福岡市のダイエット専門パーソナルジム「TRYCE」です。
薬院駅徒歩8分、渡辺通駅徒歩5分という抜群の立地で、通いやすさも人気の理由です♪
福岡市内でのダイエットやパーソナルトレーニングをお考えの方は、ぜひともお気軽にこちらまでお問い合わせください(^^)
みんなが痩せたいわけではない
私どものジムへ来られるお客様のほとんどは、ダイエットを目的とされています。
特に今の時期は、夏に向けて本格的にダイエットを始めたいというお客様がほとんどです。
(夏に向けてのダイエットは今がベストな始め時ですよ!)
ですが、稀に逆のご要望をお持ちの方もいらっしゃいます。
痩せたいのではなく太りたいというご要望です。
(痩せたいと思っている人には信じられないかもしれませんが)
何をどれだけ食べても太れずに、細いカラダをコンプレックスに感じている人って意外と多いですよね。
私のような太りやす体質の人間からすれば実に羨ましい話ですが、太れない人にとっては逆に太りやすい体質の方が羨ましいというわけです。
たしかに太りにくい人は筋肉も付きにくいため、カラダを変えるのはそうじゃない人に比べると難しいです。
食事とトレーニングを一生懸命頑張っても、細いカラダのままだとそりゃ嫌になりますよね。
消化・吸収能力が低いと太れない
たくさん食べても太れないという人は、恐らく消化・吸収の能力が一般的なレベルよりも低いのだと考えられます。
(もちろん他の原因もありますのであくまでも一例です)
食べ物から栄養素をしっかりと摂取しても、消化機能が低くて未消化であれば、小腸で体内に吸収されずにそのまま大腸に運ばれて便などとして排泄されます。
消化機能が正常でも小腸の吸収能力が低ければ、同じように大腸まで通過してそのまま排泄されてしまいます。
食べ物が未消化のまま大腸に運ばれると、急な腹痛を伴う便意に襲われます。
太れない人がお腹を下しやすいのはこのためです。
つまり、いくら栄養バランスの良い食事をしようと、消化・吸収能力が低ければその栄養素は体内に入ってくることはなく、筒のように口から入って肛門から出て行ってしまうわけです。
消化の良いものを食べる
消化・吸収能力が低い人は、より何を食べるかを厳選しなければいけません。
闇雲にたくさん食べても、結局栄養素を吸収できなければ何の意味もありませんからね。
消化・吸収能力が低ければ、消化の良いものを食べて消化を事前に助けてやれば良いだけです。
分かりやすいのは主食である炭水化物です。
繊維質が豊富な玄米やそばなどは消化が悪いので避けて、消化が良い白米やうどん、餅などを食べる。
(ダイエットと真逆ですね)
特に餅は消化が早くエネルギー効率も高いので、太りたい人はたくさん食べるようにしてください。
私の知り合いのボディビルダーは、体重を増やす時はもっぱら餅を大量に食べるそうで、何よりも増量に効果的と言っていました。
(餅を食べまくって120kgぐらいまで太ってました 笑)
脂質は消化が悪い
特に消化・吸収に負担がかかる栄養素が脂質です。
脂質カロリーが高いので本来は太りやすいのですが、消化器官が弱い方は脂質の分解能力が低いので消化・吸収ができずに排泄されやすいです。
(脂っこいものを食べ過ぎるとお腹を下しやすいのはこのためです)
特に動物性脂質やリノール酸(紅花油、ひまわり油、綿実油、大豆油、コーン油、ごま油、種実類、マーガリンなど)は胃腸に負担をかけやすいと言われていますので、消化・吸収能力が低い人はなるべく避けた方がいいです。
(ダイエット中の人も同様)
調理の際、肉の脂身を除去する、ドレッシングはノンオイルのものやポン酢を使う、油を使用しなくていいようにテフロン加工のフライパンを使う、などの工夫を行ってください。
魚の脂質は抗炎症効果のあるリノレン酸(オメガ3脂肪酸)が豊富なので、むしろ積極的に摂取しましょう。
タンパク質と脂質のコラボに要注意
カラダづくりに欠かせないタンパク質についても注意が必要です。
タンパク質は脂質と同時に摂取しやすいため、意識しないと動物性脂質を同時に摂取してしまいます。
そうなると、せっかく良かれと思ってたくさん食べても、胃腸に負担がかかって栄養素が十分に吸収できなくなります。
タンパク質源として牛肉や豚肉を食べる場合は脂身をしっかりと取り除き、鶏肉を食べる場合は皮を剥ぐなど、極力脂質を避けた方が良いです。
タンパク質は、鶏のささみや皮を剥いだ鶏むね肉、牛や豚の赤身肉、卵や大豆製品、魚などから摂取するようにしてください。
(卵に関しては黄身の脂質が高めなので、消化・分解が苦手な方は白身3:黄身1の割合で食べるなど調整するといいです)
いくらカロリーが高くて美味しいからといって、ウインナーやベーコンなどの加工肉は脂質が高いので避けてくださいね。
食物繊維も摂り過ぎ注意
本来ならダイエットの味方である食物繊維も、消化・吸収能力が低い人にとっては摂り過ぎ注意です。
もちろん食物繊維はカラダにとって必要な栄養素で、自身にとっての適量は摂る必要はありますので、あくまでも摂り過ぎないことが大切です。
特に不溶性食物繊維は胃腸に負担がかかりますので、必要以上に摂り過ぎないようにしてください。
消化・吸収能力が低い人は、キノコ、海藻類、根菜などをたくさん食べるとお腹を下しやすいので、自分に合った適量を探してそれ以上摂取しないように気を付けましょう。
自分に合ったやり方を探す
ここまで色々と対処法をお伝えしてきましたが、これらはあくまでも一般的な栄養の話であり、すべての太れない人に効果的だという保証はありません。
なぜ太れないのか、その理由を細かく見れば100人いれば100人とも異なります。
とある食材が、Aさんにとっては消化・吸収が問題ないものでも、Bさんにとっては胃腸に負担がかかってしまう場合もあります。
摂取量についても同様で、これだけ食べてもOKというラインは人それぞれ違うのです。
今回お伝えしたような食材を中心に、色々と食べてみて、自分に合った食材や摂取量を見つけることが重要になります。
そのうえで、たくさん食べて栄養素をしっかりと吸収すれば、カラダは変わってくると思いますよ。
はじめは難しいかもしれませんが、とにかく試してみてください。
よく分からない場合は、いつでも私どもへご相談ください。
私どもは医者ではないので医療的行為は行えませんが、豊富な食の知識をフルに活かして、できる限りのアドバイスはさせていただきます。
頑張ってコンプレックスを吹き飛ばしましょう(^^)/
ではでは。
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