福岡市中央区(薬院・高砂・清川・渡辺通)のパーソナルトレーニングジムTRYCEです。
本日は「筋トレは週に何回するべきか?」という永遠のテーマについて、じっくり解説していきます。
なぜ「週何回?」がそんなに気になるのか
お客様から本当によく聞かれる質問があります。
「週に何回トレーニングすればいいですか?」というものです。
ダイエットやボディメイクを始めたばかりの方にとっては、頻度が成果に直結すると思われがちですし、逆に「週1回でも意味あるの?」と不安になる方も多いのです。
実際に私たちトレーナーも、この質問には常に「その人の生活リズムや目的に合わせた現実的な答え」を出さなくてはいけません。
結論から言うと
TRYCEとしてはこうお答えしています。
・可能であれば週3〜4回がベスト。
・ただし実際には一般の方がそこまで通えるケースは少ない。
・最低でも週1回は続けてほしい。
・もちろん週2回できれば体の変化はスピードアップする。
だからTRYCEのメニューも「週1回」「週2回」の2本立てで設計しています。
週1回と週2回の違いを科学的に見る
まずは最もよくある「週1回でも効果があるのか?」という疑問から。
結論、週1回でも筋力や健康維持の効果は十分にあります。
実際に高齢者を対象とした研究では、80%1RM(10回くらいやると限界がくる重さ)の強度で週1回の筋トレを行ったグループでも、週2回・3回と同等の筋力向上が認められたという報告があります。
また、若年層を対象とした調査でも、腰部や下肢の筋力について週1回の実施で有意な効果が確認されています。
つまり、「週1回でも筋肉は応えてくれる」というのは科学的に裏付けられています。
ただし、これは「変化がゆっくり」であることの裏返しでもあります。
週2回実施した場合は、週1回に比べて筋力増加や体型の変化が加速することが分かっています。
WHOや厚労省も「週2〜3回の筋トレ」を推奨しているのはこのためです。
TRYCEで実際に指導していても、週1回通いのお客様は「体重や見た目が少しずつ改善していく」印象。
一方で週2回通っている方は「2〜3ヶ月で目に見える成果」を実感するケースが圧倒的に多いです。
まさに「週1回は最低限の保険」「週2回は前進のスピードアップ」と言えるでしょう。
週の回数が多ければ多いほど良いのか?
次に「じゃあ毎日やれば最強?」という疑問。
結論から言えば、そう簡単ではありません。
筋トレは「刺激 → 栄養 → 回復」のプロセスで成長していきます。
回数を増やすこと自体はプラスに働きますが、栄養補給や休養が追いつかなければむしろ逆効果になることもあります。
例えば睡眠が不十分(毎日6時間未満)であれば、どんなに毎日筋トレしても筋肉の回復が追いつかず、疲労が蓄積するだけ。
また、フォームが未完成のまま高頻度トレーニングをすると、怪我のリスクも急上昇します。
海外の研究では、ある筋群を週5回鍛えた場合、週1〜2回よりも筋肥大効果が高いという結果も報告されています。
しかしこれは「正しいフォーム・十分な栄養・適切な休養」が前提条件。
一般の方がその条件を満たすのはなかなか難しいのが現実です。
つまり「頻度を増やせば良い」という単純な話ではなく、「増やすほどに管理もシビアになる」と考えるべきでしょう。
頻度よりも大事な“中身”
ここで強調したいのが「回数より内容」です。
筋トレは「どれだけの質の刺激を与えられるか」が勝負です。
例えば、週1回30分でもフォームが完璧で、適切な負荷を扱い、追い込みまでできれば筋肉はしっかり反応します。
逆に週4回通っても、毎回だらだらと重さを扱わずに「やったつもり」で終わってしまえば、効果はほとんど出ません。
高頻度でジムに通っているのになかなか体が変わらない人は、その“やり方”を疑うべきです。
筋肉は「しっかり刺激されれば成長する」「刺激されなければ現状維持」という極めてシンプルなルールで動いています。
だからこそ、週1回でも正しい方法で行えば意味はあるのです。
TRYCEでは全てのお客様にフォームの修正を徹底しているのもそのためです。
軽い負荷なら毎日でもOK
一方で、自重トレーニングなど軽い負荷であれば毎日取り入れても問題ありません。
腕立て伏せ・スクワット・プランク・腹筋など、体重を利用した運動は「日常の活動の延長」として続けられます。
ただし「毎日やってもOK」とは「毎日やるべき」という意味ではありません。
大切なのは、自分の体調や生活リズムに合わせて「負担にならず習慣化できる範囲」で取り入れることです。
実際に、軽い自重運動を毎日行うことで体幹が安定し、姿勢改善や腰痛予防につながったケースも少なくありません。
続けることが最重要
結局のところ、筋トレは「頻度」よりも「継続」が命です。
週1回でも2回でも、半年・1年と積み重ねることで体は確実に変わっていきます。
一方、最初は週3〜4回のペースで頑張っても、1ヶ月でやめてしまえば意味がありません。
大切なのは「無理のない習慣」を作ること。
TRYCEではまず週1回から始めることを推奨しています。
続けられるようになったら週2回にチャレンジ、さらに余裕があれば週3回以上へ。
このステップアップ方式こそが、挫折せずに体を変えていく現実的な方法なのです。
まとめ
- 週1回でも効果はある。ただし変化はゆっくり。
- 週2回はWHOや厚労省も推奨。成果を感じやすい。
- 週3〜4回は理想的。筋肥大や体型変化の速度が速い。
- 週5回以上は条件次第でプラスだが、管理がシビア。
- 軽い自重運動は毎日でもOK。
- 最重要は「続けること」。無理のない習慣化が勝利のカギ。
TRYCEでは一人ひとりのライフスタイルに合わせた最適な頻度・内容をご提案しています。
「筋トレは週に何回やるべき?」と悩んでいる方は、まずは週1回からスタートしてみてください。
きっと数ヶ月後、「やっててよかった」と思える成果を実感できるはずです。
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