高砂・渡辺・清川エリアのパーソナルジムTRYCEです。

老化と筋肉の関係3部作、いよいよ最終回です。
第1部(基礎知識編)では、40代から始まる筋肉減少「サルコペニア」が、代謝の低下・太りやすさ・ダイエットの失敗と直結するという話をしました。
第2部(実践編)では、筋肉は何歳からでも増やせること、そのための筋トレと食事の正解を解説しました。

今回の第3部では、少し視点を変えます。
「体重やBMIだけを見ていると、体の本当の変化を見逃す」という話です。

「体重は標準なのに体脂肪率が高い」
「ダイエットして痩せたのに、なぜかすぐリバウンドする」
「若い頃と体重は変わっていないのに、体型が崩れてきた」

これらはすべて「隠れサルコペニア肥満」のサインである可能性があります。

高砂・渡辺通・清川エリアのパーソナルジムTRYCEでは、体重ではなく体脂肪率と筋肉量を軸にダイエットの進捗を管理しています。

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「隠れサルコペニア肥満」とは何か

サルコペニア肥満とは、筋肉量の減少(サルコペニア)と体脂肪の増加(肥満)が同時に起きている状態のことです。
別名「隠れ肥満」とも呼ばれます。

なぜ「隠れ」なのか。
体重やBMIが正常範囲内でも、この状態になっているケースがあるからです。

筋肉は重く、脂肪は軽い。
加齢や食事制限ダイエットによって筋肉が減り、その分脂肪が増えても、体重はほとんど変わらないことがあります。
つまり体重計の数字が「標準」を示していても、体の中身は脂肪だらけになっている可能性がある。
これが隠れサルコペニア肥満の怖いところです。

見た目がスリムでも、体組成計を測ると体脂肪率が肥満レベルだったという例は珍しくありません。
太ももの断面を見ると、筋肉がつまった健康な状態と、脂肪がスカスカに入り込んだ状態では、外見の太さはほぼ同じでも中身がまったく違う——そういうことが体の中で起きています。

食事制限ダイエットが「隠れ肥満」を作る

隠れサルコペニア肥満を作り出す最大の原因のひとつが「運動なしの食事制限だけのダイエット」です。

食事を極端に減らすと体重は落ちます。
しかし落ちているのは脂肪だけではありません。
筋肉も同時に削られます。

筋肉が減ると基礎代謝が落ちます。
基礎代謝が落ちると脂肪が燃えにくくなります。
さらに食事を減らしていた反動で食欲が戻ると、低くなった代謝で以前より太りやすい体になっています。
これがリバウンドの正体です。

しかも、リバウンドで体重が戻るとき、戻るのは筋肉ではなく脂肪です。
ダイエット前より体脂肪率が高くなる。
体重は同じなのに、中身はより「脂肪体質」に変わっている。
ダイエットを繰り返すたびに、隠れサルコペニア肥満が進行していくという皮肉な現実があります。

TRYCEが「食事制限だけのダイエットをすすめない」理由のひとつが、まさにここです。

BMIへの過信が体を見誤らせる

BMI(体重÷身長の2乗)は健康診断などで目にしたことがあると思います。
肥満の指標としてよく使われますが、筋肉量と脂肪量を区別しません。
つまりBMIが正常(18.5〜25未満)でも、筋肉が少なく脂肪が多い状態は見抜けません。

逆に、筋トレを続けて筋肉量が増えると体重は増えることがあります。
筋肉は脂肪より重いからです。
でもそれは「太った」のではなく「体が良い方向に変わった」サインです。

体重の数字だけを追いかけていると、筋肉が増えているのに「太った」と勘違いして筋トレをやめてしまう。
逆に、脂肪が増えているのに体重が変わらないから「問題ない」と安心してしまう。
どちらも体重計だけに頼ることの落とし穴です。

TRYCEが体重の数字よりも「体脂肪率」と「筋肉量」の変化を重視するのはそのためです。

「隠れ肥満かも」と思ったらチェックしてほしいこと

以下の項目に複数当てはまる場合、隠れサルコペニア肥満の可能性があります。

・体重は標準なのに体脂肪率が高い
・若い頃と体重は変わらないのに、体型が崩れてきた(お腹まわりが気になる)
・食事制限ダイエットを繰り返している
・運動習慣がない、または有酸素運動だけしている
・たんぱく質をあまり食べていない
・ダイエットするとすぐ体重が落ちるが、すぐリバウンドする

チェックの手段として最も手軽なのは体組成計です。
体脂肪率と筋肉量が測れるタイプを使い、数字の「トレンド」を追うことで体の変化を正確に把握できます。
体重だけでなく体組成を見ることを習慣にしてください。

隠れサルコペニア肥満から抜け出すための方向性

隠れサルコペニア肥満を改善するには、脂肪を落とすと同時に筋肉を増やすという、二つを同時に進める必要があります。
これは食事制限だけでは絶対に達成できません。

必要なのは以下の3つがセットになることです。

① 適切な強度の筋トレを週2〜3回

筋肉を増やさなければ、代謝は上がりません。
代謝が上がらなければ、脂肪は落ちにくいままです。
「痩せてから筋トレを始める」は間違いで、「筋トレをしながら痩せる」が正解です。

② たんぱく質を毎食しっかり食べる

筋肉の材料はたんぱく質です。
体重1kgあたり1〜1.5gを目安に、肉・魚・卵・大豆製品から毎食摂ることを習慣にしてください。
食事制限で食事量を減らすときも、たんぱく質だけは削ってはいけません。

③ 極端な食事制限をしない

カロリーを極端に絞ると筋肉が削られます。
TRYCEの減量ペースは月に体重の5%以内が目安です。
それ以上のペースで落とそうとすると、脂肪より先に筋肉が落ちやすくなります。
ゆっくり確実に、筋肉を残しながら脂肪だけを落とす。
これがリバウンドしない体づくりの原則です。

「体重より筋肉量」という発想の転換

3部作を通じてお伝えしてきたことの本質は、ここに集約されます。

ダイエットの成功を「体重が減った」で判断しない。
「筋肉を守りながら体脂肪が落ちた」かどうかで判断する。

体重が減っても筋肉が落ちていたら失敗です。
体重が増えても筋肉が増えていたら成功です。
体重が変わらなくても体脂肪率が下がっていたら、確実に体は良くなっています。

この発想に切り替えると、ダイエットの取り組み方が根本から変わります。
体重計に一喜一憂しなくなる。
筋トレをやめなくなる。
食事を極端に減らさなくなる。
その結果として、リバウンドしない体が手に入ります。

3部作のまとめ:老化と筋肉の関係

3回にわたってお伝えしてきた内容を最後に整理します。

筋肉は20代をピークに40代から減り始め、基礎代謝の低下・太りやすさ・ダイエットの失敗につながります。
食事制限だけのダイエットはさらに筋肉を削り、隠れサルコペニア肥満を作り出します。(第1部)

筋肉は何歳からでも増やせます。
週2〜3回の適切な強度の筋トレと、毎食のたんぱく質摂取が基本の柱です。(第2部)

体重やBMIだけを見ていると体の本当の変化を見逃します。
筋肉量と体脂肪率を軸に体を管理し、筋肉を守りながら脂肪を落てることがリバウンドしない体づくりの本質です。(第3部)

食事・筋トレ・体の見方。
この3つの正しい知識が揃ったとき、年齢に関係なくダイエットは成功します。
TRYCEはその全部を、一緒に整えていく場所です。

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参考リンク

厚生労働省e-ヘルスネット|サルコペニア

厚生労働省|健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023

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