福岡市中央区のダイエット専門パーソナルジムTRYCEの田中です！
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食べ癖はダイエットの敵

正月明けにダイエットを始める方は多いのですが、なかなかうまくいかずに失敗してしまう方は少なくありません。

これ、ちゃんとした理由があります。

年末年始は忘年会やクリスマス、正月や新年会など、ついつい食べ過ぎ＆飲み過ぎてしまうイベントが盛りだくさんです。

日常に比べると、食べる量が増えるだけでなく、暴飲暴食の機会が圧倒的に増えます。

人間の脳は、過食を続けると、その量を適量と判断し、食事の量がそれ以下になると物足りなさを感じてしまいます。

これがいわゆる「食べ癖」というものです。

よく食べ過ぎて食欲が増えてしまった人が、「胃が大きくなった」と表現しますが、胃は伸び縮みはしますが、それ自体の大きさは変化しません。

胃が大きくなったから食べる量が増えたわけではなく、脳が過食に慣れて「もっと食べたい」という欲求から、満腹中枢をマヒさせるためなのです。

この食べ癖が付くと非常に厄介で、自分の意志とは関係なく、食べ物への欲求が止まらなくなります。

特に糖質の食べ癖は強い

食べ物全般的に食べ癖は付きますが、特に糖質の食べ癖は中毒性が強いと言われています。

脳は糖質が大好物のため、糖質を摂り過ぎた生活を続けると、その状態に依存して継続的に欲しがります。

お腹いっぱいになって栄養的に満たされたはずの食後に甘いものを欲しがるのも、この食べ癖による脳の命令の影響なのです。

年末年始は、ケーキ、ピザ、おかし、締めのラーメン、餅、ビール、日本酒など、糖質(炭水化物)を摂る機会が非常に多いため、糖質の食べ癖が付いてしまった人も多く、そのせいでなかなか正月太りが解消できないのです。

食べ癖克服法

年末年始で長期的に食べ過ぎてしまった後のダイエットは、まずこの食べ癖を克服しなければ成功するのは難しいと言えます。

では、食べ癖を克服するにはどうすればいいのか？

それはズバリ、

食べるのを我慢する

これに尽きます。

当たり前のこと言ってんじゃねーよ！と怒られそうですが、食べ癖を治すにはこれしかありません。

と言っても、一切食事をするなということではありませんし、普段の量より極端に減らせということでもありません。

なんてことはなく、普段通りの量へ戻せばいいだけです。

うんうん、わかりますよ。それが簡単にできれば苦労しませんもんね。

でもね、怠慢による暴飲暴食が原因で付いてしまった食べ癖ですから、治すには多少なりとも苦労しないといけませんよ。

辛いのはわかりますが、食べ癖を克服し、一刻も早く正月太りを解消するためには、食べる量をコントロールして元の生活に戻すしかないのです。

辛いのは1～2週間程度

安心してください。

食べ癖を治すために食事量を戻した場合、辛いのはほんの1～2週間程度です。

毎年この時期に、私どものお客様にも食べ癖を治していただくため、我慢して食事量を戻していただくのですが、全てのお客様が辛いと感じるのは1～2週間だけで、それ以降は無理なく自然と普段通りの食事量に戻っています。

人間の脳は超優秀ですが、食べ物に対する欲求なんてそんなものなのです。

むしろ脳が優秀な分、食べる量が減ればそれに合わせて順応し出し、気付いた頃には「なんであんなにたくさん食べていたんだろう？」と、食べ癖が付いていたころの食欲をむしろ不思議に思いますよ。

私自身の実体験からも言えることですが、私は今まで何度もボディメイクの大会に出場し、その度に激しいダイエットを行ってきました。

ですので、ダイエットはもう慣れたもので、あまり辛いと感じなくなりました。しかし、やはりスタートしてから1～2週間が毎回一番キツく感じます。

どれだけダイエットに慣れた人間でも、食べ癖には非常に苦しめられるのです。

ですが、食べ癖を我慢する辛さはずっと続くわけではなく、たったの1～2週間の我慢で済みます。

私もダイエットをスタートしたての辛い時期は、「あとたった1～2週間の我慢だ」と自分に言い聞かせてひたすら耐えます。

これを覚えておけば、ずっと気持ち的に楽になりますよ。

この食べ癖による苦しみが一生続くと思うと、さすがに心が折れちゃいますもんね(^^;)

短期的な糖質制限もオススメ

私どもは普段は糖質制限ダイエットに反対派なのですが、食べ癖克服には糖質を制限することは有効だと思っています。

各栄養素の中で、糖質の中毒性が一番強いのですから、中途半端に減らしただけでは「もっと！」と脳が欲してしまいます。

そこで、思い切って2日間ほど糖質をカットすることで、強引に脳からの欲求を軽減させます。

長期の糖質制限は筋肉が減る恐れがありますが、年末年始でたっぷりと体内に糖質が蓄えられていることから、2日間ぐらいなら影響が無いと考えられますので安心です。

2日間だけ糖質をカットし、その後は普段食べている量の糖質を摂る、それを数日間続けて、それでもまた食べ癖による欲求が出てきたら再度1日だけ糖質制限を行えば、早い段階で食べ癖は治ると思いますよ(^^)

食べ癖が治ればこっちのもの

とにもかくにも、1～2週間だけもっと食べたい欲求を我慢して、普段通りの食事をする。

そうして食べ癖が治ってしまえばこっちのものです。

そこから改めて正月太り解消や、夏に向けたダイエットを始めればいいだけです。

食べ癖が付いている間は、いくら頑張っても成果は出にくいですからね。

年末年始にそこまで食べ過ぎなかった人は、食べ癖は付いていないでしょうし、そもそも正月太りなんて関係ないですよね(笑)

そうではなく、年明けからダイエットに苦労している人は、慌てずにまずは頑張って通常の食事量に戻してみてください。

いきなりストイックな食事なんて絶対しちゃだめですからね。

まだ2020年は始まったばかりですので、焦らず一歩一歩進んでいきましょう(^^)/

ではでは。