悩めるおっさん

春が近づくこの時期になると、とある衝動に駆られます。

それは、「日焼け」です。

夏に向け、このまっちろけのボディを健康的な褐色に染め上げたくなるのです。

私はボディメイクの大会に出場していた時は、ほぼ一年中日サロで焼き続けていましたので、良い色に焼くノウハウは存分に持っています。

が、もう良い歳のおっさんですからお肌のダメージが心配なわけですよ。

どうしても日焼けするとシミやそばかすの原因になりますからね。

このまままっちろけでいくべきか、多少の犠牲は覚悟で褐色ボディでいくべきか、悩みは尽きません。。。

裏面表示要チェック

さてさて、皆さんはスーパーやコンビニで食品を購入する際、裏面の様々な表示は見ますでしょうか?

ダイエット中の方なら裏面表示のチェックは必須です。

まず見るべくは「栄養成分表示」ですね。

カロリーやらタンパク質やら炭水化物やら脂質などの含有量が記されているものです。

こんなやつ

この栄養成分表示は結構確認するという方は多いですが、なぜか皆さんカロリーだけを見る人が多いです。

それでも見ないよりはマシですが、その食品がどのような栄養素を持っているのかはカロリーだけでは判断できません。

むしろカロリーは半ばどうでもよくて、三大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)がどれぐらいの量で、どの割合で入っているかが重要になります。

先に添付した画像の栄養成分は、カロリーはたかだか344kcalですが、タンパク質がわずか3.5gしかなく、そのほとんどが脂質と炭水化物で構成されています。

これだとダイエットやボディメイクには適しておらず、食べるべきでない部類に入ります。

逆にたとえ500kcalのものでも、タンパク質量が多く、三大栄養素のバランスが良いものの方が食べるべきものなのです。

そう考えるとカロリーだけを見るという行為は危険です。

その食品の栄養素全体を把握し、今の自分に必要なのかどうかを判断することが重要になります。

原材料表示も忘れずに

次に見るべくは、「原材料表示」です。

その食品はどのような材料で作られているのか、どのような添加物が含まれているのか、を知ることも大切です。

こんなやつ

上の画像は一般的なウインナーの原材料表示ですが、実に様々な原料が使用されていることが分かります。

この原材料表示は、記載されている順が先なほど原料の割合が高くなります。

このウインナーで言えば、一番最初に「豚肉」が来ているので豚肉が最も多く使用されているというわけです。

二番目に多く使われているのが、なんと「豚脂肪」です。

豚脂肪とは、読んで字のごとく豚の脂身ですね。

実はウインナーを作る際、わざわざ豚の脂身を追加で加えるんです。

しかも二番目に多く使っているわけですから、けっこうな量を加えます。

私が前職で食品の開発をしていた頃、とあるメーカーのウインナーの製造に立ち会ったことがありますが、えげつない量の豚の脂身を加えていてびっくりしたのを覚えています。

脂身を加える理由としては、まず「ジューシーさ」をアップさせるためです。

ウインナーをパキッと割った時にジュワッと肉汁が飛び出すシーンを見たことがあると思いますが、あれは溶けた脂が飛び出しているわけなのです。

また、脂身の方が原材料費が値段が安いので、原価を下げるために加えるというのも理由のひとつです。

メーカーからすると売り上げや利益重視ですので、消費者のダイエットなんて考えるわけもなく、惜しみなく豚の脂身が投入されているというなんとも無慈悲なものなのです。

必然的に脂質が高くなり溜め、低脂質ダイエットを行う場合はウインナーは厳禁ってことですね。

また、原材料を見るとウインナーって実にたくさんの添加物が使われているということがわかります。

その辺りを気にしている人にもあまりオススメはしません。
(個人的にはこのような添加物まみれのものは食べません。少し値段は高くなりますが、添加物が極力少ないものを生協などで購入しています)

次に一般的なカレールウの原材料表示も見てみましょう。
今度はなんと、一番最初に「植物油脂」が来てます。

カレールウの主原料は油だったんですね。

そりゃ油たっぷりのルウを白米にかけて食べたら、「脂質」+「糖質」で太るに決まってます。

カレー粉からカレーを作る場合はこの植物油脂は避けられますので、かなりヘルシーになるためオススメです。

また、最近は脂質を大幅にカットしたカレールウも売っていますので、ダイエット中の方はそのようなものを選ぶと良いです。

当たり前ですが、それらを使ったとしてもご飯の食べ過ぎにはご注意くださいね。

カレーが太りやすい一番の原因は、ご飯が進んで糖質を摂り過ぎてしまうということですから。

まず裏面を見るクセを

といった感じで、食品を買うときはまず裏面表示をチェックする習慣を身に付けていただきたいです。

まずは「栄養成分表示」をチェックし、慣れてきたら「原材料表示」も見てみる。

自分や家族が食べるものがどういう栄養素でどういう材料なのか、普通に考えたら気になりますよね。

訳の分からないものはなるべくなら口にしたくありませんから、食べるものを知ることは大切です。

自分のカラダは食べたもので作られます。

なるべく良質なものを食べて、内も外も健康的なカラダを手に入れましょう。

ではでは。

 

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