福岡市中央区 薬院・高砂・渡辺通・清川のパーソナルトレーニングジムTRYCEです。
こんにちは。TRYCE(トライス)のブログへようこそ。
今回はちょっと真面目なお話を。
先日、日本肥満学会が「若い女性の“やせすぎ”」に対して警鐘を鳴らしたというニュースをご覧になりましたか?
なんでも、20代女性のおよそ5人に1人が“低体重”に分類されるとのこと。
BMIで言えば18.5未満。これは“やせ”というより“痩せすぎ”という領域です。
「えっ、そんなに多いの?」と驚くと同時に、「いや、ちょっとわかる…」と感じる方もいるかもしれません。
「細い=美しい」は、本当に正義なのか?
SNS、雑誌、TV、どこを見ても映えるのは細身のモデル体型。
TikTokでもInstagramでも、ウエストのくびれを見せつけるようなファッションがあふれています。
でもここで改めて考えてみたいのです。
「その細さ、健康ですか?」
TRYCEには多くの女性がボディメイクやダイエットの目的で通われます。
中には「とにかく細くなりたい」というご希望をお持ちの方もいらっしゃいます。
でも、私たちは必ずお伝えしています。
「痩せることと、細く見せることと、健康であることは、まったく別物です」と。
やせすぎが引き起こす“見えない代償”
今回、日本肥満学会が危惧しているのは、健康リスクの増加です。
痩せすぎによって、
・骨密度の低下(=将来的な骨折リスク)
・月経異常・不妊
・免疫力の低下
・栄養不足による慢性疲労・肌荒れ
さらには、将来生まれてくる子どもへの影響
こうした問題が現実として起こりうるのです。
見た目はスリムでも、内側はボロボロ――。
これはもう、美しさでもスタイルでもなく、危機的な状態です。
TRYCEの考える「美しさ」とは?
私たちが大切にしているのは、「機能するカラダ、動けるカラダ」です。
見た目を整えることも大事ですが、それは健康という土台の上に成り立つものであってほしいと思っています。
・適度に筋肉があり
・食べることに罪悪感がなく
・活発に動ける体力がある
・メンタルも安定している
それが、私たちが考える“本当の意味での美しさ”です。
体重は単なる数値です。
それに囚われすぎてしまうと、ボディメイクも人生も窮屈になります。
「痩せる」は目的ではなく、手段のはず。
何のために痩せたいのか。
見た目? 健康? 自信? 人からの評価?
目的がハッキリすると、過剰なダイエットに走る必要もなくなります。
TRYCEでは、「健康を削るようなダイエット」は絶対に推奨しません。
むしろ、“必要以上に痩せたくない人のボディメイク”にも力を入れています。
食事のコントロール=食べないことではなく、選ぶこと
運動=ただ消費するだけでなく、作って育てること
そういったスタンスで、無理なく、そして“本来の自分の魅力”を引き出すサポートをしています。
やせすぎていませんか?
もし、この記事を読んでくださっているあなたが、
「なんか最近疲れやすい…」
「生理が不安定になってきた…」
「痩せたけど、なんか元気がない…」
そんな風に感じているなら、少し立ち止まってみてください。
体重よりも、体調よりも、あなた自身の“心の声”が、いちばん正直かもしれません。
TRYCEは、数字に振り回されないダイエットを応援します。
無理な我慢は卒業して、「好きな自分」で過ごせる毎日へ。
その第一歩を、一緒に始めてみませんか?
ではでは。