福岡市中央区のダイエット専門パーソナルジムTRYCEの田中です!
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筋肉の種類~速筋(白筋)と遅筋(赤筋)~
筋肉に種類があるということをご存知ですか?
筋肉は大きく分けて、「速筋(白筋)」と「遅筋(赤筋)」の2種類に分けることが出来ます。
この2種類の特徴を知ることは非常に大切で、どちらの筋肉を鍛えるかによってカラダの変化は大きく変わります。
例えば、筋肉を付けてムキムキになりたい人が、遅筋(赤筋)を鍛えても理想のカラダに近づくことは難しいでしょう。
このことをしっかりと理解したうえで、自身の目的に則した適正なトレーニングを行わなければいけません。
速筋(白筋)とは?
速筋とは、短距離ダッシュ(スプリント)やジャンプ、筋トレなどの瞬発力に関わるもので、色が白っぽいため白筋とも呼ばれます。
速筋(白筋)はトレーニングによって肥大(大きくなる)しますが、トレーニングをやめた場合や、加齢によって小さくなってしまいます。
速筋(白筋)が増えるとボディラインにメリハリが出てきますので、一般的に「筋肉が付く」ということは、速筋(白筋)が増えることを言います。
筋肉を付けてカッコいいカラダを目指すボディメイクは、この速筋(白筋)を増やす行為なのです。
遅筋(赤筋)とは?
遅筋(赤筋)とは、マラソンなどの長距離走のような持久系のの運動に関わるもので、酸素の供給によって長時間動き続けることが出来ます。(いわゆる有酸素運動)
遅筋(赤筋)は大きく肥大しにくいため、遅筋(赤筋)を鍛えてもメリハリのあるカラダになることは出来ません。
どれだけ頑張ってジョギングを繰り返しても、筋肉が肥大してマッチョになることはないということです。
速筋(白筋)と遅筋(赤筋)の比率は遺伝で決まる
速筋(白筋)と遅筋(赤筋)は、どちらか一方だけが存在するわけでなく、筋肉の中に混在しています。
その割合は生まれつき決まっており、速筋(白筋)が多い人もいれば、遅筋(赤筋)が多い人もいます。
この比率によって、筋肉質であったり、足が速かったり、持久力が強かったりと、運動能力が変わってくるわけです。
そして、この比率は遺伝で決まっていまので、生後にトレーニングを行ってもあまり変わらないと言われています。。
特に速筋(白筋)の割合(数)を大きく増やすのは難しいとされています。
では、遺伝的に速筋(白筋)が少ない人は筋肉が付かないかというと、決してそうではありません。
比率は変えられなくても太くできる
たしかにトレーニングをいくら頑張っても速筋(白筋)と遅筋(赤筋)の比率は変えられませんが、筋肉の繊維を太くすることは可能です。
先述の通り、遅筋(赤筋)は肥大しにくいのですが、速筋(白筋)は太くなりやすいため、遺伝的に不利だからと言ってボディメイクを諦める必要はありません。
また、細かく言えば、筋線維の中には速筋(白筋)と遅筋(赤筋)だけでなく、「きわめて速筋(白筋)的なもの」から、「速筋(白筋)と遅筋(赤筋)の間のようなもの」まで、いくつかのグレードがあります。
これらの割合に関しては、トレーニングによって変えることが出来ますので、元々の速筋(白筋)の割合が少ない人でも努力と工夫次第で筋肉を増やすことは可能というわけです。
目的に合ったトレーニングを行う
速筋(白筋)と遅筋(赤筋)、いずれを鍛えるにしても、目的に合ったトレーニングを行うことが重要となります。
ボディメイクでカラダにメリハリを付けたければ、しっかりと負荷をかけた筋トレなどで速筋(白筋)を鍛え、ジョギングなどは最小限にした方が良いと思います。
逆にマラソンのタイムを向上させたいような場合は、ジョギングなどの持久系トレーニングを行って遅筋(赤筋)を鍛え、高負荷の筋トレなどは控えた方がいいでしょう。
ここがズレてしまえば、悲しいかな「無駄な努力」で終わってしまうので、あらかじめ理解したうえで適正なトレーニングを行うようにしてください。
ではでは。