福岡市中央区(薬院・高砂・清川・渡辺通)のパーソナルトレーニングジムTRYCEです。

今回は「はい、外食でも痩せられますシリーズ」第8弾、なんとラーメン屋編です。

「ラーメン=太る」
この言葉、ダイエット界ではもはや常識のように語られています。
ですがTRYCE式の考え方では、ラーメンは“完全NG”ではありません。
むしろ、食べ方さえ知っていれば「たまにはOK」と言えるメニューなんです。

今回は、「罪悪感を抱かずにラーメンを楽しむ方法」を、
栄養バランスの視点からしっかりと掘り下げていきます。


ラーメンが太ると言われる理由

ラーメンが“太る食べ物”とされる最大の理由は、栄養バランスの偏りにあります。
麺=炭水化物、スープ=脂質、まさに糖質+脂質の太りやすい最恐コンボ。
つまり、炭水化物と脂質が手を取り合って襲いかかる「最強の高カロリー構成」です。

たとえば一般的なラーメン1杯の栄養構成を見てみると——

  • とんこつラーメン:約700〜800kcal(脂質約30g・炭水化物約60g)
  • 味噌ラーメン:約650〜750kcal(脂質約27g・炭水化物約65g)
  • 醤油ラーメン:約550〜650kcal(脂質約18g・炭水化物約65g)
  • 塩ラーメン:約500〜600kcal(脂質約15g・炭水化物約60g)

ここで注目してほしいのは、どのラーメンも炭水化物と脂質が圧倒的に多いという点。
しかも、たんぱく質はかなり少ない。
つまりラーメンは、「糖と脂だけで構成された、筋肉を減らしながら太る食事」なんです。


ラーメンの栄養リカバリー法

「じゃあやっぱりラーメン食べちゃダメじゃん」と思うのはまだ早い。
TRYCE式の考え方はシンプルです。
“P(たんぱく質)を足して、F(脂質)を減らす”
この2つさえ意識すれば、ラーメンも立派な“許されメニュー”に変わります。

① チャーシューは脂身少なめのモモ肉を選ぶ

ラーメンのチャーシューは、実はたんぱく質源として優秀。
ただし、脂身たっぷりのバラ肉タイプは脂質の塊なのでNG。
脂身の少ないモモ肉チャーシューを2枚ほど追加すれば、約10〜20gのたんぱく質を無理なく補えます。

② 味玉を追加してP+ミネラル強化

煮卵1個で約7gのたんぱく質+ビタミンDを補給。
脂質もそこまで多くなく、PFCバランスを整えるのに最適。
意外に思われるかもしれませんが、「味玉+チャーシュー(モモ)」の組み合わせはTRYCE的ゴールデンコンボです。

③ スープは3口まで

スープをすべて飲み干すと+200kcal、塩分4〜5gアップ。
むくみ・水分保持・代謝低下の三重苦。
「3口だけ味わって満足する」が、TRYCEの鉄則です。

④ トッピングで食物繊維と満足感をプラス

もやし、メンマ、のり、ほうれん草——これらは地味に優秀。
食物繊維で血糖上昇をゆるやかにし、咀嚼で満足度もUPします。
つまり、“太りにくいスピード”で食べられるということ。

⑤替え玉はしない

豚骨ラーメンにつきものの”替え玉”。
残ったスープに安価で麺だけをおかわり出来る画期的なシステムです。
ほんの100〜150円程度でもう一度美味しいラーメンが食べられるのですから、そりゃもうコスパ最高です。
が、当然もう一玉麺を食べればかなりの糖質過多になり太ります。
ダイエット中であれば、そこはグッと我慢してスープを残してお店を去りましょう。
辛いのはよく分かります、、ですがその行動がダイエット成功へ導いてくれます。


TRYCE式ラーメンの理想形

塩ラーメンをベースに、上記トッピングを加えた構成を例に出すと——

  • 塩ラーメン(スープ3口まで)…約500kcal
  • モモチャーシュー2枚…約120kcal(P18g)
  • 味玉1個…約80kcal(P6g)
  • もやし+メンマ+のり…約30kcal(P2g)

合計:約730kcal/たんぱく質約40g/脂質約20g/炭水化物約65g。

カロリーや脂質は少しだけ高めになりますが、栄養バランスは悪くないですね。

つまり、ちょっとした工夫であれだけダイエットの天敵とされているラーメンですら、“高脂質・低たんぱく”から“バランス食”に変えられるんです。


ラーメンを「食べても太らない日」にする工夫

TRYCEでは「食べた後どう過ごすか」も含めてダイエットと考えます。
たとえばラーメンを食べた日は——

  • 夜は脂質&炭水化物を抑える
  • 翌日の朝食で野菜とたんぱく質を増やす
  • 水分をしっかり摂ってむくみを流す

この“翌日リカバリー”を意識するだけで、体脂肪の蓄積は大幅に抑えられます。
TRYCEではこれを「連日外食でも戻せる思考」と呼んでいます。


ラーメン屋のNGランキング

  1. ラーメン+チャーハン(脂質と糖質の暴走)
  2. 豚骨ラーメン+替え玉(超高糖質)
  3. トロトロチャーシュー増し(脂質爆発)
  4. つけ麺(麺増量無料で増やしやすい)
  5. ラーメン+ライス+餃子(もはや定食)

どれもついついやっちゃいますよね。
いずれも共通しているのは、「糖と脂の過剰摂取」。
ラーメンは単体ならまだマシでも、食べ方を間違えた途端“肥満コース”になるんです。


TRYCE的まとめ

ラーメンは太る。
それは「ラーメン単体で栄養が完結していない」から。
でも、TRYCE式に栄養バランスを整えれば、“ダイエット中でもたまには食べてもいい食事”に変わります。

カロリーだけで判断せず、たんぱく質・脂質・炭水化物のバランスを見て食べる。
それが、我慢しないダイエットの第一歩です。

たまのラーメンは、心の栄養です。
大事なのは、その一杯を「逃避」ではなく「選択」にすること。
TRYCEはそんな“選べる自分”をつくる場所です。


TRYCEの体験トレーニング案内

福岡市中央区(薬院・高砂・渡辺通・清川)エリアのパーソナルトレーニングジムTRYCEでは、
外食が多い方でも続けられる“現実的な食事指導”を徹底しています。
「我慢せずに痩せたい」「外食を楽しみながらボディメイクしたい」方は、ぜひ一度体験トレーニングへ。
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