薬院・高砂・渡辺通・清川エリアのパーソナルジムTRYCEです。
ここ最近、「リベルサス」や「マンジャロ」などの「GLP-1受容体作動薬」を使用したダイエットが大流行しています。
「食欲が消える」「リバウンドしにくい」「短期間で−10kg!」――そんな甘い言葉を聞けば、心が揺れるのも無理はありません。
でも、あえて言わせてください。GLP-1受容体作動薬は“痩せる薬”ではなく、“食べられなくなる薬”です。


GLP-1受容体作動薬ダイエットとは?

GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は、もともと糖尿病治療に使われるホルモン製剤です。
食後に血糖値を下げる働きを助け、胃の動きをゆるやかにし、食欲を抑制する効果があります。
これを利用して「食欲を減らして自然に痩せる」というアプローチが、今“ダイエット版GLP-1”として広まっているのです。

◎よく使われる薬剤名

  • リベルサス(経口タイプ)
  • マンジャロ(注射タイプ)
  • ウゴービ、オゼンピックなど(同系統)

一見「医学的で安心」と思われがちですが、これらはあくまで“医療用の血糖降下薬”であり、健康な人の減量目的で使うにはリスクを伴います。


短期的には確かに痩せる――が、それは“筋肉も一緒に”

食欲がなくなれば当然、摂取カロリーは減ります。
体重もストンと落ちる。数字だけ見れば「成功」です。
しかしTRYCEの視点から見ると、これは「体重が減った」だけであって「体脂肪が減った」とは限らないのです。

エネルギーが足りなくなった体は、筋肉を分解してエネルギーを作ります。
つまり、脂肪と一緒に筋肉も落ちている。
そして筋肉が減るということは、基礎代謝が落ちるということ。薬をやめた瞬間、元の食事量に戻せば、待っているのはリバウンドです。

◎実際のリスク

  • 体重は減っても、ボディラインはたるむ
  • 体温・代謝が下がり、太りやすくなる
  • 回復力・集中力・睡眠の質の低下

つまり「数字だけの痩せ」なんです。TRYCEが目指している“見た目の変化”とは真逆の方向です。


副作用とコスト:見えないツケが大きすぎる

GLP-1ダイエットのもうひとつの問題は、身体的・経済的リスクの高さです。

◎主な副作用

  • 吐き気・胃もたれ・便秘・下痢などの消化器症状
  • 低血糖リスク(特に食事量が極端に減った場合)
  • 長期使用での膵臓・胆嚢系トラブル

さらに費用。1ヶ月あたり3〜10万円前後。
「ちょっと試してみよう」で済む金額ではありません。
結局、使い続けるしかなくなり、“薬に頼るダイエット”という依存スパイラルに陥る人も少なくありません。


それ、ただの「食べないダイエット」です

食欲を薬で抑えるというのは、結局“外的な強制力”で食べないようにしているだけ。
自分の意思や生活習慣を改善するわけではないため、やめた瞬間に元通り。
それはもう「食べないダイエット」と同義です。

人間の体は賢くできています。食事を制限し続けると、省エネモードに入り、エネルギー消費を抑えようとする。
つまり、薬で食欲を止めても、“燃えにくい体”が出来上がるだけなんです。

◎TRYCEが伝えたいこと

  • 薬で痩せても、それは「借りものの結果」
  • やめた瞬間に戻るなら、それは“ダイエット”ではない
  • 本当に身につけるべきは、「自分で調整できる力」

美しい身体も、健康的なラインも、地味な積み重ねの先にしか存在しません。
“楽して痩せる”は、聞こえは良いけど、代償はあまりにも高いのです。


TRYCE式「本当に続くダイエット」

TRYCEでは、食事制限や薬に頼らず、「痩せる力」=自己調整能力を育てることを重視しています。

  • ①正しい食習慣:炭水化物を敵視しない。必要量を理解して摂る。
  • ②無理のない運動:筋トレを軸に、代謝を落とさずに脂肪を減らす。
  • ③休息とリズム:睡眠・水分・メンタルケアを整えることで“痩せ体質”を維持。

この3本柱こそ、リバウンドしない最強のダイエット法です。
薬を飲まずとも、ちゃんと“整える”だけで身体は応えてくれます。


それでもGLP-1を検討している方へ

医師の管理下でどうしても必要なケース(肥満治療・糖尿病合併など)はあります。
ですが、もしあなたが「なんとなく痩せたい」「楽して落としたい」だけなら、どうか立ち止まってほしい。
薬を使う前に、TRYCEに一度相談してほしいのです。

正しい食事とトレーニングを3ヶ月続けるだけで、GLP-1を使わずに得られる“本物の変化”を体感してもらえます。
一時的な体重減ではなく、“一生ものの知識と習慣”を手に入れましょう。


人間の弱さを理解しながら、現実的に戦う

「楽して痩せたい」――それは人間らしい本音です。
でも、楽をした分だけ、あとでツケが回ってくるのもまた現実。
ダイエットは我慢ではなく、「自分と向き合う訓練」です。
TRYCEはその伴走者であり、あなたの代わりに戦う薬ではありません。

福岡市中央区・薬院、高砂、渡辺通、清川エリアで、正しい知識と継続力を育てたい方へ。
ぜひ一度、TRYCEの体験トレーニングで“楽して痩せる幻想”を捨て、“自分で変える現実”を掴んでください。

▶ TRYCE体験トレーニングのご予約はこちら