薬院・高砂・渡辺通・清川エリアのパーソナルジムTRYCEです。

急に寒くなりましたね。つい先週まで寝る時にクーラーを付けていたというのに…。
これだけ気温差が激しいと、体調を崩したり関節を痛めやすくなりますので、皆様くれぐれもご自愛ください。


寒い季節、鍋は「最強のダイエット食」

寒くなってくると、毎日のように食卓に登場する「鍋」。
実はこの鍋、ダイエット的にはものすごく優秀なメニューなんです。
肉や魚、野菜、豆腐、きのこ類など、ほとんどの具材が低脂質・高栄養。
しかも煮込むだけと調理も簡単で、続けやすい。
TRYCEのお客様の中にも、「秋冬は毎晩鍋を食べて5kg以上痩せた」という方も珍しくありません。

さらに鍋の良いところは、“我慢している感”がないこと。
食事制限というと、どうしても「サラダ」「鶏むね」「プロテイン」という味気ないイメージがありますが、鍋は違います。
温かくて満足感があり、家族と一緒に囲んでも寂しくない。
心理的にも続けやすい、まさに現実的なダイエット食なのです。


鍋ダイエット成功の7つの心得

① 肉は皮なしの鶏もも or 鶏むねが鉄板

鶏肉は高たんぱく・低脂質の代表格。
ただし、皮には脂質が多く含まれているため、基本は「皮なし」。
鶏ももならコクを残しつつ脂質をカットでき、鶏むねならさらにヘルシーです。
脂の少なさを物足りなく感じる方は、出汁や薬味で風味を補いましょう。
しょうが・にんにく・ゆず胡椒の組み合わせは食欲を満たしつつ、脂質ゼロの味変アイテムです。

② 豚肉は「もも肉」中心で脂身をカット

豚肉を使いたい場合は、バラではなく「もも」や「ロース(赤身多め)」を選びましょう。
パックに入っている段階で白く見える脂身は、できるだけ除去。
鍋の中で溶け出した脂はスープに混ざるので、知らず知らずのうちに脂質過多になりがちです。
ちなみに脂の浮いたスープをおたまで軽くすくうだけでも、1杯あたり約30〜50kcalカットできます。

③ 魚はなんでもOK!脂質を恐れすぎない

魚は基本的にどれもOK。
タラやカレイのような白身魚はもちろん、サーモンやブリなど脂のある魚も適量なら問題なし。
むしろEPA・DHAなどの良質な脂質が含まれており、血流改善や代謝促進に役立ちます。脂質=悪ではなく、「どんな脂か」を見極めるのがTRYCE式の考え方です。

④ 野菜ときのこは「好きなだけ」どうぞ

ここが鍋の最大の強み。
キャベツ、白菜、水菜、ネギ、春菊などの葉物、えのき・しめじ・舞茸などのきのこ類は、低カロリーかつ食物繊維が豊富。
満腹感を得やすく、糖質や脂質の吸収も穏やかにしてくれます。
食べすぎ防止の観点からも、「最初に野菜・きのこ類をたっぷり食べて、後から肉・魚を足す」のがベストな順序です。

⑤ 豆腐の食べすぎに注意

「豆腐=ヘルシー」と思って、1丁丸ごと入れてしまう人がいますが、実は豆腐は意外と脂質が多め。
1/3~1/4丁ほどが適量です。
特に絹ごしより木綿の方がたんぱく質が多く、満足感も高いですよ。
代わりに厚揚げや油揚げを入れてしまうと、一気に脂質が増えるので注意。見た目以上に“油の塊”です。

⑥ 味付けのマンネリを防げ!

ダイエット最大の敵は「飽き」。寄せ鍋・キムチ鍋・カレー鍋・ちゃんこ鍋など、味付けを工夫して継続性を高めましょう。
脂質の多いごま豆乳鍋やチーズ鍋などはたまのご褒美に。
出汁ベースを意識すれば、塩分以外の失点は少ないです。

ただし、市販の鍋スープの中には意外と脂質が高いものもあります。
原材料欄に「植物油脂」や「クリーム」「ポークエキス」などが上位に書かれている場合は注意。
できれば自作の出汁ベース(昆布+かつお+酒+みりん+しょうゆ)で作るのが理想です。
味がぼやけるようなら、ポン酢やゆず胡椒を添えると一気に締まります。

⑦ 締めは翌朝に持ち越せ!

鍋の「締め」といえば雑炊やうどんですが、ダイエット中は我慢。
代わりに、翌朝の朝食として雑炊にするのがTRYCE式です。
スープに溶け出したビタミンやミネラルを無駄にせず、卵を加えてたんぱく質も補えます。
一石二鳥とはまさにこのこと。

ここでポイントなのは、「夜は我慢ではなく、翌朝に楽しみを取っておく」というマインドです。
ダイエットは苦行ではなく、リズムと工夫の積み重ね。
食べたい気持ちを上手に翌日にスライドできる人ほど、成功率が高いのです。


塩分による「むくみ」を正しく理解しよう

「鍋生活を頑張っているのに体重が落ちない!」という声をよく聞きます。
原因の多くは、塩分の摂取量が増えることによる「むくみ」。
塩分を多く摂ると体は水分を溜め込みやすくなり、体重が一時的に増加します。
ですが、これはあくまで「水分」であって、体脂肪ではありません。

実際、TRYCEのお客様でも「1週間鍋生活で体重が変わらなかったのに、急に2kg落ちた!」というケースは珍しくありません。
それは水分バランスが整い、むくみが解消された瞬間。
つまり、「停滞」ではなく「準備期間」だったというわけです。


体重≠脂肪。数字に惑わされないこと

多くの人が、体重の増減をダイエットの成功・失敗の基準にしてしまいます。
しかし体重は、水分や便通、塩分バランスなどによって簡単に1〜2kg変動します。
重要なのは「体脂肪が減っているかどうか」。
TRYCEでは、見た目やウエスト、体脂肪率など複数の指標で経過を見ていきます。


TRYCEが考える「続けられる鍋ダイエット」

食事制限は、短期間でストレスが爆発する人ほど失敗します。
その点、鍋は「食べている満足感」がありながら、栄養バランスも整う理想形。
さらに具材の入れ替えが自由なので、冷蔵庫の残り物でも成立します。
経済的にも、心理的にも、現実的に続けられる。それが鍋ダイエットの最大の強みです。

TRYCEでは、こうした“我慢しない減量法”をベースに、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた食事提案を行っています。
頑張りすぎない、けれど着実に変わる。
その鍵は「続けられる仕組み」にあります。


まとめ:鍋は続けやすく、太りにくい完璧食

鍋は「食べて痩せる」を叶える現実的なダイエット法。
脂質を抑えつつ、満腹感を得ながら、栄養もきっちり摂れる。
むくみに惑わされず、続けていけば必ず成果が出ます。

冬の間に体脂肪を落とすことができれば、春には軽やかな体でスタートを切れます。
寒い季節こそ「体を温めながら痩せる」チャンス。
TRYCEと一緒に、鍋でゆるく・しっかり結果を出していきましょう。

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