こうして見てみると、意外と食べれる部位は多いですよね。

大切なのは、その部位の特長ダイエットに効果的な調理法を知ることです。

ダイエット中だからといって、毎日ササミと鶏むね肉だけだと確実に飽きて継続できません。

ダイエットで最も大切なことは、「継続」です。どのような優れた方法論でも続けられなければ意味がないのです!

鶏もも肉はササミや鶏むね肉に比べ、多少カロリーが高いかもしれません。

ですが、その人にとって続けられる要因になるのであれば、鶏もも肉を食べても全然OKなのです(^^♪

ダイエット中は当然食べられるものは限られますが、その中でも楽しみながら、味わいながら、ストレスをなるべく食べずに過ごすことも大切なのです。

ダイエットを頑張るのであれば、どうせなら楽しんじゃいましょう(^_^)

ではでは。