福岡市中央区(薬院・高砂・渡辺通・清川)のパーソナルトレーニングジムTRYCEです。
本日は初心者の方必見、「トレーニングマシンの難しさ」についてお話しします。
ジム経験者の“あるある”から始まる物語
近年、街を歩けば必ず見かけるようになったのが「24時間ジム」。
月額数千円で、いつでも自分のペースで運動できる環境が手に入るのだから、その存在価値は確かに大きいです。
そしてTRYCEに来られるお客様の半分近くは、こうしたジム経験を持つ方たちです。(もう半分はトレーニング初心者)
「ジムではどんなトレーニングをされていたんですか?」と尋ねると、ほぼ全員が口をそろえて「マシンを使って筋トレしてました」と答えます。
ここまでは順調。けれどその後が問題。
「でも、正直どこに効いていたのか分からなかった」「数か月続けても身体が変わらなかった」
――この声もまた、驚くほど多いのです。
なぜ“マシン筋トレ”は難しいのか?
「マシン=初心者でも簡単」と思われがちですが、実はその逆。
マシンはとても“難しい”トレーニングツールです。
理由はシンプルで、どんなに背格好が違う人でも、同じ構造の機械を使わなければならないからです。
体格差が結果を左右する
例えば、身長190cmの男性と150cmの女性が同じマシンを使ったらどうなるでしょう。
座面の高さ、グリップ位置、可動域――あらゆるものが「中間値」で作られているため、誰かにとっては“合わない仕様”になってしまうのです。
結果、本来鍛えたい筋肉ではなく、余計な部位に負荷がかかる。
腰を痛める。肩が詰まる。そんなことが起こりやすくなります。
経験値の差も大きい
筋トレ歴15年のベテランと、今日から始めた初心者が同じマシンを使ったとしたら?
当然、ベテランは自分に合ったフォームを微調整しながら扱えます。
でも初心者は、ただ“見よう見まね”で動かすしかない。
結果、「効いてるのか効いてないのか分からないまま、とりあえず動かす」だけになりがちです。
この積み重ねが「頑張っているのに身体が変わらない」という最大の落とし穴を生み出します。
初心者がやりがちな“マシン失敗あるある”
① チェストプレスなのに肩・首にしか効かない
胸を鍛えるつもりでチェストプレスをしているのに、シートの高さやグリップ位置が合わず、肩ばかりが疲れてしまう。これ、ジム初心者に多い典型的なパターンです。
② ラットプルダウンで腕パンパン
背中を鍛えるはずなのに、すべて腕の力で引いてしまって「背中に効いてる感じが全然しない…」。正しくフォームを取れていないため、ただの腕トレになってしまっています。
③ レッグプレスで逆効果
足の位置が浅すぎたり深すぎたりすると、前ももに刺激が集中。せっかくもも裏やお尻を鍛えてスリムになりたいのに「前ももがたくましくなる」という残念な結果になりがちです。
④ ガシャーン!と重りを落とす
動作をコントロールせずにスピード任せで動かすと、筋肉よりも関節とマシンに負担がかかります。ジム全体に響き渡る「ガシャーン!」という音は、まさに初心者あるあるです。
⑤ 呼吸を止めて無理やり押す
「フンッ!」と息を止めて力を入れると血圧が急上昇。瞬間的に酸欠になり、頭がクラクラする危険も。健康目的で来たのに逆効果になってしまうこという本末転倒の結果に。
⑥ マシンを“カッコよさ”で選んでしまう
大きな筋肉を鍛えるより、まずは「腕のマシン」や「腹筋マシン」に直行。効率が悪く、なかなか身体が変わらない典型例です。
⑦ 重すぎる or 軽すぎる
重すぎるとフォーム崩壊でケガのリスク、軽すぎるとただ回数をこなすだけで筋肉は育たない。適正重量を知らないまま動かすのも初心者によくある失敗です。
“自己流マシントレーニング”の行きつく先
ここで多くの人が陥るパターンがあります。
「筋トレやっても成果が出ないなら、やっぱり有酸素で痩せよう」と考え、ランニングマシンへ移行してしまうのです。
もちろん有酸素運動もダイエットには良いのですが、体型を大きく変える力は筋トレに劣ります。
結果、時間も労力も投資したのに理想の身体は手に入らない、そのうちモチベーションも途切れてしまってジムに行かなくなる。
それなのに、「いつか通うかも」と思って会費だけを払い続けてしまう。
これが初心者が陥る、フィットネスジムの“ゴールデンパターン”です。
マシンを正しく使いこなすためには?
