福岡のダイエット専門パーソナルトレーニングジムの「TRYCE」の田中です(^^)
福岡市内でダイエットにお困りの方は、お気軽にご相談ください^_^

霊長類最強と言われるゴリラ

怖い

その筋肉隆々のマッチョボディは、世のトレーニーの憧れの的です。
(私はゴリマッチョが好きではないので憧れは皆無です)

見た目だけでなく、パワーも最強。握力はなんと500kg以上とも言われ、人間の優に10倍以上を誇ります。

そのマッチョなゴリラですが、主食はご存知の通りです。バリバリの草食動物です。

草ばかり食べてタンパク質を摂取しないゴリラが、なぜあれだけ筋肉ムキムキになるのでしょうか?

この理由は諸説ありますが、代表的な2つの理由をあげていきます。

草をアミノ酸へ変換説

それは、主食の草をアミノ酸へ変換する微生物を体内に持っているからです。

アミノ酸は筋肉の材料で、人間は肉や魚、卵や乳製品などの動物性タンパク質や、大豆などの植物性タンパク質から摂取します。

草にはほぼタンパク質(アミノ酸)は含まれておらず(含まれていたとしても超微量)、人間であれば草だけ食べていても筋肉が成長することはまずありません。

が、ゴリラをはじめとする草食動物は、先述の通り微生物の力で草をアミノ酸へ変換し、それを筋肉の材料としているわけです。

微生物自体がタンパク質源説

草を消化するために微生物の力を使うのは共通ですが、その微生物自体がタンパク質を含んでいるそうです。

草を食べる際に、微生物の死骸も一緒に分解・吸収し、体内に取り込むことでアミノ酸を摂取し、筋肉の材料としています。

タンパク質(アミノ酸)の構造を考えると、個人的にはこちらの説の方が有力のような気がします。

まとめ

どちらの説にせよ、人間には真似できない代謝経路です。ちなみに、すべての草食動物に当てはまる説だそうです。

草と書きましたが、いわゆる人間のカラダでは消化・分解ができない食物繊維のことです。

食物繊維は人間にとっても、便秘改善や腸内環境改善、血糖値上昇の抑制など、メリットはたくさんありますが、基本的には栄養素としての利用は行われていません。
(厳密に言えば、いくつかの食物繊維は腸内で発酵されてエネルギーとなります)

草だけ食べて生きていくことができ、なおかつ筋肉ムキムキになるなんて少々羨ましい気もします。

が、食べること(&飲むこと)大好きな田中夫婦は、一生草だけ食べ続けるのは苦痛なので、ムキムキじゃなくても人間でよかったなーと思いました。

なんにせよ、人間も動物も、生き物のカラダは本当に神秘的ですね。

くれぐれもムキムキに憧れるトレーニーの方は、ゴリラの真似はせずにちゃんとした食べ物からタンパク質を摂取してくださいね。

ではでは。