福岡市中央区のダイエット専門パーソナルジムTRYCEの田中です!
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肥満の多くは糖質の摂り過ぎが原因

近年の糖質制限ダイエットのブームもあり、「糖質を摂り過ぎると体脂肪が増える」ということはもはや常識的になっています。

日本人の肥満原因のほとんどが、糖質の摂り過ぎによるものとも言われています。

たしかに、私の周りの太っている人の食生活を見ると、みんな糖質が好きで過剰に摂取している人ばかりです。

ではなぜ糖質を摂り過ぎると太るのでしょうか?

糖質が過剰になると太る、つまり「糖質過多=体脂肪合成」となるにはちゃんとした理由があります。

摂り過ぎた糖質の行く末➀~グリコーゲン~

食事などから摂取した糖質は、基本的にはエネルギー源として使用されます。
(車で言えばガソリン)

エネルギーとして使いきれなかった糖質は、ある程度の量は筋肉と肝臓へ貯蔵されます。

この、糖質を筋肉と肝臓へ貯蔵する時には、糖質を「グリコーゲン」という物質に変換してから貯蔵されます。

「グリコーゲン」は便利なもので、カラダが糖質を必要とする時に、再び糖質に変換してエネルギーとして使用されます。

「グリコーゲン」が増える分には太ることはありません。

摂り過ぎた糖質の行く末➁~体脂肪~

筋肉と肝臓へ貯蔵して、それでも余った糖質は、「血糖」になってカラダ中にウヨウヨと滞留します。

体内の糖質の濃度が高くなり過ぎると、体内のタンパク質が過剰になった糖質と結びついて化学反応を起こし、いろいろと悪さをしだします。

これはいわゆる「糖化」という現象で、よく老化の原因とも言われている怖いものです。
(他にも、動脈硬化や白内障など健康被害も引き起こすと言われています)

カラダはそれを防ぐために、摂り過ぎた糖質を肝臓で体脂肪へ作り変える機能を持っており、それにより過剰な糖質は体脂肪として蓄積されるというわけです。

つまり、糖質が体脂肪という完全に別の物質に変換されてしまうのは、カラダが糖質の毒性から身を守るための防衛反応によるものなのですね。

ちなみに、長年の糖質の摂り過ぎや肥満が原因でこの防衛反応が壊れてしまうと、「糖尿病」と呼ばれる病気になってしまいます。
(その場合はインシュリンを注射などで外から摂取して人工的に防衛反応を発生させる必要があります)

女性はグリコーゲンと体脂肪の合成速度が同じ

簡単にまとめると、エネルギーとして使用されなかった過剰な糖質は、「グリコーゲン」として筋肉と肝臓へ貯蔵されるか、「体脂肪」として脂肪細胞に貯蔵される、というわけです。

この「グリコーゲン」と「体脂肪」が作られる行為は、体内では同時に行われます。

男性の場合、グリコーゲンが作られる速度が大きいので、そちらが優先されます。
(体脂肪が作られるよりもグリコーゲンの方が作られやすい)

女性の場合、女性ホルモンの「エストロゲン」によって脂肪合成が促進されるため、グリコーゲンと体脂肪がほぼ同じ速度で作られます。

つまり、男性よりも女性の方が糖質が体脂肪になりやすいということです。

大切なのは理解すること

ホルモンの影響なので、こればっかりは「不公平だ!!」なんて嘆いてもどうしようもありません。

大切なのは、なぜそうなのかということを自分で理解し、そのうえで正しい行動をすることです。

糖質で言えば、太りたくない女性は特に糖質の摂り過ぎに気を付けるべきです。

糖質は過剰に摂り過ぎなければエネルギーとして使われるので太りません。

糖質で太る人は、単純に摂り過ぎているからなのです。

主食(ごはんやパン)が食べたければ甘いものは控え、甘いものが食べたければ主食を減らす、このように調整すればある程度は食べながらでもダイエットは成功できます。

一日のトータル量でオーバーしなければ大丈夫なのです(^^)/

まずは自分が食べている糖質の量を計測し、それが多いのか少ないのかをカラダの変化と照らし合わせて判断し、正しい量へ調整していきましょう。

どのような食事をすればいいのか分からない方は、いつでもお気軽にご相談くださいね☆

全力でサポートさせていただきますよ(^O^)

ではでは。