薬院・高砂・渡辺通・清川エリアのパーソナルトレーニングジムTRYCEです。
ダイエットを始めて1週間。体重計に乗って、「あれ?全然減ってない」とため息をついたことはありませんか?
多くの人が最初につまずくのは、“結果が出ない焦り”。そして、この焦りこそが、ダイエットを失敗させる最大の原因です。


“焦り”は、ダイエットの大敵

「頑張ってるのに減らない」
「なんであの人は痩せてるのに、自分は…」
そんな気持ちは痛いほど分かります。TRYCEでも、お客様から何度も聞く言葉です。
でも実は、焦りは体にも心にもマイナスのホルモンを呼び込むんです。

◎焦り=ストレスホルモンの暴走

焦ると分泌されるのが、ストレスホルモン「コルチゾール」。
これが増えると、筋肉を分解してエネルギーに変えようとします。
つまり、焦ってイライラしていると、痩せたいのに代謝を落とすという本末転倒なことが起こるんです。

さらに、コルチゾールが高い状態は甘いものを欲しやすくなります。
焦り→ストレス→食欲増進→自己嫌悪→さらに焦る。
この悪循環、身に覚えのある人も多いのではないでしょうか。


焦る人ほど、真面目な性格

ここでひとつ言わせてください。焦るのは、あなたが本気で頑張っている証拠です。
結果を出したいと思っているからこそ焦る。それは悪いことではありません。
ただ、焦りを行動に変えられないと、努力が空回りしてしまうだけなんです。

TRYCEの経験上、最も結果を出す人は、焦っても立ち止まらない人
落ち着いて、自分のやるべきことを淡々と続けられる人です。
ダイエットは短距離走ではなくマラソン。
ペースを乱した人から脱落していくのが現実なんです。


焦りがもたらす“3つの落とし穴”

  • ①無駄な我慢:「食べなきゃ痩せる」と勘違いし、代謝を落とす。
  • ②過剰トレーニング:「毎日やらなきゃ」と無理しすぎて疲弊。
  • ③比較の沼:他人の成果と比べてモチベーションが下がる。

これらはすべて、「早く結果を出したい」という気持ちが原因。
でも、焦って変わるのは「気分」だけで、「体」は焦ってくれません。


TRYCE式「焦らない仕組み」

焦らないためには、“自分を信じられる根拠”が必要です。
TRYCEでは、そのための3つの仕組みを提案しています。

① データより“傾向”を見る

体重計は毎日違って当然。1日で上下するのは水分・便通・ホルモンの影響が大半。
体脂肪率についても同様で、そもそも家庭用体組成計で正確な数値をはじき出すのは不可能に近い。
あくまでも目安として、週単位・月単位で見て「右肩下がり傾向にあるか?」を見るのがコツです。

② “続けること”を数字にする

食事報告・トレーニング記録など、結果ではなく「継続回数」を見える化。
TRYCEでは「できた数」を褒めることを徹底しています。
成功は“積み重ねの量”でしか測れません。

③ 焦ったら“整える”を優先

焦りを感じたら、あえて運動より睡眠・食事・呼吸を整える。
焦りを無理に抑え込むより、“整えることで自然に落ち着く”状態を作ります。
がむしゃらにやることが正解ではなく、現状を把握することも大切です。


焦りとモチベーションの関係

「やる気が続かない」「昨日まで順調だったのに今日は全然できない」──そんな日もあるでしょう。
焦りとやる気は表裏一体。モチベーションが高いときほど、「結果が出ない焦り」も感じやすくなります。
TRYCEでは、こうした波を“悪いこと”とは考えません。
むしろ、人間らしい自然なリズム。焦るのは頑張っている証拠です。

問題なのは、「焦りに引っ張られて行動を変えてしまう」こと。
昨日までバランスよく食べていたのに、焦って急に断食したり、いきなり毎日トレーニングしたり。
こうなると、身体も心もびっくりしてしまいます。
TRYCEの考える“継続できる人”とは、感情が波打っても、行動のベースが変わらない人です。


焦りをエネルギーに変えるには?

焦りそのものを消すことはできません。誰にでも起こるし、ゼロにしようとするほど苦しくなります。
ではどうするか?TRYCEでは、「焦り=進んでいる証拠」と再定義します。

停滞期は、むしろ体が変化し始めたサイン。
筋肉の修復、ホルモンバランスの調整、水分量の変化――それらが起きている最中に体重が動かないのは当然。
焦る=結果を意識できているということ。
TRYCEではこのタイミングを“リカバリー期”と呼び、むしろトレーニングや食事を微調整して“次の変化を待つ期間”としています。

◎焦り期におすすめのTRYCE式ルーチン

  • 体重計を3日間封印してみる
  • シャワーではなく湯船に20分
  • 寝る前のスマホをやめて睡眠を増やす
  • 週に2回程度夕食の量を減らす

これらはどれも小さなことですが、焦りをやわらげるのに非常に効果的です。
TRYCEのお客様の中にも、「1週間体重を見なかったら逆に落ちていた」という方がたくさんいます。
焦りをあえて“見ない勇気”に変えるのがコツです。


実際にあったTRYCEのお客様の話

ある30代女性のお客様。最初の1ヶ月で2kg減り、順調でした。
ところが、2ヶ月目に入るとピタリと止まる。焦って「もっと頑張らなきゃ」と朝晩の食事を減らし、結果的に体温が下がってしまったんです。
そこで私が提案したのは、「朝の食事量を戻す」「シャワーから入浴へ」「睡眠を優先する」こと。
ほんの少しの調整ですが、1週間後、体重が再び落ち始め、結果的に3ヶ月で−6kgを達成しました。
つまり、焦りを鎮めた瞬間、身体はまた素直に動き出すんです。


焦らない人が手に入れる“余白の強さ”

焦らない人の共通点は、心に“余白”があること。
結果を急がず、過程を楽しめる。だからストレスも少なく、リバウンドもしない。
この“余白”こそ、ダイエットの本質的な成功条件です。

TRYCEが目指すのは、「頑張る」よりも「整う」人を増やすこと。
数字の変化よりも、食事の理解、睡眠の質、姿勢、気分の安定――これらが整って初めて、身体は“痩せる準備”を始めます。

焦らないことを「サボり」と思う人もいますが、それは誤解です。
焦らない人は止まっているのではなく、一歩引いて整えている
TRYCEでは、“攻める日”と“整える日”を交互に入れるように設計しています。
焦らずにリズムを作ることで、結局は早くゴールにたどり着くんです。


焦らないことは、諦めることではない

焦らない人は、決して「諦めた人」ではありません。
「自分のペースを信じられる人」です。
TRYCEは、そんなあなたを支える場所でありたいと思っています。
もし今、焦っているなら、一度立ち止まって深呼吸してみてください。
焦りは敵じゃない。ただの「サイン」です。
そのサインに気づけるあなただからこそ、きっと結果を出せます。

福岡市中央区・薬院のTRYCEでは、焦りをコントロールしながら、現実的に成果を出すためのプログラムを提供しています。
焦らずに、でも止まらずに。あなたのペースで進んでいきましょう。

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