福岡市中央区のダイエット専門パーソナルジムTRYCEの田中です!
福岡市内でのダイエットやパーソナルトレーニングをお考えの方は、
ぜひともお気軽にこちらまでお問い合わせください(^^)
体重を減らしてもキレイになれない
ダイエットとは、「体重を減らすこと」と思っている方は少なくないと思います。
「体重が減る=体脂肪が減る=キレイになる」のは大間違いで、体重が減ったからといってキレイにはなれるわけではありません。
これは私どものジムのお客様へは、必ず最初にお伝えしています。
「体重」と一言にいっても、体脂肪だけでなく、水分、筋肉、内臓、骨、血液、血管、などそれを構成している要素はたくさんあります。
無理して極端なダイエットを行い、仮に10kgの体重を減らしたとします。
その10kgがほぼ筋肉だったら、体重が減ったことに何の意味があるでしょうか?
筋肉が大幅に減ったのであれば、見た目にもキレイではないですし、それは「痩せた」のではなく「やつれた」だけです。
10kgも減らせば、体脂肪もたくさん減ってるだろう、というのは実に甘い考えです。
人間のカラダは体脂肪をなかなか手放そうとしません。
体脂肪は、エネルギーの貯蔵効率が非常に良いので、「生存」という人間の本能を考えるとこんな便利な栄養貯蔵庫を手放したいわけがない。
「体脂肪を減らしてキレイなカラダになりたい!」というのは、あくまでもアナタのエゴであってアナタのカラダはそんなもの求めてないのです。
となると、無理なダイエットを行い、栄養不足の状態が続けば、カラダはそれを補うために「余計なもの」に栄養を回さず、なんなら削ろうとします。
それが主に筋肉というわけです。
栄養バランスを考えない極端なダイエットを行えば、筋肉が真っ先に減ってしまうのはこの理由です。
減らすべくは体脂肪
大切なことは「体重が何kg減った」ということでなく、「減った体重の内訳」です。
先述の通り、筋肉が大幅に減ってしまうことは避けなければなりません。
減らさないといけないのは体脂肪であり、極力それだけを減らすようなダイエットを行う必要があります。
体脂肪を減らすためには、当たり前ですが「食事」と「運動」です。
それ自体は皆さん分かっているのですが、体脂肪にフォーカスしたやり方を行えている人が非常に少ない。
今食べている食事がどのような経路を経て体脂肪になるのか
逆にどの栄養素を減らせば体脂肪がエネルギーとして使用されるのか
今行っている運動はどの栄養素を主に使用しているのか
体脂肪(脂質)を効率よく使用する運動はなんなのか
この辺りを理解しなければ、体脂肪を減らすことは困難極まりない行為です。
どのような食事や運動であれば体脂肪を減らせるのかというと、過去のブログに書いてありますのでそちらを参考にされてください(^_^)
痩せすぎ注意⚠
そもそも自分が本当に太っているのかを考えた方が良いと思います。
私どものジムへダイエットの相談に来られるお客様は、全然太っておらず、むしろ適正体型の方が少なくありません。
それでも皆さん、「もっと痩せたいんです!」とおっしゃいます。
そのようなお客様は、脚だけが太かったり、お腹周りだけがゆるかったりと、部分的に悩んでいる場合がほとんどです。
その気になっている個所をどうにかしたいため、「まだまだ痩せなきゃいけない」という考えに至っているのだと思います。
ダイエットには「部分痩せ」というものは基本的に存在しませんが、部分的に太っている原因次第ではそれは可能になります。
例えば太ももだけが異常に太い場合。これは「慢性的なむくみ」が原因であることが多く、脚をキレイにするトレーニングに加え、生活習慣や食事内容を変えてもらえば痩せずとも改善することが出来ます。
お腹周りだけ脂肪が付いている場合は、食生活が原因の場合がほとんどです。
腹部の脂肪は、「アルコール」や「砂糖」をたくさん摂る人に付きやすく、それらの調整に加え、お腹周りが目立たなくなるようなトレーニングを行えば減っていきます。
というように、むやみやたらに無理なダイエットを行う必要は無いというわけです。
特に女性の場合、「やり過ぎる」傾向が強いように感じます。
ダイエットを成功させ、どうみても客観的には普通、またはやや痩せ型の体型までなっているのに、まだまだ痩せたいという女性のお客様はとても多いです。
そのような場合、私はそれ以上痩せることを全力で止めます。
ハッキリ言って、痩せることはそこまで大変ではありません。そこからさらに痩せ続けるのもそこまで難しくないです。
それより、痩せた後の理想体型を維持する方が何倍も難しいです。
私どもは、ダイエットを成功させたお客様には、その後の維持していただくための指導の方に力を入れています。
気持ちは分かりますが、痩せすぎは見た目にもキレイではないですし、健康面でも良いことはありません。
病的に痩せすぎた場合、拒食症、過食症、うつ病、生理不順、不妊症、貧血症、便秘、冷え性など、さまざまな弊害が出てきます。
健康的なカラダになるために始めたダイエットで不健康になるなんて、本末転倒としか言いようがありません。
厚生労働省の調査では、適正体重にもかかわらず「自分は太っている」と感じている女性の割合が非常に高いことがわかっています。
それにつけ込んだ商売がいかに多いか、世の中を見渡せば一目瞭然ですよね。
主観的になり過ぎず、客観的な観点で見て、健康を害すような痩せ方をしないよう注意していきましょう。
ダイエットにお困りの方は、いつでもお気軽にご相談くださいね(^O^)
ではでは。