薬院・高砂エリアのパーソナルジムTRYCEです。

本記事は、「食べたものが体脂肪に変わるまで」というシリーズの一部です。
このシリーズでは、脂質・炭水化物・たんぱく質といった三大栄養素が、体内でどのように使われ、どの段階で体脂肪に変わるのかを整理しています。

栄養を単純に「太る・太らない」で判断するのではなく、体内での流れや役割を理解することで、ダイエットを必要以上に複雑にしないことを目的としています。

今回は、ダイエット中に意識して摂るべき栄養素として、最もよく挙げられる「たんぱく質」についてです。
「たんぱく質は太らない」
「たんぱく質はいくら摂っても大丈夫」
そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。

実際、三大栄養素の中で、たんぱく質は体脂肪になりにくい栄養素です。
ただし、これも性質を理解せずに扱うと誤解が生まれやすくなります。


たんぱく質はまず「材料」として使われる

たんぱく質は、体内で「アミノ酸」に分解されたあと、筋肉や臓器、皮膚、酵素、ホルモンなどの材料として使われます。
これは、脂質や炭水化物とは大きく異なる役割です。

体はまず、壊れた組織の修復や生命維持に必要な構造を優先します。
そのため、摂取したたんぱく質は、いきなりエネルギーや体脂肪に回されにくい特徴があります。


体脂肪になるまでの道のりが長い

たんぱく質が体脂肪になるためには、いくつもの工程を経る必要があります。
一度アミノ酸として使われ、余剰分がエネルギーとして処理され、さらに余った場合にのみ、ようやく体脂肪へ向かいます。

この工程の多さがたんぱく質が体脂肪になりにくい最大の理由です。
脂質や炭水化物と比べると、体脂肪までの距離がかなり長い栄養素と言えます。


「たんぱく質を摂る=筋肉が増える」ではない

ここで注意しておきたいのは、たんぱく質を摂ったからといってすべてが筋肉になるわけではないという点です。
筋肉を増やすためには、刺激と回復の条件がそろう必要があります。

たんぱく質はあくまで材料です。
材料だけを増やしても、使われなければ意味を持ちません。
この点を誤解すると、たんぱく質の摂り過ぎにつながります。


それでもダイエット中に重要な理由

ダイエット中は、摂取エネルギーが減りやすく、体は省エネモードに入りやすくなります。
このときたんぱく質が不足すると、筋肉や臓器の分解が進みやすくなります。

結果として、基礎代謝が落ちて、体脂肪が減りにくい体になってしまいます。
だからこそ、ダイエット中はたんぱく質を意識して確保する必要があります。


アミノ酸の主な行き先

たんぱく質が体脂肪になりにくい理由を理解するためには、分解されたアミノ酸が体内でどこへ向かうのかを整理する必要があります。
ここを曖昧にすると、「たんぱく質ならいくらでも大丈夫」という誤解が生まれます。

先述の通り、たんぱく質は消化・吸収されると、アミノ酸として体内に取り込まれます。
これらのアミノ酸は、まず体を構成する材料として使われます。
筋肉だけでなく、皮膚、毛髪、爪、血液、血管、臓器、酵素、ホルモンなど、すべての体の材料になります。
ここをしっかりと覚えていてください。

そして、基本的には生命維持に必要な部分が優先され、その後に筋肉や皮膚や毛髪や爪など、生命に影響のない部位に使用されるというイメージです。
この段階では、エネルギーとして使われることは多くありません。


余ったアミノ酸はどうなるか

体に必要な材料が満たされると、余ったアミノ酸は別の処理を受けます。
アミノ酸は、体内にそのまま貯めておくことができません。

そのため、余剰分は分解され、エネルギーとして使われるか別の形へ変換されます。
この過程が、たんぱく質が万能ではない理由の一つです。

エネルギー不足の状態では、アミノ酸はエネルギー源として使われることがあります。
特に、炭水化物が不足している場合にはこの傾向は強くなります。

ただし、アミノ酸をエネルギーとして使うのは体にとって効率的な選択とは言えません。
本来の役割は、あくまで材料です。


たんぱく質が体脂肪になるまでの距離

アミノ酸が体脂肪になるには、いくつもの工程を経る必要があります。
脂質のように、そのまま体脂肪として貯蔵されることはありません。

この距離の長さが、たんぱく質が体脂肪になりにくい理由です。
多少多めに摂っても、すぐ体脂肪に直結しにくいのはこのためです。


たんぱく質を摂り過ぎた場合に起きること

たんぱく質を過剰に摂取すると、体脂肪よりも先に消化や代謝の負担が問題になることがあります。
胃腸や肝臓に、余計な仕事をさせてしまう可能性があります。

「太らないから大丈夫」ではなく、「必要量を満たしているか」を基準に考えることが大切です。
たんぱく質も、当たり前ですが摂り過ぎれば負担になります。


たんぱく質は「守るため」に使う栄養素

たんぱく質は、体を作り、守るための栄養素です。
ダイエット中に意識すべき理由は、体脂肪を落とすためというより筋肉や代謝を守るためにあります。

この視点を持つと、たんぱく質の役割がより明確になります。
万能視するのではなく、正しく使うことが重要です。

体重を落とす過程で筋肉まで一緒に削ってしまうと、結果的に体脂肪が減りにくい体になります。
たんぱく質は、それを防ぐために必要な栄養素です。


どれくらい摂ればいいのか

たんぱく質は多ければ多いほど良いわけではありません。
必要量を満たしていれば、それ以上を無理に増やす必要はありません。

ダイエット中は、不足しないことを最優先に考え、食事全体のバランスの中で調整します。
脂質や炭水化物をどう扱うかと合わせて考えることが重要です。

また、たんぱく質を重視するあまり、他の栄養素を極端に減らしてしまうとエネルギー不足に陥りやすくなります。
その結果、体はたんぱく質を材料ではなく、エネルギーとして使い始めます。

これは本来の役割を活かせていない状態です。
たんぱく質は、他の栄養素と組み合わさってこそ効果を発揮します。


三大栄養素は役割分担で考える

脂質は貯蔵に向いた栄養素。
炭水化物は使われやすいエネルギー源。
たんぱく質は体を作り、守る材料。
それぞれの役割は明確に違います。

どれか一つに偏るのではなく、役割を理解した上で使い分けることが体脂肪を減らす近道になります。


シリーズのまとめ

このシリーズでは、食べたものが体脂肪に変わるまでの流れを三大栄養素ごとに整理してきました。
体脂肪は、特定の栄養素だけが原因で増えるものではありません。

使われなかった結果として、余剰が蓄えられたものです。
この視点を持つことで、食事への不安は大きく減ります。

感覚や流行に振り回されるのではなく、体内で何が起きているのかを知る。
それだけで、ダイエットはずっとシンプルになります。

薬院・高砂エリアのパーソナルジムTRYCEでは、こうした仕組みを理解した上で、無理なく続けられる食事とトレーニングを提案しています。


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