高砂・渡辺・清川エリアのパーソナルジムTRYCEです。

今回から「ストレスとダイエット」3部作をお届けします。

第1部の今回は基礎知識編。
「ストレスで太る」という現象が、なぜ起きるのかを科学的に解説します。

「最近ストレスが多くて、なんか太ってきた気がする」
そう感じている人は、おそらく正しく感じています。
気のせいでも言い訳でもない。
ストレスと脂肪の蓄積には、はっきりとした生理学的なメカニズムがあります。

高砂・渡辺通・清川エリアのパーソナルジムTRYCEでは、食事・筋トレ・生活習慣の三本柱でダイエットを指導しています。
ストレス管理も、その重要な一角です。

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そもそも「ストレス」とは何か

「ストレス」という言葉は日常的に使いますが、体の中では何が起きているのでしょうか。

ストレスを感じると、脳は「危機状態」と認識します。
するとそれに反応して副腎から「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。
コルチゾールはいわゆる「ストレスホルモン」と呼ばれるものです。

コルチゾール自体は悪者ではありません。
血圧を上げ、血糖値を上げ、体を「戦闘モード」に切り替えるための大事なホルモンです。
危険を察知したとき、即座に体を動かせるように準備する。
本来はそのための物質です。

問題は「慢性的なストレス」です。
仕事・人間関係・睡眠不足・食事の乱れ・過度なダイエット……
現代人はこうした低レベルのストレスにずっとさらされ続けています。
その結果、コルチゾールが長期間にわたって過剰に分泌され続ける状態になります。
これが「ストレス太り」の正体です。

コルチゾール過剰が引き起こす「3つの太るメカニズム」

① 内臓脂肪が増える

コルチゾールは、脂肪の合成を促進し、脂肪の分解を抑える作用があります。
しかも、その影響がとくに大きいのが「お腹まわり」です。

なぜ腹部に集中するのか。
理由はまだ完全には解明されていませんが、内臓脂肪にはコルチゾールの受容体が多く集まっているためと考えられています。
つまり、ストレスが続くほど、内臓脂肪はピンポイントで蓄積されていく。

さらにやっかいなのが、内臓脂肪が増えると、今度はその脂肪がコルチゾールの分泌をさらに増やすという悪循環です。
ストレス → コルチゾール増加 → 内臓脂肪増加 → コルチゾールさらに増加 → 内臓脂肪さらに増加。
放置すると、どんどん太りやすい体に変わっていきます。

② 筋肉が分解される

コルチゾールには、筋肉のたんぱく質を分解してエネルギーに変える作用があります。

体が「危機状態」と判断したとき、エネルギーを素早く確保しようとします。
そのとき、脂肪よりも筋肉の方が分解しやすい。
だからコルチゾールが高い状態が続くと、筋肉がどんどん削られていきます。

筋肉が減ると、基礎代謝が落ちます。
基礎代謝が落ちると、同じ食事をしていても太りやすくなります。
ここでも悪循環が始まります。

TRYCEがダイエットに筋トレを必須としている理由のひとつはここにあります。
ストレスで削られた筋肉を補い、代謝を守るためです。

③ 食欲が暴走する

コルチゾールが増えると、食欲を抑えるホルモン「レプチン」の働きが弱まります。
同時に、高カロリーな食べ物(甘いもの、脂っこいもの)への欲求が強くなることが複数の研究で確認されています。

「ストレスがたまると甘いものが食べたくなる」
これは意志が弱いのではなく、ホルモンの働きによるものです。

しかも、ストレス時に食べた糖質や脂質は、コルチゾールの影響で通常より脂肪として蓄積されやすい状態になっています。
ストレスで食べたくなる → 食べる → 太りやすい状態で食べている。
最悪の組み合わせです。

