福岡のダイエット専門パーソナルトレーニングジムの「TRYCE」の田中です(^^)
昨日に引き続き、筋トレにまつわる都市伝説について。
「スクワット15回やれば腹筋500回と同じ効果が得られるんだぜ!」
などいう謎理論が一時期流行りましたよね。
痩せたけりゃ腹筋よりもスクワット!!!的な。これも立派な都市伝説です。
そもそも腹筋とスクワットは全くの別モノ。脚のトレーニングとお腹のトレーニングなのに、これらを比較するのがおかしい。
腹筋500回よりベンチプレス10回の方が大胸筋に効くぜ!!!と、当たり前のことをドヤ顔で言っているようなものです。
そもそも腹筋500回ってとんでもない回数です。しっかりと腹筋に刺激を与えていれば、500回なんて絶対に無理。
消費エネルギーで言っても、絶対にスクワット15回よりも腹筋500回の方が上回ると思いますけどね。
こんなアホみたいな理論でも、信じている人って意外と多いんですよね。
たしかにスクワットは優れた種目で、大きな下半身の筋肉を使うので消費エネルギーも多く、ダイエット中には行うべき種目です。
ですが、一言でスクワットといっても、その種類は様々ですし、そもそも正しいフォームで的確に行うことは意外と難しいです。
間違ったフォームで行えば、15回どころか100回やろうと効果は薄い。ここが重要なのに回数だ何だと重要でない点にスポットライトを当てっちゃっているのがよくない。
〇〇よりも△△の方がダイエットに効果的!
のような比較型の理論はキャッチーで魅力的に感じがちですが、やはりもう一歩踏み込んで冷静に考えてみることが必要だと思います。
え?〇〇と△△って、よく考えたら全然関係ないじゃん!
ってことはよくあることで、世の中に溢れまくっていますよ。
魅力的な言葉に騙されず、本質を見抜く力を付けましょう。
スクワットも腹筋も大切なので、どちらも頑張ってやりましょうね。
ただし、500回なんて非現実的な回数は行う必要なし。まずはどちらも正しいフォーム・やり方を身に付けましょう。
ではでは。