福岡市中央区・薬院・高砂・渡辺通・清川にあるパーソナルトレーニングジムTRYCEのブログへようこそ。

さて、今回のテーマは、「ダイエットは運動よりも食事が大事」という、もはや耳タコな話です。

ですが、最近数名の知人から「ダイエットしたいんだけど何したらいい?」というご相談を受けた際、全員が「とりあえずランニング始めた」とおっしゃっておりました。…なるほど、実に多いパターンです。


筋トレでは痩せません。

パーソナルトレーナー言ってはいけないことのように聞こえますが、紛うことなき事実です。

誤解なきように申し上げますと、筋トレは最高です。カッコいい身体を作るためには不可欠。

ですが、「筋トレ=体脂肪を燃やす行為(ダイエット)」ではございません。
筋トレとは、あくまでも“ボディラインを整える”ための手段。体脂肪そのものを使って燃やすことは、ほとんどありません。
※筋トレは主に「糖(グリコーゲン)」をエネルギー源に使うため、脂肪はあまり使われません。

脂肪を直接燃やすのは有酸素運動。しかし…


有酸素運動の、見過ごされがちな代償

「じゃあ走ればいいんだね!」「さあ、サウナスーツを買って明日から頑張ろう!」という声が聞こえてきそうですが、ここで一つ冷静に。

有酸素運動、たとえばランニングやエアロバイクは、確かに脂肪をエネルギーとして使います。が、その“燃焼効率”は驚くほど悪い。

例えば、脂肪1kgを燃やすには約7200kcalの消費が必要です。
これは、時速8kmで1時間走って、約600kcal消費したとして…12時間。しかも休まず、ノンストップで。

さらに恐ろしいのは、「やめた瞬間にリバウンドしやすくなる」という呪いの副作用。
学生時代、部活動を引退した途端に太った同級生がたくさんいませんでしたか?まさにその現象。

運動による消費に頼った身体は、運動をやめたとたんに“元の設定”に戻ろうとします。


つまり、答えは「食事一択」

そう、ようやく核心です。

脂肪を減らしたいなら、まずは「食事改善」。
摂取カロリーが消費カロリーを上回っている限り、いくら頑張って走っても痩せません。

ダイエットとは、体内の“エネルギー収支”を整えること。もっとも手っ取り早く収支をマイナスにできるのが、「食べる量を減らす or 質を変える」ことです。

特に重要なのは「糖質の質と量」「脂質の選び方」「タンパク質の必要量確保」。

当ジムでは、お客様それぞれのライフスタイルに合わせた“無理なく続く”食事改善をご提案しております。


もちろん筋トレも大事。でも順番が違う。

「じゃあ筋トレしなくていいの?」と問われれば、それはNOです。

筋トレは、痩せた後に「締まった身体を作る」ために絶対必要。

また、先述の通り筋トレは体内の糖質をたくさん使用しますので、糖質由来の体脂肪合成を防ぐ役割もあります。

食事改善で脂肪を落とし、筋トレでラインを整える。この二段構えが、リバウンドせず、見た目も美しいダイエット成功の黄金ルートです。


運動は“サポート”です。

誤解を恐れずに言えば、ダイエットの主役は「食事」、運動は「助演男優賞」。
これこそが当ジムがお客様へダイエットの指導を行う際、本質としている内容になります。

それを逆に捉えてしまうと、努力しているのに結果が出ない…という、ありがちなループに陥ります。
(仮に一時的に痩せたところで、維持が難しい)

痩せたいなら、まずは食事と向き合いましょう。
ランニングより、まずは冷蔵庫の中身を見直すことから。TRYCEは、その第一歩を全力でサポートいたします。

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