ダイエットに超重要な夕食

ダイエット中の食事でかなり重要なのが「寝る前の食事(=夕食)」です。

一日栄養バランスがいくら優秀でも、夕食の量や質、タイミングが間違っていれば痩せることは難しく、下手すると栄養価的に問題が無くても太ります。

それぐらいダイエットにとって食べる夕食は重要で、逆に言えば夕食をコントロールできればある程度食事が乱れても痩せることは可能です。

夕食は早めに済ませること

ではどのように夕食を意識すればいいのかというと、至極当たり前ですが「早めに食事を済ませる」ことです。

もっと具体的に言うと、寝る4時間前には食事を済ませると理想的です。

23時に寝るとすれば遅くとも19時には夕食を済ませたいです。

しかし、この忙しい現代で毎日規則正しく19時までに食事を終えることが出来る人がどれだけいるでしょうか。

普通の会社員の人はとてもじゃないですが難しいと思います。

ましてや残業が多い人なんて不可能に近く、現実的ではないわけです。

それでもダイエットを成功させるためには、無理だと分かっていても食事の時間は考えなければいつまでたっても痩せることが出来ません。

22時から食事をし、しっかりと食べてその後すぐに寝るような生活をしていれば、ほとんどの人は太ります。

それどころか食べたものの消化のため胃腸が休まらないので、睡眠の質が悪くなって代謝も落ちてしまい、不健康まっしぐらです。

悪いと分かっていても物理的に不可能な場合、非常にジレンマを感じますね

遅い夕食の対処法

そこで、遅い時間に夕食を摂る場合のダイエットにおける注意点と対処法をお伝えします。

➀炭水化物は食べない
まず鉄則として、遅い時間帯は炭水化物を抜くことを意識してください。
炭水化物(糖質)はカラダにとってのガソリンであり、消費できる環境下であれば太りませんが、寝る前は基本的にエネルギーをそんなに使用しませんので余ってしまいます。
余った分は体脂肪に変換されやすくなるため、そもそもエネルギー摂取の必要の無い寝る前の食事については炭水化物は食べないようにしましょう。

➁なるべく消化の悪いものを避ける
寝ている間はカラダを休める時間ですので、できる限り消化の作業を行いたくありません。
完全にゼロにするには食べないことが一番ですが、それが難しい場合は極力消化の悪い食べ物は避けてください。
油(脂)は栄養素の中で一番消化に時間がかかりますので、寝る前の食事は脂質を避けることをおススメします。
また、生のタンパク質も消化に時間がかかるので、タンパク質は火を通したもの、さらにできれば細かく砕かれたもの(ノンオイルのツナなど)を食べると良いです。

➂固形物は避ける
痩せたいのであれば寝る前の食事は固形物を避けることを強くおススメします。
寝る直前に空腹を満たすための食事は、スープやプロテインなどで済ませられるとダイエットに非常に効果的です。
特にスープはあたたかい液体ですので、満腹中枢が刺激されやすく意外と物足りなく感じてもあとから満足感が得られます。
炭酸水でお腹を膨らませるのも空腹を紛らわせるのには有効です。

とこんな感じで実にシンプルな対処法ですが、ダイエットにはかなり有効です。

夕食を制する者はダイエットを制す

実際、夕食をコントロールできればダイエットの成功率は非常に上がりますし、逆に太ってしまう原因のほとんどが夕食です。

私も休みの日などたまに昼から暴飲暴食をしてしまうことがありますが、その後の夕食をかなりストイックに調整すればほぼ太ることはありません。

それぐらいダイエット成功には夕食がカギになりますので、痩せたい人は今一度夕食だけでいいので頑張ってコントロールしてみてください。

毎日が難しければ平日だけ頑張って、週末などはある程度ゆるめるなどメリハリを付けるのもありです。

夕食を制す者はダイエットを制す

必ず結果は付いてきますので、是非とも頑張ってみて下さい。

ではでは。