薬院・高砂エリアのパーソナルジムTRYCEです。
本記事は、「食べたものが体脂肪に変わるまで」というシリーズの一部です。
このシリーズでは、脂質・炭水化物・たんぱく質といった三大栄養素が、
体内でどのように使われ、どの段階で体脂肪に変わるのかを整理しています。
栄養を単純に「太る・太らない」で判断するのではなく、
体内での流れや役割を理解することで、
ダイエットを必要以上に複雑にしないことを目的としています。
今回は、ダイエットの話になると必ずと言っていいほど話題に上がる「脂質」についてです。
「脂質は太る」
「脂質はできるだけ避けた方がいい」
こうしたイメージを持っている方は多いと思います。
実際、三大栄養素の中で脂質が体脂肪になりやすいのは事実です。
ただし、ここで大切なのは、
「なぜ脂質は体脂肪になりやすいのか」
を正しく理解することです。
脂質が悪者にされやすい理由
脂質が敬遠されやすい理由の一つに、カロリーの高さがあります。
脂質は1gあたり9kcalと、炭水化物やたんぱく質の約2倍のエネルギーを持っています。
この数字だけを見ると、脂質=太るという印象を持つのも無理はありません。
しかし、カロリーが高いことと体脂肪になりやすいことは、必ずしも同じ意味ではありません。
体脂肪になりやすいのは「構造」の問題
脂質が体脂肪になりやすい最大の理由は、体内での扱われ方にあります。
脂質は、消化・吸収された後、再び脂肪として再合成される栄養素です。
つまり、食事として摂った脂質は体脂肪と非常に近い形に戻されます。
この構造上の特徴が、体脂肪に変わりやすい理由です。
脂質は「余ったときの行き先」が明確
脂質はエネルギーとして使われることもありますが、使われなかった場合の行き先がはっきりしています。
それが体脂肪です。
炭水化物のように、一度エネルギーとして使われる段階を必ず経るわけではなく、余剰分が比較的スムーズに貯蔵へ回されます。
これが、脂質が体脂肪になりやすいと言われる所以です。
ただし、ここで誤解してほしくないのは、脂質が体脂肪になりやすいからといって脂質そのものが悪いわけではないという点です。
脂質は、
ホルモンの材料になり、
細胞膜の構成要素となり、
体にとって欠かせない役割を持っています。
問題になるのは、使われなかった量が重なったときです。
脂質が体脂肪になるかは「状況」で決まる
同じ脂質を摂っても、体脂肪になりやすいかどうかは体の状態によって変わります。
エネルギー需要が高い状態では、脂質も消費に回されやすくなります。
一方で、すでにエネルギーが足りている状態で脂質を摂れば、余剰分は体脂肪として蓄えられやすくなります。
脂質が問題になるのは、この後者のケースです。
脂質を避けるかどうかを考える前に、なぜ脂質が体脂肪になりやすいのかを理解することが重要です。
感情やイメージではなく、体内の流れで判断できるようになります。
脂質が体脂肪になりやすい理由を、もう少し具体的に体の中の流れで見ていきましょう。
ここを理解すると、脂質との付き合い方が一気にシンプルになります。
脂質は消化されたあと再び脂肪になる
食事として摂った脂質は、消化の過程で脂肪酸とグリセロールに分解されます。
その後、小腸で吸収され、体内に取り込まれます。
吸収された脂質は一度バラバラになったあと、再び中性脂肪として再合成されます。
この時点で、体脂肪とほぼ同じ形に戻っているのです。
再合成された中性脂肪は、エネルギーとして使われるか、貯蔵されるかのどちらかになります。
この選択は、体のエネルギー状況によって決まります。
エネルギーが不足している状態では、脂質は消費に回されやすくなります。
一方で、すでにエネルギーが足りている状態では、余剰分は体脂肪として蓄えられます。
脂質は「そのまま貯蔵しやすい」
脂質の特徴は、体脂肪として貯蔵されるまでの工程が短いことです。
炭水化物のように、一度エネルギーとして使われる段階を必ず挟む必要がありません。
この「近さ」が、脂質が体脂肪になりやすい最大の理由です。
脂質は効率よく貯蔵できる栄養素とも言えます。
比較対象として、炭水化物(糖質)は、まずブドウ糖としてエネルギーに使われます。
使われきれなかった分が、初めて体脂肪へ向かいます。
脂質は、この「まず使われる」という段階を必ずしも経る必要がありません。
ここが、両者の大きな違いです。
脂質を摂るときに起きていること
脂質を多く含む食事を摂ったとき、体はまず、「今それを使う必要があるか」を判断します。
必要がなければ、無理に燃やそうとはしません。
結果として、使われなかった脂質は、効率よく体脂肪として保管されます。
これは体にとって、非常に合理的な仕組みです。
脂質そのものが問題なのではなく、脂質が余りやすい状況が問題になります。
すでにエネルギーが十分な状態で、さらに脂質を重ねると体脂肪として残りやすくなります。
逆に、エネルギー需要が高い状態では同じ脂質量でも体脂肪に回りにくくなります。
脂質の扱われ方は、常に状況次第です。
脂質が使われやすい条件
脂質を減らすかどうかを考える前に、まずは脂質がどのように体脂肪になるのかを理解することが大切です。
仕組みが分かれば、必要以上に怖がる必要はなくなります。
脂質がエネルギーとして使われやすいのは、体がエネルギーを必要としている状態です。
具体的には、活動量が高いときや、エネルギー不足の時間が続いたときです。
このような状況では、体は蓄えている脂質を取り出して使おうとします。
脂質は、「足りないとき」にこそ消費されやすい栄養素です。
脂質が使われにくくなる条件
一方で、脂質が体脂肪として残りやすくなるのは、すでにエネルギーが十分に足りている状態です。
特に、糖質を多く摂っている状況では脂質は後回しにされやすくなります。
体は、使いやすいエネルギーから優先的に使います。
糖質が十分に供給されていると、
脂質は「今は使わなくていい」と判断されやすくなります。
脂質は「重ねすぎたとき」に問題になる
脂質は、単体で悪者になる栄養素ではありません。
問題になるのは、使われにくい状況で脂質を重ねてしまうことです。
エネルギーが余っている状態で脂質の多い食事が続くと、体脂肪として蓄えられやすくなります。
これが、「脂質は太りやすい」と言われる実感につながります。
ダイエット中の脂質との付き合い方
ダイエット中だからといって、脂質を完全に避ける必要はありません。
脂質は、ホルモンや細胞の材料として欠かせない栄養素です。
大切なのは、量とタイミングを意識することです。
使われやすい状況を作った上で、必要な分を摂る。
これが、脂質と上手に付き合う基本になります。
脂質が体脂肪になりやすい理由を知ると、必要以上に恐れる必要がなくなります。
感覚やイメージではなく、体内の仕組みで判断できるようになります。
脂質は、扱い方次第で味方にもなります。
まずは、「なぜなりやすいのか」を理解することが第一歩です。
次回は炭水化物が体脂肪になるまでを解説
次回は、炭水化物が体脂肪に変わるまでの流れを整理します。
世間で言われがちな
「糖質は太る」という考え方を、体内の仕組みから解説していきます。
特に、ブドウ糖と果糖の違いについても触れながら、なぜ炭水化物は誤解されやすいのかを整理します。
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