自炊でなくても痩せることは可能

ダイエットには自炊が良いのか

最近ご入会されたお客様数人に、立て続けにされた質問です。

はっきり言いまして、ダイエット中は自炊がベストだと言えます。

「何を(食材や調味料)」、「どれぐらい(使用量)」、「どうやって(調理法)」が明確

だからです。

とは言っても、お仕事がお忙しかったり料理が苦手だったりで、自炊が難しい人も少なくありません。

その場合、当然ながら外食や中食(お弁当や総菜など)が中心になると思いますが、食べ方さえ気を付ければそれでもダイエットを成功さえることは可能です。

逆に言えば、気を付けるところを気を付けられなければ、なかなか難易度は高くなってしまいます。

外食や中食の場合、難しいのがダイエット向きのメニューがあまり無いということです。

なかには食材や調味料にこだわったヘルシー志向の飲食店やお弁当屋もありますが、総じて価格が高くなりがちで日常的に利用するのは現実的ではありません。

どのような点を気を付ければ日常使いのお店でもダイエット向けの食事が出来るのか、今回はそれをお伝えします。

ちなみに、ただの食事なのか、それともお酒を飲むのかで注意の仕方は変わってきますが、今回は食事のみの場合とします。

外食、中食は炭水化物パラダイス

結論から言うとずばり、

炭水化物の量を摂り過ぎないように気を付けること

です。

もちろん、三大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)の量や割合、使用させている食材や調味料の内容など気を付けるべき点はたくさんありますが、一般的な外食や中食で最も注意するのは炭水化物の量なのです。

なぜかというと、何も意識せずに食べてしまうと高い確率で炭水化物を摂り過ぎてしまうからです。

特にチェーン店はデフォルトのご飯の量が多い傾向にあり、牛丼屋だと並盛がだいたい250g程度、カレー屋だと普通で300gもあります。

また、弁当屋やコンビニも普通盛りで250g程度とこれまた多めの傾向です。

意外かもしれませんが回転寿司もご飯(シャリ)の量は少なくなく、1貫約16gと10貫(5皿)食べると160gにもなります。
(シャリは砂糖も使用されているので糖質量としてはもっと上がります)

定食屋やファミレスは普通盛りで180g~200g程度と、その他に比べると少なめに感じますが、「大盛orお代わり無料」だったり「食後のデザート付」だったりと、過剰に炭水化物を摂取しやすい条件が揃っています。

麺類も同様で、並であれば1玉で済みますが、大盛や替え玉の価格が非常に安価のため、ついつい炭水化物方に繋がりやすい状況です。

そもそも炭水化物は原価が極めて低く、提供する側しても安い原価で満足感を与えることが出来るため、外食や中食は炭水化物パラダイスになりやすいというわけですね。

まずは炭水化物を減らすor避ける

よほど肉体を酷使して消費カロリーを稼げる生活をしていない限り、これだけの炭水化物量を日常的に食べていては痩せることは非常に難しくなります。

ダイエットを志していて食事が外食や中食が中心という人は、まずはご飯の量を減らすことからはじめてみましょう。

・少なめやハーフサイズを頼む
・おかわりや替え玉はしない
・もったいないけど残す
・そもそもご飯を注文しない

など、意思を強く持って調整する必要があります。

ご飯の量は正直言って「習慣」の要素がとても強いので、逆に言えば少なめに慣れるとそこまで辛くないです。

慣れるまでは大変かもしれませんが、せいぜい3~5日間程度我慢すれば人間慣れますからご安心ください。

誰にでもすぐに出来て、なおかつ節約にも繋がって(小盛りやハーフサイズは少し安い)、そのうえ痩せられるという夢のような方法です。

明日からでもお試しください。

もう一度言いますが、辛いのはほんの数日ですのでそこは何とか我慢を。

頑張りましょう。

ではでは。