カラダ改革にぴったりの季節
薬院・高砂・渡辺通・清川エリアのパーソナルトレーニングジムTRYCE(トライス)のブログへようこそ。
本日も、皆さまのダイエットやボディメイクに役立つ情報を、分かりやすく、そしてちょっと深掘りしてお届けしてまいります。
さて、季節はすっかり春。気づけば4月も後半戦に突入しました。
街ゆく人の服装も軽やかになり、薄手のシャツ一枚で外出できるような日も増えてまいりましたね。
となると、当然ながら気になってくるのが「夏までに身体を引き締めたい!」という欲望。
年中ダイエット中、という方もいらっしゃるかもしれませんが、この時期になると「そろそろ本腰を入れなければ…」と焦りを覚える方も多いのではないでしょうか。
実際、私どもパーソナルジムTRYCEでも新規のご入会・体験のお問い合わせがじわじわと増えており、ありがたいことに春は“プチ繁忙期”の様相を呈しております。
ところで、最近、街中でランニングをしている方や、公園でウォーキングをしている方を多く見かけませんか?
SNSやテレビでも、「自宅でできる簡単筋トレ」や「5分で脂肪燃焼!」といった特集が目立ちます。
それだけ「痩せたい」という需要は高まっているということなのでしょう。
しかし、ここで一つ、非常に大切なポイントをお伝えしたいのです。
“頑張る前に知っておきたい”ダイエット運動の落とし穴
努力することは素晴らしい。
でも、その努力が間違った方向に向いていたら?
せっかく汗をかき、時間を割いて運動しても、目指す成果につながらない。
そんな“もったいない”ケースが、実はよくあるのです。
その代表例が、「筋トレで脂肪を燃やそうとしている」パターンです。
体脂肪を減らしたいなら、有酸素運動がカギ!
「脂肪を落とすには、どんな運動をすればいいんですか?」
そう聞かれたら、私たちはまずこう答えます。
「有酸素運動が基本です」と。
有酸素運動とはその名の通り、酸素を使いながら長時間続けられる運動のこと。
ウォーキング、軽いジョギング、バイクこぎ、水泳などが代表格ですね。
これらの運動では、体内のエネルギー源として脂肪を優先的に使う特性があります。
ちなみに、運動開始から20分を超えるあたりから、脂肪の使用割合が若干上がっていきます。
つまり、「脂肪を燃やしたいなら、(可能であれば20分以上の)有酸素運動を週に数回」が基本中の基本なのです。
無酸素運動=筋トレでは脂肪が燃えにくい理由
一方で、「筋トレもやってます!脂肪燃えてる気がします!」という声も聞きます。
その意気込みはとても素晴らしいのですが、ちょっとだけ整理が必要です。
筋トレや短距離ダッシュなどの高強度・短時間の運動は、いわゆる無酸素運動です。
これらの運動は、酸素を使わずにエネルギーをつくり出すため、素早く使える**糖質(筋肉内のグリコーゲン)**をエネルギー源とします。
脂肪はというと、分解にも燃焼にも時間がかかる「のんびり型」のエネルギー。
激しい運動中には間に合わないため、あまり使われません。
つまり、筋トレ中に「体脂肪を燃やしてるぜ!」という感覚は、気のせいであることが多いのです。
じゃあ筋トレって意味ないの?…そんなことはありません!
ここで誤解しないでいただきたいのが、
筋トレ=ダイエットに無意味ではないということ。
むしろ、筋トレには次のような大きな効果があります。
・筋肉量が増える → 基礎代謝アップ(=痩せやすい体)
・成長ホルモン分泌 → 脂肪分解の促進
・アフターバーン効果 → トレーニング後も脂肪が燃える時間が続く
つまり、筋トレは「直接的な脂肪燃焼」ではなく、「脂肪が燃えやすい土台づくり」として非常に有効なのです。
目的に合った手段を選ぶのが、成功のカギ
とにかく、「頑張ってるのに痩せない」「効果を感じない」という方は、
まずご自身の“目的”と“手段”がかみ合っているか、今一度見直してみてくださいね。
TRYCEでは、そんな「がんばり損」をしないためのカウンセリングやトレーニング提案を行っています。
お気軽にご相談くださいませ。
ではでは、本日も健やかに。
また次回のブログでお会いしましょう。