いよいよ夏本番

福岡では先日、3年ぶりに博多祇園山笠が実施されました。

コロナの影響で2年もの間実施できずにいましたから、今年はとっても盛り上がっていたようです。

山笠が終わるといよいよ夏本番って感じですね。

どうせあっという間に過ぎ去ってしまうでしょうから、今年こそは夏らしいことをしたいもんです。

そんな中、またコロナが増えてきていますね。

正直「またか」という思いしかありませんが、私どもに出来ることは引き続き感染対策を徹底していくしかありません。

本当に長いですね。。。

言うのも飽きましたが、一刻も早い収束を願うばかりです。

PFCバランスとは

最近、お客様にPFCバランスについての質問をいただくことが増えてきました。

トレーニングをガッツリ行っている人だけでなく、筋トレ初心者のような方からも、です。

ちなみにPFCとは、

P=Protein プロテイン(タンパク質)
F=Fat ファット(脂質)
C=Carbohydrate カーボハイドレート(炭水化物)

のことを指します。

つまり食事におけるPFCバランスとは、その食事の三大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)のバランスのことを言っているわけです。

主流になりつつあるPFCバランス

いつからかこの「PFCバランス」という言葉はメジャーになり(有名な筋トレYouTuberの影響?)、いまやちょっと詳しい人ならカロリーよりもPFCバランスでその食事の是非を判断するみたいです。

たしかに食事の総カロリーは、各栄養素の持つカロリーの合計値でしかなく、所詮は結果論的なものなのであくまでも参考値でしかありません。

それと比べれば三大栄養素の比率を表すPFCバランスは、たしかにより参考にすべき数値だと言えます。

でもね、これまたもっと深堀して考えるべきだと私は思います。

というのも、理想的なPFCバランスの食事があるとして、それが完璧かどうかはまた別の話です。

バランスも重要ですが内容はもっと大事

なぜならP、F、Cともにどのような内容のものを食べているかでその良し悪しが変わるからです。

P(タンパク質)で言えば、摂取したものが動物性なのか植物性なのか、動物性の場合であればエサはどのようなものを食べて育ったのか、加工段階で余計な添加物が入っていないか、などで同じタンパク質量でも内容は大きく変わります。

F(脂質)は実に様々な種類があり、ものによって体脂肪として蓄積されやすい脂質もあれば、エネルギーとして効率的に使用されて太りにくい脂質もあります。

例えば、F(脂質)の一日の摂取量を30gに設定している人がそれを守ったとしても、その脂質が太りやすかったりカラダに有害なものであればそれは間違いと言えるのです。

C(炭水化物)も同様で、糖質には大きく分けて「ブドウ糖」と「果糖」の2種類があり、どちらをどれぐらい摂取したかが重要になり、トータルのC(炭水化物)の摂取量の重要性はその後になります。

もちろんPFCバランスを気にすることは基本的なことでありボディメイクにとっては大切なことですが、それらの質まで気にしなければ、本当に自分にとって良いものを摂取できているかの判断はつきません。

本質を見極める

キャッチーで使いやすい言葉に踊らされず、そのものの本質を見極めてもっと深堀して考えるようにしなければいけません。

私たちのカラダは食べたもので作られるわけですから、食べ物のことに関してはそれぐらい慎重になるべきです。

PFC、PFCと表面だけを気にするよりも、自分がどのようなものを食べているのか、それらは自分のカラダに適しているのかを考えると、ダイエットもボディメイクも健康面でもかなり有利になりますよ。

頑張りましょう。

ではでは。