自分の食事内容を把握する

私どものジムでは、毎回パーソナルトレーニングの開始5~10分間ぐらいを使って、お客様の食事の状況を確認させていただいています。

最近食べたものの画像やメモなどを見せていただき、それについて「答え合わせ」を行ない、食事への理解度を高めていただきます。

これがまたかなり効果的で、実際にご自身が食べているものがダイエット的に正解か不正解かがわかると、以降の食事内容の改善に大きく役立ち、ダイエットをより効率的に進められるわけです。

自分が「どのようなもの」を「どのタイミング」で「どれぐらいの量」食べているのか把握できている人はかなり稀です。

人間は忘れてしまう生き物ですので、正味3日以上前の食事内容なんて覚えていない人がほとんどです。

真剣にダイエットに取り組んでいる人や、病気などで食事が制限されている人であれば多少は覚えているかもしれませんが、それでも詳細まではとてもじゃないですが覚えられません。

自分が食べているものの内容が把握できていないのに、それをどう改善していけばいいかなんてわかるわけがありません。

そうなると感覚に頼ったダイエットを行なうことになり、痩せるものも痩せれなくなるというものです。

「現状の改善」のためには、まずは「現状の把握」から始めなければなりません。

記憶より記録

まずは自分が食べているものを記録しましょう。

最近は食事記録専用のアプリがたくさん出ていてそれを使う人もいますが、入力が面倒なものは避けるようにしてください。

手入力でたくさんの情報を打ち込まなければならないようなものは、アクションが多すぎて継続率が下がります。

食事記録も継続が重要になりますので、いかに手がかからないかを考えながら行なう必要があります。

おススメは食べる前に食事の写真を撮ることです。

写真さえあれば何となく自分が食べているものの質や量、加えて食べた時間などが明確になりますので、あとから見返す分には画像で十分です。

私どものジムでも、お客様には食事の画像の記録だけをお願いしています。
(3食に加えて間食もすべて)

慣れてくると食事画像を見るだけで、大体の三大栄養素(タンパク質、炭水化物、脂質)やカロリー量を推測出来てきます。

そうして記録した食事内容を客観的に見て、

・タンパク質は目標量を摂取できているか
・炭水化物(糖質)が多すぎないか
・脂質は良質なもの以外抑えられているか
・ジャンクフードなどの無駄なものを食べ過ぎていないか
・お酒のつまみは適正なものか

などを判断して、間違いがあれば改善していきます。

なんちゃってヘルシーの打破にも

また、私どものジムの場合ですが、こうして答え合わせをしていくと「ヘルシーなイメージだけどヘルシーじゃない食べもの」を食べてしまっているかが浮き彫りになり、なんちゃってヘルシー食を打破できます。

「豆乳」が良い例で、豆乳はなぜかヘルシーなイメージが定着していてダイエットのために飲んでいるという人がいます。

豆乳の味がどうしても好きで嗜好品として飲んでいるでのあれば別ですが、ダイエットやボディメイクに良かれと思って飲むのは危険です。

確かに豆乳はタンパク質を含んでいますが、脂質が高いため伴ってカロリーも相当なものです。

「豆乳クッキー」や「豆乳プリン」なんて聞こえはヘルシーですが、実態は普通のものと何ら変わらないものがほとんどです。

他は「ナッツ類」や「ドライフルーツ」、「豆腐」や「納豆」などもそうですね。

今回は詳細は割愛しますが、これらをいくら食べても太らないと勘違いしている人がいますので、それらを正すためにも食事記録は欠かせないわけです。

「そんなに食べてないのに太る」とお悩みの方は、ご自身の食事内容の把握をおススメします。

現状を改善するにはまず原因を知らなければいけません。

必ず大きな成果が出ますので、是非ともお試しあれ(^^)

ではでは。

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