薬院・高砂エリアのパーソナルジムTRYCEです。

今回は、体脂肪が体から無くなるプロセスの第二段階である「運搬」について、論理的にわかりやすく解説していきます。

前回は第一段階の「分解」でした。
体脂肪は脂肪細胞という貯蔵庫にしまわれていて、そのままでは使えません。
まず脂肪酸とグリセロールに分解されて、ようやくスタートラインに立ちます。

ただし、分解が起きたからといって体脂肪が減るとは限りません。
分解はあくまで「取り出した」だけです。
取り出した脂肪酸を、燃える場所まで届ける必要があります。


運搬が重要な理由は単純です

脂肪酸は、その場で勝手に燃えるわけではありません。
燃える場所は決まっています。
脂肪を燃やす主戦場は、ミトコンドリアです。

ミトコンドリアは、細胞の中にあるエネルギー工場です。
糖質も脂肪も、最終的にはこの工場に入ってエネルギーに変換されます。
つまり脂肪燃焼とは、脂肪酸をミトコンドリアに入れることと言い換えてもいいです。

ここで問題が起きます。
脂肪酸は、ミトコンドリアの中へ入るために手続きが必要です。
その手続きがうまくいかないと、分解しても燃えません。


脂肪酸の移動は二段階あります

運搬という言葉を聞くと、血液で運ぶ話だけだと思われがちです。
でも実際には二段階あります。
体脂肪減少で詰まりやすいのは、二段階目のほうです。

一段階目は、脂肪細胞から血液中へ出て、筋肉などの組織へ届くまでの移動です。
二段階目は、細胞の中でミトコンドリアへ入るまでの移動です。
この二段階目に強く関わるのがカルニチンです。


カルニチンは脂肪を燃やすのではなく通す役割

カルニチンは、脂肪燃焼サプリとして語られがちです。
ただ、TRYCE的には表現を少し正したいです。
カルニチンは脂肪を燃やす魔法ではなく、脂肪酸をミトコンドリアへ通すための鍵に近い存在です。

脂肪酸がミトコンドリアに入れないと、燃焼プロセスに進めません。
燃焼の材料はあるのに、工場の門を通れない状態になります。
その結果、分解した脂肪酸が使われずに戻ってしまうことも起きます。


脂肪酸は運搬が必要でグリセロールは不要なのかという疑問

ここは読者が引っかかるポイントなので、先回りして整理します。
前回お伝えした通り、脂肪は分解されると脂肪酸グリセロールになります。
脂肪酸は運搬が必要と言われる。
ではグリセロールは運搬しなくていいのか。

結論から言うと、脂肪酸とグリセロールは行き先が違います。
脂肪酸は、ミトコンドリアで燃えるルートに乗るために、運搬が重要になります。
一方、グリセロールはミトコンドリアに入って燃える成分ではありません。

グリセロールは主に肝臓で処理され、エネルギーや血糖の材料として再利用されることが多い成分です。
同じ分解産物でも、進む道が違う。
だから脂肪酸ほど運搬が問題になりやすい。
こう理解するとスッキリします。


運搬で止まると体の中では何が起きるのか

運搬がうまくいかないと、分解された脂肪酸がエネルギーとして使われません。
すると脂肪酸は血中に滞留したり、別の形で処理されたりします。
そして状況次第では、脂肪細胞に戻されることも起きます。

これが、頑張っているのに体脂肪が減らない人が抱える典型的な矛盾です。
本人の感覚としては、分解も運動も頑張っている。
でも体としては、燃焼の入り口まで届いていない。
このズレが不安を生みます。


