福岡市中央区のダイエット専門パーソナルジムTRYCEの田中です!
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前回は鶏肉について熱く語りましたが、今回は「牛肉🐄」についてお話します。

ダイエット=鶏肉のイメージが強いのですが、種類や部位選びさえ間違えなければ、牛肉も全然OKなんです(^^)v

かく言う私も牛肉好きなのでよく食べています。

まるで花びら。胸に飾りたい
ダイエットの新定番「赤身ステーキ」週1ぐらいで食べてます

【田中的】牛肉の部位ごと評価

ヒレ・・・◎
一頭からわずかしか取れない高級な部位です。
脂質が少ないのに、きめが細かな肉質で柔らかく人気があります。
牛肉の中では最もヘルシーです。
モモ・・・◎
赤身中心の部位です。
筋肉質な部位なので、少し固めですが脂質が少なくダイエットに適しています。
煮込みなど、柔らかく食べられる調理法がオススメです。
バラ・・・✕
いわゆるカルビと呼ばれる部位です。
焼肉でも人気ですし、牛丼などでもよく使用される庶民に愛される部位です。
たしかに美味しいのですが、脂質がものすごく高いのでダイエットには適していません。
ダイエット中は避けるようにしてください。
ロース・・・✕
サーロインとも呼ばれる高級な部位です。
こちらも焼肉などで人気の定番部位ですが、脂質が高いのでダイエットにはNGです。
どうしても食べる場合は、目に見える脂身は取り除いてください。
タン・・・△
タンはなぜかヘルシーなイメージを持たれていますが、脂質は高めです。
大きく分けて、タン元とタン先に分けられます。
タン元はさらに脂質が高いため、ダイエット的には危険です。高級なタンはタン元が多いです。
タン先であれば、網焼きなどで脂質をしっかりと落とし、レモンでさっぱりと食べればまだマシと言えます。
内臓・・・△
内臓は部位によってOKかどうかが分かれます。
OKなものは、レバー、ハツ、ミノ、センマイ、などです。脂質が少ないものですね。
NGなものは、小腸、大腸など、いわゆるホルモンですね。焼くと炎が舞うほど脂質が多いです。

牛肉の種類

上記の部位選びは何となく分かると思いますが、牛肉はそれと同じくらい大切なのは種類の選び方です。

ここが知っていなければ、ヘルシーなつもりで部位を選択しても、結果としてカロリーが高くなる、というケースもしばしば(^^;

一言で牛肉と言っても実はいくつか種類があり、今回は大きく4つに分けて説明します。

➀和牛

はい!みんな大好き和牛です(笑)

サシがたっぷりと入り、上質で甘みのある脂の味わいが特長的な高級肉ですね。

では、和牛とは何でしょう?日本で育てられた牛=和牛ということでしょうか?

それが違うんですね。

Wikipediaによると、

明治時代以前からの日本在来の牛をもとに、日本国外の品種の牛と交配して作られた品種群である。
具体的には黒毛和種・褐毛和種・日本短角種・無角和種の4品種を指す。

となっています。

つまり、上記の4種以外は和牛とは呼べません。

ちなみに、国内で流通している和牛のほとんどが黒毛和種です。高い焼肉屋さんで出てくるのはほとんどこれですね。

和牛は、ダイエット中は気を付けなければいけません。

というのも、脂質が非常に高いためです⚠

高級な証であるサシですが、これって脂なんですね。

シが入れば入るほど、脂質が高いということです。

そのため、ヘルシーな部位であるモモ肉やヒレも、和牛ですとカロリーがかなり高くなるのです。

つまり、美味しいのは分かっていますが、ダイエット中は和牛は食べない方が無難というわけです(/_;)

➁国産牛

国産牛とは、日本国内で飼育された牛のことを言います。

つまり、どこで生まれた牛でどんな品種の牛でも、日本で飼育された期間が最も長く、日本で加工された牛は国産牛となります。

現代の主流は脂質が多めの肉質なので、カロリーの高い穀物をたくさん食べさせて、脂質を増やしているものが多い印象を受けます。

ただし、国産牛は和牛に比べると脂質は少なめなので、国産牛を購入する際は部位を選べばダイエット中でも食べてOKだと言えます。

➂輸入牛(アメリカ産)

その名の通り、アメリカ産のお肉です。

アメリカは輸出を目的として牛を育てておらず、国内向けのものの一部を日本などの海外へ輸出していることになります。

そのため、海外の厳しい安全基準を超えようと育てていないので、少しだけ安全面が気になります。

ただし、日本の大手スーパーなどは独自基準が高いので、そちらに並んでいるものは安全と言っていいと思います。
(小規模店でもこだわっているところはたくさんあります)

外食産業に関しては、基本的には肉の情報を開示しません。

安すぎるステーキや焼き肉などは、そういう意味では個人的には怖いですね・・・。

外食産業もスーパー同様、大手ほど安全基準は高い傾向にあります。
(小規模店でもこだわっているところはたくさんあります)

アメリカ産の牛肉も、カロリーの高い穀物で育てられているケースが多いため、国産牛同様、ダイエット中は部位選びをしっかりと行ってください。

➃輸入牛(オーストラリア産)

個人的にダイエット中にオススメなのは、オージービーフです。

オーストラリアは牛肉の輸出が大きな産業となっています。

ヨーロッパや日本など、安全基準が厳しい国にもたくさん出荷しています。

つまり、厳しい出火基準を超えられる牛肉をたくさん作っているため、比較的安全なものが多いと言えます。

また、オージービーフの多くは、牧草を食べて育った牧草牛です。

近年ブームとなりつつある、「グラスフェッドビーフ」とは「牧草を食べて育った牛」を英訳した言葉です。

グラスフェッドビーフは、穀物を食べて育った牛に比べ、脂質が少なく赤身中心の肉質です。

また、わずかな脂質も良質で、穀物牛のものに比べると太りにくいと言われています。

日本ではまだまだ脂身が好まれるため、評価が低いこともあり、価格もリーズナブルなものが多いのも嬉しいですね。

ただ、少し固いことと、脂身が少ないことから、スーパーなどで売られていないことも多く入手しずらいです。

また、日本人の食味に合わせるため、わざわざ穀物を食べさせて太らせてから出荷されるものあります。

こだわり系のスーパーやネット通販であれば入手可能ですので、ぜひとも探してみてください。

本当にダイエット中はオススメですよ。

もう一つ深い知識を持つことが大切

どうでしょうか?

一言で牛肉といっても、たくさん種類があるのです。

そして、その種類によって、全く特長が異なります。

これに部位ごとの特長を合わせると、選択肢は本当に多様になります。

複雑ではありますが少しだけ深い知識を持っていると、ダイエットには非常に有利になります。

ぜひとも、今回の知識を役立ててみてください(^_-)-☆

ではでは。