福岡市中央区・薬院、高砂、渡辺通、清川にあるパーソナルトレーニングジムTRYCEのブログへようこそ。
本日も、ダイエットに勤しむ皆さまの背中を、そっと、しかし力強く押せるようなブログをお届けいたします。
今回は前回のブログの内容をもう少し深堀したものになっており、“ダイエットと夕食”について詳しくお伝えします。
前回と合わせてご覧いただけますと、これ幸いです。
「夜ごはん」がダイエットの足を引っ張る?夕食にまつわる哀しき真実
ダイエットにおいて「食事が9割」なんて言葉がありますが、これは決して誇張ではございません。
とりわけ“夕食”──これがまた、難儀なポジションにいるのです。
朝と昼は割と頑張れるのに、なぜか夜になると気が緩む。
「今日はよく頑張ったし」「明日からまた頑張るし」「おなかが空いてたら眠れないし」……
そう、夜は言い訳の渋滞が起きがちな時間帯。
いわば“自分へのご褒美タイム”として正当化されがちなのです。
夜に食べると、なぜ太りやすいのか
まず、シンプルにエネルギー消費の問題があります。
夜って、まあ寝るだけじゃないですか。
そこでしっかり食べちゃうと、摂取したカロリーが行き場を失い、脂肪細胞さんが「お預かりしますね〜」とニコニコ顔で保管してくれるのです。
はい、皮下脂肪行き決定。
加えて、体内時計──いわゆる「概日(サーガディアン)リズム」も無関係ではありません。
人間の身体は、夜になると代謝が落ち、インスリン感受性(血糖の処理能力)もガクッと低下します。
つまり、同じものを食べても“夜の方が太りやすい”という恐ろしい事実。
俗にいう「時間帯ダイエット」というものですが、もはやこれは科学の暴力と言ってもいいでしょう。
じゃあ、夕食抜けばいいのか?
それもまた極端な話です。
たしかに完全に夕食を抜けばダイエットに追い風になるでしょうが、やはり栄養が不足してしまい筋肉分解が進むなどの弊害も。
私どものジムでは、“カラダの中も外も健康的に美しく”をテーマにしていますので、極端でデメリットのあるやり方は推奨していないのです。
どうせやるなら筋肉は残しながら、なるべく体脂肪を大きく減らす、そんな理想的ダイエットを目指しましょう。
「食べなければ正義!」という昭和型ダイエットは、もはや令和では廃盤寸前です。
じゃあどうするか。
答えは「量を抑えつつ、内容を工夫する」──これに尽きます。
TRYCEおすすめ、夜ごはんの黄金比
- ✔ 糖質:控えめ or ゼロ(可能ならばゼロ)
- ✔ 脂質:極力カット(揚げ物は夢のまた夢)
- ✔ タンパク質:しっかり確保(寝てる間の回復用)
- ✔ 食物繊維:たっぷり(お腹も腸も満足)
例としては、こんなメニューがよろしいかと:
- ・豆腐とわかめの味噌汁+納豆+茹で野菜
- ・ささみのポン酢和え+お吸い物+サラダ
- ・白身魚の蒸し焼き+白菜の煮浸し+冷ややっこ
見た目は地味ですし、いつもに比べると何となく食べ応えが無く感じても、きっと朝の体重計が祝福してくれるはずですよ。
「夜食べないと眠れない」問題への対策
これについては、前回のブログを参考にされてください。
夜を制す者、ダイエットを制す
夜ごはんは、ダイエットの“最後の砦”。
ここをどう攻略するかで、結果は大きく変わってまいります。
「食べない」でもなく、「好きに食べる」でもなく、
「戦略的に摂る」──これが当ジムがおすすめする夕食のマネジメント法。
今日の夕食が、明日の自分の身体をつくる。
そう心得て、日々の食卓を整えてまいりましょう。
ご不安な方は、ぜひ私どもまでご相談くださいませ。
ダイエットにおける“夜ごはんとの付き合い方”、一緒に最適解を探しましょう。