太りやすい季節の到来

9月も終盤に差し掛かり、やっとこさ涼しくなってきましたね。

朝晩なんかは半袖だと少し冷やっとするぐらい。

いよいよ本格的に秋がやって来ますね。

先日、スーパーで新サンマが売られていて、それが身が太くて脂が乗っていそうなのに例年よりも安い値段で思わず購入しました。

案の定とっても美味しいサンマで大満足、遅ればせながら今年初めての秋の味覚を味わうことが出来ました。

食欲の秋というだけあって、サンマをはじめ秋は美味しいものが増える季節です。
(私が最も好きな季節の到来です)

実に嬉しい限りですが、裏を返せば秋は「太りやすい季節」と言っても過言ではありません。

秋が太りやすい理由➀糖質過多

特に危険なのは「炭水化物(糖質)の過剰摂取」です。

秋といえば、新米(お米)、さつまいも、栗、ぶどう、柿、リンゴなど、たくさんの炭水化物が旬を迎えます。

コンビニやスーパー、飲食店などがこれらに乗じた商品を次々に投入してくるため、ついつい炭水化物をたくさん食べてしまいます。
(新米使用のお弁当、さつまいもや栗のスイーツ、月見バーガーなどなど)

最近は米不足が騒がれていますので、新米が流通するようになったら反動でたくさん食べてしまう可能性が高いです。

真夏の猛暑が落ち着いて、涼しくなってくるので食欲が回復してくるのもこの季節。

どう考えても夏に比べると食べる量が増えやすいので、やはり「食欲の秋」は太りやすいです。

秋に太りやすい理由➁基礎代謝の低下

また、あまり知られていませんが9月~11月の3か月間は、一年を通して基礎代謝が低くなる傾向があります。

最も低いのが10月で、年間の平均値より5~10%ほど低下すると言われており、カロリーで言えば実に50~100kcalも差が出るとされています。
(引用文献:島岡章他「基礎代謝の季節変動について」)

月間で言えば1,500~3,000kcalもの差が生まれ、これは何もしなくても体脂肪量が250g~400gも増えてしまう計算になるため決して見逃せません。

以上の理由から、秋は太りやすい季節であり、ダイエット中は気を付けなければいけません。

秋太りのおススメ対策法2選

ではどうすれば秋太りが予防できるのかというと、個人的には以下の2点をおススメします。

➀炭水化物(糖質)の加工品に注意
秋の味覚である、サンマ、秋鮭、サバ、ニシン、などの魚類は良質なタンパク質と脂質(DHA、EPA)が豊富ですので基本的にはたくさん食べてもらって問題ありません。
また、キノコ類やレンコン、ごぼう、なども食物繊維やビタミン類が豊富なのでたくさん食べてOKです。
気を付けるのは、お米(新米)、さつまいも、栗、ぶどう、柿、梨、などの炭水化物(糖質)になりますが、実はこれらも素材のまま食べるのであれば一般的な量であれば何の問題もありません。
先の述べた通り、これらを使った加工品(弁当、バーガー、スイーツ、お菓子など)が非常に危険になりますので、これらだけ気を付けていただければダイエットにさほど影響は無いと思います。

➁運動量を増やす(夏に比べて)
基礎代謝が落ちる季節だからこそ、運動量を増やして消費エネルギー量を増やす努力が必要です。
暑すぎて運動する気も起きなかった夏に比べ、秋は涼しくて運動のハードルが下がりますのでこのチャンスを活かすべきです。
運動と言ってもジョギングなど激しいものではなく、散歩レベルのウォーキングや無理なく行える筋トレ程度で十分。
オススメは通勤・通学時に歩く量を増やすことです。
電車なら1駅、バスなら1停分歩くだけでも効果的ですし、通勤・通学なら毎日のことですので長い目で見れば効果は絶大です。
(私も自宅からジムまで毎日40分の道のりを歩いて通勤していますがすっかり慣れて習慣になっています)
より習慣的に行えるやり方で運動量を増やしていきましょう。

さらに危険な冬に備える

秋が終ればまたまた太りやすい冬がやってきます。

冬は何かと食事会や飲み会が増えることと、寒いので夏のように運動量が落ちやすいため太りやすいです。

つまり、比較的運動しやすい秋はその前に調整を行うチャンスの季節とも言えるわけです。

今回お伝えした秋太り対策をしっかりと行い、冬に備えて体重の貯金を作っておきましょう。

この時期は「運動の秋」ともあって、私どものようなパーソナルトレーニングジムでもキャンペーンを行うところは多いので、それを活用するのもアリだと思います。

私どもも例に漏れず、期間限定のお得なキャンペーンを実施しておりますので、福岡市中央区にお住いの方でダイエットをお考えの方は是非ともご利用ください。

太りやすい季節だからこそ、頑張って周りに差を付けましょう。

ではでは。