運搬が弱い人にありがちな特徴

ここからはTRYCEの現場感も含めて話します。
運搬が弱い人は、意外と「努力している人」に多いです。
なぜなら頑張り方が燃焼偏重になりやすいからです。

具体的には、

  • 有酸素運動を増やしすぎて疲労が抜けない
  • 食事制限が続きすぎてエネルギーが枯れている
  • 睡眠が削られて回復が追いつかない

こういう状態では、脂肪を燃やす以前に、運ぶための土台が弱くなります。

もう一つは、血流と筋肉量です。
脂肪酸は最終的に筋肉で使われる割合が大きいです。
筋肉が少ないと、燃焼の受け皿も小さくなり、運搬の効率も落ちやすくなります。


運搬を現実的に考えると生活の話になります

カルニチンやミトコンドリアの話をすると、サプリ一発で解決しそうな空気が出ます。
でも運搬はもっと生活寄りです。
なぜなら運搬とは、体が脂肪酸を使う流れを回すことだからです。

睡眠が崩れるとホルモンが崩れます。
ストレスが高いと回復が遅れます。
回復が遅れると運動の質が落ちます。
運動の質が落ちると筋肉が使われず、燃焼の器が育ちません。

運搬は単体のテクニックではなく、体の流れの話です。
だからTRYCEでは、まず生活の土台を見ます。
運ぶ力は、派手さよりも整いで決まります。


食事だけでカルニチンを賄えるのか問題

カルニチンは牛肉やラム肉に多いと言われます。
ここで読者が期待するのは、ラム肉を食べれば痩せるのかという話です。
結論を言うと、夕食にラム肉をちょっと食べた程度で、脂肪燃焼の体感が激変することは基本的にありません。

そもそもダイエット中に肉量を増やせば、脂質とカロリーが先に増えます。
カルニチンを増やすために体脂肪が増える。
笑い話みたいですが、現場ではわりと起きます。

だから食事で賄うにしても、現実的な範囲で考える必要があります。
肉は大事です。
ただ、運搬を理由に肉を盛りすぎるのは本末転倒です。


サプリはアリです

ここはTRYCEのスタンスを明確にします。
サプリは使い方次第でアリです。
ただし、過度の期待は禁物です。

カルニチンを飲んだ瞬間に脂肪が燃え始める。
そういう話ではありません。
分解が起きている。
運搬が必要な状況がある。
燃焼まで進める生活と運動がある。
この前提が揃って初めて、補助として意味が出ます。

サプリは主役ではありません。
体の流れを回すための部品です。
部品だけ買っても機械は動かない。
これが一番伝えたいところです。


TRYCEが運搬で見るチェックポイント

運搬がうまくいっていない人に対して、TRYCEが見るポイントを整理します。
専門用語より、実務の観点が役に立つはずです。

  • 睡眠が足りているか
  • 疲労が慢性化していないか
  • 極端な食事制限が続いていないか
  • 筋トレが抜け落ちていないか
  • 有酸素のやりすぎで消耗していないか
  • たんぱく質が不足していないか
  • 貧血気味で息が上がりやすくないか

運搬は、単独の要素で決まりません。
複数の小さな穴が合わさって大きな詰まりになります。
だからこそ、順番に穴を塞ぐことが重要です。


運搬と運動の関係を誤解しない

運搬の話をすると、有酸素運動を増やしたくなる人がいます。
確かに有酸素は脂肪を使う流れに寄与します。
ただし運搬は、有酸素を増やせば自動で改善するほど単純ではありません。

疲労が抜けない状態で有酸素を積み上げると、回復が追いつきません。
回復が追いつかないと、筋肉が育ちません。
筋肉が育たないと、脂肪を使う受け皿が育ちません。

運搬と燃焼を強くしたいなら、筋トレは避けて通れません。
脂肪を運んで使う先は、結局は筋肉です。
ここを小さくしたまま脂肪だけ消そうとするのが、多くの人の遠回りです。


まとめ

体脂肪が体から無くなるには、分解の次に運搬が必要です。
脂肪酸は、燃える場所であるミトコンドリアまで届かなければ、燃焼に進めません。
運搬がうまくいかないと、分解しても減らないという状態が起きます。

運搬の鍵になるのがカルニチンです。
ただしカルニチンは魔法ではなく、流れを通す部品です。
睡眠や回復、運動の質、筋肉量といった土台が揃ってこそ意味が出ます。

次回はいよいよ最終章です。
体脂肪が体から無くなるプロセス③「燃焼」で、薪理論も含めて総仕上げをします。

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