美容は内側(良質な食事)にあり

私事ですが、あと約2週間で41歳になります。

いきなり気持ち悪い発言になりますが、私はよく周りに見た目が年齢よりも若く見えると言っていただけます。

まあ別に特別若くいたいわけではないので、年相応で十分というのが本心なのですが、それでも若いと言ってもらえて悪い気はしません。

私はもうすっかりおじさんになった30代の後半ぐらいから、はじめてスキンケアというものを行うようになりました。

それまではお風呂上がりの化粧水すらしたこともなく、酔っぱらって洗顔すらせずに寝ることもしばしば。

それどころかボディメイクの大会に長年出場していたので、年中日焼けしまくりでお肌は常にボロボロでした。

それでも今はある程度ハリのある肌を保てていますし、シワも同年代と比べると少ないと思います。
(シミだけは日焼けの影響で多少あるのでシミ取りしています)

なぜなのか自分でも考えてみましたが、「良質な食事」を摂り続けているのが効果的なのではないかと思います。

美容には十分な栄養が必要だと言われていますが、私の場合は職業柄もあって自然と良質な食事やサプリメントなどで必要な栄養素をしっかり摂れていた結果、今に至っているのだと推測できます。

もちろんおじさんになってから始めたスキンケアも多少は効果があったのでしょうが、やはり外からだけでなく内側からもアプローチできたのが良かったです。

ほとんどの人が「いつまでも若くいたい」と願って様々なことを行っていると思いますが、多くの人が外側ばかりを意識して内側をないがしろにしているような気がします。

本日は美容やアンチエイジングの観点で、内側からのアプローチ(必要な栄養の摂取)がいかに重要かをお伝えしたいと思います。

食事と美容&アンチエイジング

当然ですが、私たちの肌、髪、爪、筋肉、その他カラダの細胞は、すべて私たちが食べたものから作られます。

食事からの栄養が不足すると、これらに必要な栄養が届かなくなり、肌荒れや髪のパサつき、筋肉の減少や爪のもろさにつながることがあります。

逆に必要な栄養を摂れていれば、ツヤのある肌、健康的な髪、ハリのあるカラダを維持することができます。

特に不足しがちですが、美容やアンチエイジングに必要不可欠な栄養素を挙げてみます。

タンパク質(肉、魚、乳製品、卵、大豆など)

肌、髪、爪、筋肉、骨、血液、血管、内臓などカラダのすべての細胞の材料になります。

キレイな肌を作るために欠かせない「コラーゲン」もタンパク質が原料となりますので、不足してしまうとお肌にダイレクトで悪影響が出ます。

私どものお客様にダイエットのための食事指導を行う際、タンパク質をしっかりと摂取するようにお伝えしますが、食事を改善されて2~3か月後には皆さん肌の調子が良くなると喜ばれます。

髪の毛が細かったり爪が薄くて割れやすいという場合も、タンパク質が不足している可能性があるので補充してあげると改善されてくると思います。

また、筋肉の最大の材料でもあるため、せっかく筋トレを頑張ってもタンパク質が不足していれば筋肉は付きにくくなりますし、何も運動していない人がタンパク質が摂れていなければメリハリのあるキレイなカラダを手に入れることはほぼ不可能になります。

兎にも角にも、美容にとって最重要栄養素であるタンパク質は意識して不足しないように摂取することをおススメします。

1日当たりの目標摂取量は、だいたい体重×1~1.3g程度を目安にすると良いです。
(はじめのうちは大変ですが頑張って慣れましょう)

ビタミンC(ブロッコリー、さつまいも、レモン、パプリカ、イチゴなど)

数あるビタミンの中で、美容にかなり影響があるのがビタミンCです。

シミやくすみを防いでくれたり、なんといってもコラーゲンの生成を手助けしてくれますので美肌に直結します。

よくビタミンCを含んでいる美容液や美容クリームを使っている人がいますが、それだけでは体内の代謝にまでは影響を及ぼしませんので、加えて食事かサプリメントで摂取することをおススメします。
(食事からだけだと正直厳しいのでサプリメントがおススメ)

ビタミンCは水溶性ビタミンですので、私は意図的にサプリメントで多めに摂取しています。

ビタミンE(卵、オリーブオイル、大豆、カボチャ、アボカドなど)

ビタミンEは活性酸素を抑える抗酸化作用が強いため、シワやたるみを予防するなどアンチエイジング効果があります。

また、血行を促してくれるため血色の良い、明るく透明感のある肌になります。

血行を良くなることで、頭皮に栄養が届きやすくなり、髪のツヤやコシをアップさせて美しい髪の維持にもつながります。

ビタミンEも食事から十分量を摂取することは難しいので、これまたサプリメントを活用すると楽です。

オメガ3脂肪酸(魚、エゴマ油、亜麻仁油、アボカドなど)

オメガ3脂肪酸は良質な油で、肌の潤いや髪のツヤを保つために欠かせない栄養素です。

体内で作ることができない「必須脂肪酸」なので、食事からしっかり摂ることが大切になります。

肌の細胞膜を強くし、水分を逃がしにくくする働きがあり、しっとりとしたツヤのある肌を作ります。

また、肌のハリを保つコラーゲンの分解を抑えるため、シワやたるみの予防にもつながります。

他にも抗炎症作用により血流を良くしてくれるため、髪の毛の質を高めたりむくみを予防する効果も期待できます。

タンパク質を摂る際に魚をたくさん食べればDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が摂取できますので、意識的に魚食を増やすと良いです。

とまあ他にも挙げ出すとキリがないないのでこれぐらいにしておきますが、とりあえず上記の栄養素は是非とも不足しないよう摂り続けていただきたいです。

外と内の両方からアプローチする

もちろん外からのスキンケアも効果的ですので、内側からの「食事改善」と並行しながら行ってください。

もし今現在で上記栄養素が不足している人は、2か月ぐらい頑張ってみるとかなりの変化を実感できると思います。

細胞は2~3か月程度で生まれ変わりますから、まずはそこまで続けてみてください。

上記栄養素はどれもサプリメント(タンパク質はプロテイン)がありますので、もしも食事から摂るのが難しいという人は有効活用されてください。

美容は外からだけでなく内からも。

是非ともお試しください。

ではでは。