薬院・高砂エリアのパーソナルジムTRYCEです。

「ウインナーやハム、ベーコンが大好き!」という方、多いのではないでしょうか。
朝食やお弁当の定番、市販のハンバーグやミートボールや餃子も加工肉のカテゴリーと考えると、様々なシーンで食べられています。
手軽でおいしく、価格も手頃――たしかに魅力的です。

ですが、残念ながら加工肉はダイエットの大敵
これを習慣的に食べているうちは、どんなにトレーニングを頑張っても結果は出にくいんです。


加工肉とは?

まず「加工肉」とは、肉に塩や調味料、保存料などを加えて加工したものを指します。
代表的なのはハム、ソーセージ、ベーコン、ミートボール、ハンバーグ、ナゲットなど。
加熱・乾燥・燻製・味付けなどの工程によって保存性や食感を高めています。

便利さの裏側には、脂質・添加物・塩分といった「体に負担をかける要素」が潜んでいます。


加工肉が太りやすい理由①|脂質が多すぎる

市販の加工肉には、ジューシーさとコクを出すために大量の油脂が加えられています。
肉そのものの脂だけでなく、植物油やラードなどを「カサ増し」目的で混ぜるケースも多いのです。

私は前職で食品開発をしていたのですが、その際にウインナーの製造工程を見たことがあります。
その際、大量の豚脂(豚の脂身)を混ぜ込んでいたのを見て愕然とした覚えがあります。(その時からウインナーを食べなくなりました)

たとえば、ウインナー1本(約30g)で脂質は約6〜8g。
つまり5本食べるだけで脂質30〜40g、これは唐揚げやラーメン並みの脂質量です。

脂質は1gあたり9kcal。糖質やタンパク質(1g=4kcal)の2倍以上のカロリーを持ち、少量でも高カロリーになりがちです。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2025年版」では、脂質エネルギー比率は20〜30%が望ましいとされています(厚生労働省|日本人の食事摂取基準2025年版)。
しかし、加工肉を多く摂る人はこの上限を簡単に超えてしまうのです。


加工肉が太りやすい理由②|添加物が代謝を乱す

ハムやソーセージは、食品の中でも添加物使用量トップクラス
見た目を美しく保ち、保存期間を延ばすためにさまざまな化学物質が加えられています。

  • リン酸塩:水分保持・食感向上
  • 亜硝酸ナトリウム:発色剤(ピンク色を保つ)
  • アミノ酸(グルタミン酸ナトリウム):うま味強化
  • ソルビン酸:防腐剤

これらの物質は、過剰摂取により腸内環境を乱し、代謝に関わるホルモンバランスにも影響を及ぼします。
特にリン酸塩はカルシウムの吸収を妨げ、長期的に骨や筋肉の健康にも悪影響を与える可能性があります。

世界保健機関(WHO)も、2015年に加工肉を「発がん性がある可能性のある食品」と分類しています(BBC NEWS)。


加工肉が太りやすい理由③|塩分過多によるむくみ

ハム1枚(20g)で塩分約0.6g、ベーコン1枚で約0.8g。ソーセージ1本では約0.7gほど。
これらを朝昼晩の食事に入れると、簡単に1日の塩分摂取目安量(男性7.5g・女性6.5g/厚労省基準)を超えてしまいます。

塩分過多はむくみの原因となり、体が水分をため込みやすくなるため、体重も落ちにくくなります。
その結果、モチベーションが低下してしまい、ダイエットが挫折してしまう人が少なくありません。

また、塩分過多が続くと血圧上昇や腎臓への負担にもつながります。


加工肉が太りやすい理由④|「安くて食べやすい」が落とし穴

加工肉は「手軽・安い・おいしい」三拍子。
だからこそ無意識に食べすぎてしまう危険があります。

例えば、1パックのウインナーを開けたら止まらない。
ベーコンを1枚焼くつもりが3枚に。
こうした「つい食べすぎ」が日常化すると、摂取カロリーはあっという間にオーバーです。

