来週からは秋の訪れなるか
9月も終盤に差し掛かろうとしていますが、相変わらず暑い日が続いております。
先日熊本の天草までプチ旅行へ行ってきましたが、まあ暑い暑い。
何もしなくとも汗が噴き出るぐらいで、海辺を見ると海水浴をしている子供たちでいっぱい!(天草にはクラゲはいないのか?)
暦の上では秋中盤ですが、まだまだ夏ですね。
来週からは少し涼しくなるみたいですので期待したいです。
無意識に食べ過ぎていませんか?
さて、本日のブログは「無意識食い」についてです。
無意識食いとは私が作った造語でして、意味としては「自分では覚えていないけど無意識的に食べ過ぎている状態」を指します。
人は自分が食べたものをなかなか記憶しません。
ほんの3日前に食べたものを明確に認識している人は少ないように思います。
私どものジムのお客様に聞いてみても、ハッキリと答えることが出来る方は極僅かで、ほとんどの方が間食どころかメインの3食すら覚えていません。
これはそもそも仕方のないことで、自分が食べているものに「意味」を見出していなければ記憶に残すことは非常に困難です。
例えば、プロのアスリートなどは食べ物がすべて自分の成績に直結することが分かっているので毎日の食事を記憶(把握)しているでしょう。
また、(プロと比較してはとてつもなく恐れ多いですが)私もそうでしたがボディビルのような大会に出場する際の減量でも、自分が食べているものをしっかりと記録&記憶します。
そうすることで自分が目標としている体脂肪(体重ではなく)に向けて、今の食事が合っているのかどうかを結果を見ながら調整出来るわけです。
自分が何を食べているのか分からなければどうしようもない
むしろ自分が何を食べたかが分かっていないのに、自分が理想とするカラダになることは不可能に近いです。
レゴブロックを例にとると、レゴで消防車を作ろうとする際、それに必要なパーツを集めて作りますよよね。
適当なパーツを集めたところで、それから消防車が完成する可能性は奇跡が起きない限りゼロです。
自分自身のカラダも同様で、どのようなカラダになりたいのかを決めて、それに適した食事(レゴで言うパーツ)を摂らなければ完成するわけがないのです。
多くの人が自身の食べたものを把握できていませんが、それではダイエットが失敗してしまうのはいわば当たり前です。
まずは必要な食事内容を知ることと、自分の現状の食事がそれと合っているのか間違っているのか、それを把握することが成功への近道となります。
まずは簡単で良いので記録する
自身の食事内容を完全に記憶することは不可能なので、簡単でも良いので何かしらの記録を残すようにしてください。
写真の記録やメモでもなんでも、自分が記録しやすいものであれば構いません。
最近は食べた食事を入力すると詳細な栄養成分が表示される無料アプリもたくさんありますので、それらを活用するのも良いと思います。
が、個人的にはアプリに入力する手間がゆくゆく面倒くさくなってくると思いますので、手間のかからない方法が続けやすいかとは思います。
記録は毎日、毎食のことになりますので、出来る限りハードルを下げることが重要になります。
現状を知って対策を考える
頑張っているのに痩せれない人の多くは、自分が把握していない無自覚な範囲で何かしら過食を行っています。
私どものお客様でも「全然食べていないのに痩せられない」とおっしゃる人が少なくありませんが、実際に食事を記録していただくと意外と食べていることが分かります。
まずは自身の食事を記録&把握し、現状の改善点を見つけ、それに向けた対策を講じることが必要になります。
私どもをはじめ、多くのパーソナルジムではトレーナーがお客様の食事の確認を行います。
その際、お客様には写真やメモで食べてものすべての情報を記録していただきますので、それを基にアドバイスをさせていただくわけです。
パーソナルトレーナーはダイエットのプロですので、食事記録から対策を立てることは容易ですが、みんながみんなパーソナルトレーニングジムに通えるわけではありません。
食事の記録は自分一人でも行えますし、記録を取り続けるだけで自分がいかにダイエットにとって間違った食事をしているか理解するのは簡単です。
記録だけですとお金もかかりませんし、慣れてくると大した手間もかかりませんので非常に効率的なダイエット法と言えます。
なかなかダイエットの結果が出なくてお困りの方は、とりあえず騙されたと思ってご自身の食事を記録してみていください。
1週間も続ければ何かしら現状が理解できてきますので、まずは1週間頑張ってみて下さい。
1週間続けることが出来たら次は1か月間続けてみます。
1か月間続けばもう習慣化出来ているはずですので、それからは特に苦も無く続くはずです。
おのれを知ることがダイエットへの最大の近道です。
頑張りましょう。
ではでは。