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ダイエットがうまくいかない理由を「意思が弱いから」と片づけてしまうのは簡単ですが、現場で多くの方を見ていると、それはかなり雑な結論だと感じます。
食べている量はそれほど多くないのに体重が落ちない。
運動もしているのに見た目が変わらない。
こうした悩みの多くは、「栄養が体の中でどう扱われているか」を知らないことから生まれています。

私たちは毎日、炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミンやミネラルを口にしています。
しかし、それらが体内に入ったあと、どこへ運ばれ、何に使われ、何が残るのかを正確にイメージできている人はほとんどいません。

本記事は、「摂った栄養が体内でどのように使われるのか」シリーズの総論として、その全体像を整理しました。
栄養の流れを一度きちんと整理し、ダイエットが停滞する本当の理由を言語化していきます。


栄養は「食べた瞬間」から勝負が始まっている

栄養は食べたら即エネルギーになるわけではありません。
まず消化され、吸収され、血液やリンパを通って運ばれ、必要な場所で使われます。
そして余ったものは貯蔵されるか、排出されます。
この一連の流れのどこかでつまずくと、「食べていないのに太る」「頑張っているのに痩せない」という現象が起こります。

ダイエット情報では「何を食べるか」ばかりが語られがちですが、本当に重要なのは「食べたあと体がどう処理するか」です。
同じ食事でも、体の状態や栄養バランスによって、使われ方は大きく変わります。
つまり、栄養は常に平等に扱われているわけではありません。


栄養の基本的な流れを一度リセットして考える

ここで、栄養の流れをシンプルに整理してみましょう。
細かい生化学は一旦置いておき、全体像をつかむことを優先します。
大きく分けると、栄養は以下の5つのステップをたどります。

①消化

消化とは、食べ物を体が使える形に分解する作業です。
炭水化物はブドウ糖へ、たんぱく質はアミノ酸へ、脂質は脂肪酸とグリセロールへ分解されます。
ここで重要なのは、消化は「自動で完璧に行われるものではない」という点です。

胃腸の状態、食事の内容、食べるスピードによって、消化効率は大きく変わります。
消化がうまくいかなければ、その後の工程すべてに影響します。
いくら栄養価の高い食事でも、消化できなければ意味がありません。

②吸収

分解された栄養は、小腸を中心に体内へ吸収されます。
ここで初めて、栄養は「体の持ち物」になります。
ただし、吸収できる量にも限界があり、バランスが悪いとロスが生じます。

特定の栄養素だけを大量に摂ると、他の栄養素の吸収を邪魔することがあります。
吸収は単独プレーではなく、チームプレーです。
この視点を持つだけでも、食事設計の考え方は大きく変わります。

③運搬

吸収された栄養は、血液やリンパ液によって全身に運ばれます。
この段階で、ホルモンや酵素が関与し、「どこへ優先的に届けるか」が決まります。
体は常に、生きるために最優先な場所から栄養を回します。

脳、赤血球、心臓などは優先順位が高く、筋肉や脂肪は後回しにされやすい部位です。
この優先順位を無視したダイエットは、ほぼ確実に行き詰まります。
体は理屈ではなく、生存戦略で動いているからです。

④利用

運ばれた栄養は、エネルギーとして使われたり、体の材料として使われたりします。
ここで初めて「燃える」「作られる」という現象が起こります。
ダイエットでよく言われる「脂肪燃焼」は、この工程に含まれます。

ただし、使われるためには条件があります。
エネルギー不足、ホルモン環境、微量栄養素の有無などが揃わなければ、栄養は使われません。
使われなかった栄養は、次のステップへ進みます。

⑤貯蔵・排出

余った栄養は、体脂肪やグリコーゲンとして貯蔵されるか、尿や便として排出されます。
貯蔵は悪者扱いされがちですが、本来は生き延びるための重要な仕組みです。
問題は、使われずに貯蔵され続ける状態が長く続くことです。

この状態が、いわゆる「痩せにくい体」を作ります。
貯蔵が増えるのではなく、利用が減っている。
ここを取り違えると、ダイエットは迷走します。


体脂肪燃焼は「分解・運搬・燃焼」の三段階

以前もブログにてお伝えしましたが、体脂肪は、勝手に燃えてくれる存在ではありません。
まず分解され、血中に放出され、筋肉などで燃焼される必要があります。
このどれか一つでも欠けると、脂肪はそこに居座り続けます。

よくある失敗は、「脂肪を減らしたいから食べない」という選択です。
エネルギー不足になると、体は脂肪を燃やすどころか、守ろうとします。
燃やすためには、燃やす準備が必要です。

体脂肪が体から無くなるプロセスとは


このシリーズで何を解き明かすのか

この親記事では、栄養の全体像を整理しました。
ここから先は、各栄養素ごとに「実際に何が起きているのか」を掘り下げていきます。
どれか一つが正解で、他が間違いという話ではありません。

炭水化物が足りないと、なぜ脂肪が燃えにくくなるのか。
脂質は本当に体脂肪と同一視してよいのか。
たんぱく質はなぜ万能ではないのか。
そして、なぜビタミンやミネラル不足がダイエットを止めるのか。

この考え方をもとに、今後は栄養素ごとに、体内での使われ方を詳しく整理していきます。

ダイエットは、我慢比べではありません。
体の仕組みを理解し、流れを整える作業です。
そのための地図として、このシリーズを使ってください。

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