有酸素運動の必要時間

朝晩もだんだんと気温が上がってきて寝苦しい日が続きますね。

日課の早朝ウォーキングやゴルフ打ちっぱなしも、毎回汗だくで行なっています。

これからもっと暑くなってくるとなかなか外での活動がしたくなくなりますが、カラダのためにも出来る限り継続していきたいと思います。

ただでさえコロナのせいで行動が制限されて運動量が落ちている人も多いと思いますので、昼間に比べるとまだ涼しい朝や夜に散歩などの有酸素運動を行なうことをおススメします。

さて、その有酸素運動ですが、どれぐらいの時間行えばいいのか、という質問をよくいただきます。

ズバリ、何分でもいいのでやった方が良い、というのが答えです。

根強い20分以上必要説

よく「有酸素運動は20分以上行わないと体脂肪が燃えない」という話を耳にします。

ネットで有酸素運動の事を調べても、大半が同じようなことを言っていますよね。

これ、正解っちゃ正解なのですが、半分は間違い(というより誇張かな)です。

確かに有酸素運動を始めてすぐというのは、蓄積されてある体脂肪はほとんど燃焼されません。

有酸素運動を開始してしばらくすると心拍数が上がり、それに伴って体脂肪分解のホルモンが分泌されますので、開始直後はなかなか体脂肪燃焼に直結しないわけです。

これだけ聞くとやっぱり有酸素運動は20分以上継続しないとダイエットには意味がないように聞こえますが、実はそうではないのです。

今現在蓄積されている体脂肪を燃焼しようと思うと20分ぐらいはかかりますが、それ以前に分解された脂肪(遊離脂肪酸)が血液中をうようよと浮遊しています。

日常の活動の中で体脂肪は分解され続けており、それを消費しないと再び体脂肪として合成されてしまいます。
(体脂肪は「分解」→「運搬」→「燃焼」のプロセスで消費され、分解=燃焼ではない)

それらは20分未満の有酸素運動でもエネルギーとして利用され燃焼されます。

よって、5分だろうと10分だろうと、たとえ1分だろうと細切れの有酸素運動でもダイエットには十分に効果的だと言えるわけです。

ちょっとずつでも頑張ろう

もちろん体力的にも時間的にも20分以上行える人はその方が効果的ですが、運動初心者の人などいきなり長時間はキツイ場合は、無理せず出来る限り頑張ればいいのです。

一番良くないのは「20分以上しないと意味ないから」と、そのことをやらない理由にしてしまうことです。
(デブ時代の私がそうでした 笑)

有酸素運動はまさに「塵も積もれば山となる」で、即効性はありませんが頑張って行うとボディブローのようにじわじわと効果が出てくるものです。

何事もそうですが、ダイエットでもちょっとずつの積み重ねが大きな成果に繋がりますので、無理のない範囲で頑張りましょう(^^)

ではでは。

 

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