TRYCEの現場でも、食事記録を見て「おかず=加工肉」になっている方はほぼ全員、体重が減りにくい傾向にあります。


加工肉の怖さは“体重”だけじゃない

加工肉の摂りすぎは太るだけでなく、健康リスクも高めます。

  • 腸内環境の悪化(善玉菌の減少)
  • インスリン抵抗性の悪化(脂肪が燃えにくくなる)
  • 血管の炎症促進(動脈硬化リスク)
  • 酸化ストレス増加(老化促進)

ハーバード大学公衆衛生学部の研究では、加工肉を毎日50g摂取する人は、心疾患リスクが42%、糖尿病リスクが19%高いと報告されています(The Harvard Gazette)。


TRYCEが見てきた「加工肉依存タイプ」の特徴

ダイエットがうまくいかない方の多くが、口をそろえて言うのが「忙しいから」「料理が面倒だから」。
確かに仕事・家事・子育てに追われる日々で、手軽な加工肉は救世主のように感じます。

でも、TRYCEが数百人の食事記録を見てきた中で共通しているのは、加工肉が日常にある人ほど停滞期が長いということ。
しかも、そうした方に限って「食事量は多くないのに痩せない」と悩まれています。

理由は明確。
加工肉は“栄養密度が低くカロリー密度が高い”ため、満腹感が続かず、つい間食に手が伸びる。
これが脂質と塩分のダブルパンチで代謝を鈍らせてしまうのです。


代替策|「加工肉卒業」へのステップ

「でも何を食べればいいの?」という声、よく聞きます。
TRYCEでは、無理なく加工肉を減らす“リアルな置き換え術”を提案しています。

① 鶏むね肉・ささみを主役に

低脂質・高タンパクの代表格。}
塩麴や焼き肉のたれなどで漬け込んだり、サラダチキン風にすれば、加工肉並みの手軽さで続けられます。

② 具だくさん味噌汁を常備

野菜・きのこ・豆腐を入れた味噌汁は「満足感」「食物繊維」「代謝UP」「腸活」を同時に叶えます。
塩分過多にならないよう、出汁や具材で旨味を引き出しましょう。

③ 自炊が難しい人は“冷凍でも無添加”を選ぶ

最近は冷凍食品でも「無添加・低脂質・高たんぱく」商品が増えています。
裏面の原材料欄をチェックし、なるべく「植物油脂」「ショートニング」「リン酸塩」「アミノ酸等」と書かれていないものを選びましょう。

④ 朝食を“タンパク質+食物繊維”に置き換える

ウインナーの代わりにゆで卵+納豆+味噌汁などの良質な食品を。
朝から自律神経と血糖を安定させることで、食欲コントロールにもつながります。


「やめられない」を変えるのは意識より環境

TRYCEでは、お客様に「意思より環境を変えよう」と伝えています。
冷蔵庫に加工肉を常備していれば、必ず食べてしまいます。
まずは買わないことからスタートです。

ウインナーを買わずに鶏むねを下味冷凍する。
ベーコンをやめて、きのこ炒めを常備菜にする。
こうした小さな“置き換え”が積み重なると、体は確実に変わっていきます。


「怖さ」より「気づき」を

加工肉=悪、というわけではありません。
たまに楽しむ分には問題ありません。
問題は「毎日のように食べている」こと。

人間の体は、食べたものでできています。
だからこそ、毎日口にするものがあなたの未来を形づくります。

TRYCEでは、恐怖を煽るよりも「気づき」を届けたい。
食べるものを変えるだけで、体も心も驚くほど軽くなることを、ぜひ感じてほしいと思っています。


まとめ|加工肉をやめた人から体は変わる

ダイエットを成功させたいなら、まずは加工肉を手放すことから。
これはTRYCEで何百人と見てきた「共通の成功法則」です。

たった1週間、加工肉をやめるだけでも体は軽くなり、浮腫みが減り、代謝が上がります。
もう一度言いますが、「あなたの体は食べたもので出来ている」。
体の変化は、選ぶ食材の変化からはじまります。

薬院・高砂エリアで「本気で体を変えたい」と思ったら、ぜひともTRYCEへご相談ください。
私どもがあなたを全力でサポートします。


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