ここまで言っておいてなんですが、マシンは決して悪者ではありません。
正しく使えば、非常に効率的に狙った部位を鍛えられる優れたツールです。
ただし大前提として「自分の身体に合わせて調整する」ことが欠かせません。
座面・シートポジションの調整
マシントレーニングではこの調整が重要です。例えばチェストプレス一つ取っても、シートが高すぎれば肩に負担が集中します。逆に低すぎれば胸に効かない。ほんの数センチの差で効果はまるで変わってしまいます。
自身の身体のポジショニング
マシンのポジション調整と同じぐらい重要なのがこれ。シートにあえて深く座ったり、思いっきり浅めに座ったりなど、自身のポジションをマシンに合わせる必要があります。これがズレても効果が無かったり、狙った部位以外に効いてしまったり、それどころか最悪怪我のリスクが出てきます。
グリップや可動域の設定
マシンによっては、スタート位置や可動域を細かく変えられるものもあります。この設定を間違えると、筋肉に効かずに関節を痛めるリスクが高まります。可動域は広ければ良いというものではありません。
呼吸とフォームの基本
「息を止めたまま無理やり動かす」「勢いで戻す」――初心者がやりがちな失敗ですが、これもケガや効果不足の原因です。
正しいフォームと呼吸法を学べば、同じマシンでも効果が何倍にも跳ね上がります。
なぜ自己流では限界があるのか
スポーツでも楽器でも同じですが、最初のフォームが間違っていると、その後いくら練習しても成果が出ません。
むしろ悪いクセが身について修正が難しくなります。
トレーニングもまったく同じ。
「とりあえずマシンを動かしてみる」では、残念ながら遠回りです。
むしろ、最初に正しいやり方を誰かに教わることこそが、一番の近道になります。
TRYCEが大切にしていること
私たちTRYCEでは、お客様一人ひとりの体格や筋力レベルに合わせて最適な身体の使い方をお伝えしています。
自分に合った正しい身体の使い方を覚えれば、どんなトレーニングでも的確に効かせられるよろしくになります。
今までイマイチ効きを感じられなかったマシンを使って、「え、このマシンこんなに効くんだ!」と驚かれる方は少なくありません。
マシンを正しく使えれば数回のトレーニングで筋肉のハリや姿勢の変化を感じられる。
その実感がモチベーションにつながり、続ける力になるのです。
“最短距離”を歩むために
遠回りに見えて、実は近道。それが「最初に正しい知識を学ぶこと」です。
もしあなたがこれから筋トレを始めたい、あるいは過去にジムで挫折した経験があるなら、ぜひ一度TRYCEの体験トレーニングを受けてみてください。
自分の体に合わせたトレーニングの感覚を知れば、「やみくもに頑張る時代」は終わります。
TRYCEでは、あなたの“努力がきちんと結果につながる”サポートを全力で行っています。
まとめ:マシンは「簡単」ではなく「奥深い」
トレーニングマシンは決して悪者ではありません。
ただし、自己流では成果が出にくいという現実があります。
正しい使い方を知ることが、理想の体への最短距離。
そして、その入口をTRYCEで一緒に体験していただければと思います。
TRYCEでは現在、体験トレーニングを受付中です。
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