「ダイエットのストレス」が太らせる皮肉な話

ここで重要な話をします。

ダイエットそのものが、コルチゾールを上げるストレスになります。

過度なカロリー制限、食べたいものを我慢し続ける毎日、体重が思うように減らないプレッシャー……
これらはすべて体にとって「ストレス」として認識されます。
その結果、コルチゾールが上がる。
コルチゾールが上がると脂肪が落ちにくくなり、筋肉が減り、食欲が増す。
だからダイエットが続かない、うまくいかない。

TRYCEが「極端な糖質制限」や「過剰なカロリー制限」をすすめない理由のひとつが、まさにこれです。
無理のある制限はストレスになり、ダイエットを自分で妨害することになります。

正しいダイエットは、ストレスをなるべく小さくしながら進めるものです。
「我慢」ではなく「調整」が、TRYCEの食事指導の基本スタンスです。

睡眠不足もコルチゾールを上げる

ストレスの話をするとき、睡眠は切り離せません。

睡眠不足は、それ自体がコルチゾールを上昇させるストレスになります。
寝不足 → コルチゾール上昇 → 内臓脂肪増加・筋肉分解・食欲暴走。
この流れはすでにお伝えしたとおりです。

さらに、コルチゾールは本来「朝に分泌が増え、夜に減る」というリズムがあります。
良質な睡眠でしっかり副腎を休ませることで、翌朝すっきりとコルチゾールが分泌され、活動性と代謝が上がります。
睡眠が乱れると、このリズムが崩れ、夜にもコルチゾールが高いままになってしまう。
夜に高いコルチゾールは、眠れない→さらに睡眠不足という悪循環にもつながります。

睡眠とダイエットの詳しい解説は、別シリーズ「睡眠とダイエット」3部作でお読みいただけます。

コルチゾールが高い状態のサインを知る

自分のコルチゾールが高い状態かどうか、血液検査をしなくても、いくつかのサインで判断できます。

・お腹まわりだけ太ってきた(内臓脂肪型肥満)
・食事を頑張っているのに体重が落ちない
・甘いものや脂っこいものが無性に食べたくなる
・夜になっても頭が冴えて眠れない
・疲れているのに眠りが浅い
・なんとなくやる気が出ない
・イライラしやすい

これらが重なっているなら、慢性的なストレスによるコルチゾール過剰の可能性があります。
ダイエットの方法を変える前に、まず生活の中のストレス源を見直す必要があるかもしれません。

「ストレス太り」から抜け出す方向性

コルチゾールを下げるために何をすればいいか、方向性だけ今回はお伝えします。
(詳しい実践法は第2部で解説します)

まず大前提として、ストレスをゼロにすることはできません。
厚生労働省もストレスとの「うまい付き合い方」を見つけることを推奨しています。
「ストレスをなくす」ではなく、「コルチゾールを上げ続けない工夫をする」という発想が大切です。

・睡眠を7時間以上確保する
・無理のない食事改善を続ける(極端な制限をしない)
・適切な強度の筋トレを習慣化する
・ストレスの原因を認識し、回避できるものは回避する

特に筋トレは、コルチゾールを抑えるホルモンバランスの改善に直接働きかけます。
TRYCEが有酸素運動よりも筋トレを優先する理由のひとつでもあります。

まとめ:ストレスはダイエットの「見えない敵」

今回お伝えしたことを整理します。

慢性的なストレスはコルチゾールを過剰に分泌させます。
コルチゾールが過剰になると、内臓脂肪が蓄積し、筋肉が分解され、食欲が暴走します。
さらに、過度なダイエット自体もストレスになり、コルチゾールを上げます。
睡眠不足もコルチゾールを上げます。

食事を変えて、運動を頑張っても、ストレスが放置されたままだと結果が出にくい。
ダイエットは食事と筋トレだけではなく、生活習慣全体で考える必要があります。

次回の第2部では「コルチゾールを下げる具体的な食事と習慣」を解説します。
今日の基礎知識を踏まえて、実践編に進んでください。

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参考リンク

厚生労働省|こころの健康・メンタルヘルス

厚生労働省|健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023

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