薬院・高砂・渡辺通・清川のパーソナルトレーニングジムTRYCEです。
梅雨に入ってからというものの、毎日毎日蒸し暑く、体がなんとなく重だるい…と感じていませんか?
その“だるさ”や“むくみ”──実は、カリウム不足が関係しているかもしれません。
今回は、夏に旬を迎えるカリウム豊富な食材と、それがもたらすダイエットへの意外な効果について深掘りしていきます。
カリウムってなに?まずは基礎知識から
カリウムは、私たちの体内に存在する必須ミネラルのひとつ。主な役割は以下の通りです。
- 体内の水分・塩分バランスの調整
- 筋肉の収縮サポート
- 神経伝達の正常化
- 血圧の安定化
つまり、カリウムは「むくみ」「だるさ」「筋肉の働き」「代謝のスムーズさ」など、ダイエットのあらゆる側面に関係しているのです。
夏は「カリウムシーズン」
ありがたいことに、夏はカリウムが豊富な食材がゴロゴロ。中でも代表的なのが…
- きゅうり
- スイカ
- メロン
- パイナップル
- トマト
- ズッキーニ
これらの食材は、水分もたっぷりで冷やして食べやすく、まさに“夏バテしそうな体にやさしい天然サプリ”です。
カリウムがダイエットに効く理由3つ
① むくみ対策で「すっきりボディ」
高温多湿の夏は、汗とともにナトリウム(塩分)を失いやすくなり、結果として体内の塩分バランスが乱れやすくなります。
このとき、塩分を排出してくれるのがカリウムの役割。
むくみが取れると体が軽く感じられるだけでなく、見た目のシルエットも引き締まって見えるので、ダイエット初期の“効果実感”にもつながります。
② 筋肉の収縮がスムーズに
筋トレをされている方なら特に重要。
カリウムは筋肉の収縮をコントロールする働きがあり、不足すると筋肉のけいれんや脱力感につながります。
言い換えれば、カリウムが足りていればトレーニング効率も上がるということです。
③ 神経の働きを整えて「食べすぎ防止」
意外な盲点ですが、カリウムは神経の伝達にも関与しており、脳と胃腸のやりとりがスムーズになることで「満腹感」や「空腹感」のコントロールにも貢献してくれます。
TRYCE流・夏のカリウム活用術
- スムージーで栄養補給「バナナ+パイナップル+アボカド+アーモンドミルク+無糖ヨーグルト」筋肉も腸内環境も喜ぶ朝一杯
- 夏の副菜に「塩もみきゅうり+トマト+ツナ」 カリウム×リコピン×たんぱく質で、見た目も栄養も満点サラダ
- おやつがわりにそのまま食べて「スイカ、きゅうり、トマト」 水分+カリウム補給という“夏バテ仕様”の最強おやつ
注意点:カリウムも「摂りすぎはNG」
カリウムは基本的に、腎臓が健康な方なら過剰に摂っても尿と一緒に排出されますが、サプリやジュースでの過剰摂取には要注意です。
(一般の人であればサプリで摂取する必要は一切なし)
特に「腎機能に不安がある方」や「心臓に持病のある方」は、医師の指導に従いましょう。
夏こそ“食べて整える”ダイエット
カリウムは、直接的に体脂肪を燃やすわけではありません。
でも、脂肪を燃やしやすい環境を整える栄養素であることは間違いありません。
当ジムでは、こうした“影の立役者”に注目した栄養戦略も大切にしています。
今回のまとめとしましては、
- カリウムはむくみ対策・筋肉サポート・神経機能を整える万能ミネラル
- 夏の食材(きゅうり、スイカ、パイナップルなど)に多く含まれる
- 痩せる体の“土台作り”として、日々の食事に意識して取り入れることが大切
- 摂りすぎには注意、サプリよりも食材から!
まずは難しく考えずに、夏に旬を迎える果物や野菜を積極的に食べればOKです。
ミネラルバランスをしっかり整え、むくみ知らずのカラダを手に入れましょう。