はい、外食でも瘦せられます～⑥うどん・そば屋～

福岡市中央区（薬院・高砂・渡辺通・清川）のパーソナルジムTRYCEです。
今回の「はい、外食でもやせられます」シリーズは、うどん・そば屋について。
「麺類は太る」という常識をちょっと疑ってみませんか？

炭水化物＝悪者？その思い込みがダイエットを邪魔する

ダイエット相談を受けていると、ほぼ100％のお客様がこう言います。
「麺類は太るから控えてます」。

気持ちはわかります。
確かに、うどんもそばも主役は小麦粉やそば粉、つまり炭水化物です。
ただ、ここで見落とされがちなのが“脂質”がほとんど入っていないという事実。
炭水化物は「燃料」、脂質は「貯金箱」。
どちらが太る原因かといえば、圧倒的に脂質なのです。

ラーメンやパスタと比べてみよう

わかりやすく比べてみます。

ラーメン：スープに油、チャーシューや背油などの脂。まさに脂質まみれ。
パスタ：オイル系やクリーム系ソースで、これまた脂質の洪水。
うどん・そば：基本は出汁＋麺。脂質ほぼゼロ。

この比較だけでも「麺＝全部太る」というレッテルは乱暴すぎることがわかるはずです。

トッピングで天国にも地獄にもなる

ここからが本題。
うどん・そばの実力を決めるのはトッピング選びです。

避けたいトッピング

天ぷら全般（海老天、かき揚げ、イカ天…）
揚げ餅、コロッケ、揚げナスなどの油まみれ系
脂身の多い肉（肉うどん・そば、など）

一瞬で「ヘルシーうどん」が「脂質爆弾うどん」に変わります。
ダイエット中にこれをやってしまうと、「なぜ痩せないのか？」と悩む羽目に。

麺類最大の弱点＝タンパク質不足

ただし、玉子1個入れたところでタンパク質は約7〜8g。
1食あたり必要な量には遠く及びません。

これを知らずに「ヘルシーだから」と毎日うどん・そばで済ませてしまうと、
タンパク質不足により筋肉量が落ち、基礎代謝が下がり、痩せにくい体質になるリスクがあります。

タンパク質補強の具体策

玉子を2個トッピングする
赤身中心で脂質が少なそうなら肉をトッピング
冷奴などタンパク質が多めのおつまみをセットで注文
帰宅後に別でタンパク質摂取する

これだけで弱点はほぼ解消。
むしろダイエット向けの外食として優秀なポジションに。

「外食は太る」の思い込みを手放そう

具体的なシーンをイメージしてみましょう。

ぶっかけうどん・そば＋玉子2個＋わかめ → 夏でもさっぱり、栄養バランスも◎
かけうどん・そば＋とろろ昆布＋玉子＋冷奴 → 定番の安心感、腸にも優しい
ざるうどん・そば＋帰宅後にプロテイン → シンプル＆効率的

「外食＝太る」と思い込んでいる人は多いですが、それは正しくありません。
大切なのは知識と工夫です。

同じうどん屋に入っても、
・天ぷらうどん＋かしわ飯セットを頼む人は太る
・かけうどん＋玉子＋冷奴を頼む人は痩せる
これだけの違いが出ます。

ダイエット中のうどん・そばの落とし穴

「今日は軽くうどんで済ませよう」
これ、ダイエット中の人からめちゃくちゃ聞きます。
ところが蓋を開けてみると、かき揚げ丼やおいなりさんが一緒に付いていたりして、
結局カロリーオーバーに。

そう、うどんで「軽く」のつもりが丼やカレーやおにぎりを加えて、しっかり「重く」なってしまう。
これぞうどん・そばあるある。
意識して“セットメニューの誘惑”から逃げるのも重要です。

ダイエット中の心の拠り所に

ダイエットをしていると、どうしても「食べちゃダメリスト」が増えていきます。
ラーメン、丼もの、ピザ、ハンバーガー…。
そんな中で「うどん・そば」は、数少ない“許される炭水化物外食”です。
価格が安くて手軽なのも魅力的。

「今日はうどんでOK」「そばなら罪悪感ゼロ」
こういう安心感は、ダイエットを続ける上で大きな支えになります。

うどん・そばは「賢い外食」だ

TRYCEの食事指導では「カロリーやPFC」だけでなく、
その人に合った“必要な栄養素”を摂りながら、体の外も中もキレイに整えることを重視しています。

うどん・そばは、まさにこの方針と相性抜群。
余分な脂質を避け、足りない栄養素を補えば、外食だって立派なダイエット食になるのです。

・炭水化物＝悪者ではない
・脂質が少ないのが最大の強み
・トッピング次第で天国にも地獄にもなる
・タンパク質は必ず補う

この4つを守れば、うどん・そばはダイエット中の強い味方になります。

外食を我慢するのではなく、賢く選ぶ。
その積み重ねが「太らない日常」を作っていきます。

TRYCEでは、こうした実践的な食事アドバイスも含めてサポートしています。
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