【ダイエットと筋トレの関係】筋トレをすると脂肪が燃えやすくなりますよ

福岡市中央区のダイエット専門パーソナルトレーニングジム「TRYCE」の田中です(^^)

筋トレとダイエットの関係

「ダイエット中だから筋トレ頑張ってます！」

このようなことをよく耳にするのですが、筋肉は糖質を使いたがるので、筋トレで体脂肪が劇的に減少するってことは期待し過ぎない方がいいです。

体脂肪をはじめとした「脂質」は、その構造上、非常に燃焼しにくいためエネルギーとして使いづらいという特徴があります。

また、水に溶けないので体内を移動しにくく、この点も燃焼されずらい理由の一つとなります。

それに比べて「糖質」は血糖として血液に乗って全身を循環するため、カラダの各場所で利用しやすく、燃焼しやすいためすぐにエネルギーとして利用できます。

つまり、筋トレというハードで瞬発的にエネルギーを必要とする運動では、「脂質」よりも「糖質」の方が利用されやすく、本人が思っているほど体脂肪は燃焼されないということなのです。

体脂肪を減らすのが目的であれば、食事を見直したり、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行った方がよっぽど効果的です。

では筋トレはダイエットに効果が無いのかというと、そうではありません。

筋トレがダイエットに効果的な理由として、

カラダが引き締まり見た目が変わる

という点があります。

筋肉が付けば垂れていた部分が持ち上がったり引き締まったりして、視覚的に細く見えます。

顕著なのはお尻や太もも、背中などの大きな筋肉です。

これらは面積が大きいので衰えやすい反面、鍛えれば反応しやすい(筋肉が付きやすい)部分です。

女性の場合、特に下半身を鍛えると見た目はガラッと変わります。

お尻は持ち上げられてプリッとした桃のようなヒップに、太ももは裏側を鍛えれば後ろに引っ張られ形がキレイになり細く見えます。

これらが体脂肪減少に直接的に繋がるわけではありませんが、見た目が大きく変わるのでダイエット効果はあると言えますよね。

また、筋トレをすればするほど運動時に「脂質」が燃焼される割合が増えます。

定期的に筋トレをする人とあまりしない人を比べると、使用される栄養素の割合が異なってきます。

筋トレをはじめとした運動をあまり行わない人は、運動時に使用される栄養素は主に「糖質」になるため、そういう人がたまに筋トレを行っても体脂肪の減少はあまり期待できません。

一方、よく筋トレを行う人であれば、「糖質」だけでなく「脂質」もしっかりと使用するので、その状態になれば同じ運動をするにしてもダイエット効果が高まります。

これは筋肉をよく使うと、脂肪を分解する酵素の分泌が増えるために起きる現象です。

筋トレのようなハードな運動を行った後は、6時間～12時間ほど代謝が上がると言われています。

この現象を「EPOC(エポック)」と言います。
(「運動後過剰酸素消費（Excess Post-exercise Ox ygen Consumption）」の略。長いし難しいので覚える必要一切無し)

まあ多少の上昇ですので過度の期待は良くないのですが、運動後何もせずに代謝がちょっとでも上がるのであれば儲けもの。

ということは、午前中など早い時間に筋トレを行った方がより恩恵を受けれますね。

休日などは、可能であれば出来るだけ早めに筋トレを行うことをオススメします。
(もう一度言いますが、多少の上昇なので無理して午前中にする必要はありませんからね)

ここにあげただけでも筋トレがダイエットにもたらす恩恵は大きいですね。

ダイエットに筋トレは必須ではありませんが、より効果的に進めるためには筋トレも同時に行った方が良いと思います。

もちろん、筋トレだけすれば体脂肪が減少するかというとそうではないので、食事の改善もしっかりと行って下さいね。

昨今の筋トレブームに乗っかって、みんなで筋トレやっちゃいましょう(^^)/

やり方がよく分からないという方は、いつでも私どもにご相談ください。

アナタにピッタリのメニューをご提案させていただきます(^_^)

ではでは。