田中
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以前、野菜炒め(市販品)はヘルシーじゃないよって記事を書きました。

その際、食品の吸油率について少しだけ触れましたが、今回はそれを詳しく説明していこうかと思います。

そもそも吸油率って何なのかって話なんですが、油で食材を揚げた時に、その食材が吸収する油の量の割合のことです。

この吸油率、以下の特徴があります。

➀水分が多い食材は吸油率が高い
高温の油で揚げた時、食材に含まれる水分が蒸発して、本来持っていた水分と油が入れ替わるためです。
つまり、水分豊富な野菜などは吸油率が高いということですね。(基本的にすべての食材を油通しする中華料理がダイエットに不向きな理由もよくわかります。)
野菜よりも肉や魚の方が吸油率は低くなります。(当然、調理法によって異なりますけどね)
あと、パン粉も同様で、乾燥パン粉よりも生パン粉の方が水分量が多いので吸油率は高くなります。
➁揚げ物は衣によって吸油率が大きく異なる
天ぷら>フライ>から揚げ>素揚げ の順で高くなります。
これは衣の厚さから生じる違いです。
➂食材の切り方によって異なる
表面積の違いによって吸油率は異なり、細かい千切りは相当高くなります。野菜のかき揚げなんかは危険極まりないですね。
逆に分厚いスライスなどは比べると低くなります。
表面積を考えると、一口カツよりも大きなトンカツを揚げた後でカットする方がヘルシーですね。

どうでしょう?知っているようで意外と知らないことが多いですよね。

一言で揚げ物と言っても、材料や調理法で体内に入ってくる油の量はかなり変わるということですね。

それらを加味しても、やはりダイエット中は揚げ物は食べないに越したことはないのですが、それでも我々は人間ですからたまには食べたくなりますよね。

また、お付き合いなど、自身の意思と関係ない外的要因で食べないといけないシーンも当然出てくると思います。

そんな時は、吸油率の違いを考慮して選ぶと少しは安全です。
(食べ物の選択権が無い時はどうしようもないので、「後日調整するぞ!」と開き直って食べるのもアリと思います)

ちなみに、私どものお客様には、鶏のから揚げは普通に食べてもOKということにしています。
(皆さん「うそでしょ!?」と驚かれますが)

鶏肉は吸油率が低いですし、から揚げも吸油率が低いからです。

その代わり、鶏に皮(衣じゃないですよ)は剥いでもらうように徹底していただきます。
(鶏肉は皮を剥げば脂質やカロリーが激減するため)

あ、中には鶏肉そのものを揚げているのではなく、クズ肉を固めた結着肉を使ったから揚げもあり、そちらは脂質がかなり高くなるので食べちゃダメです。
(以上に柔らかい食感のものはほぼそれなので注意)

「揚げ物」をひとくくりにせず、食材や調理法ごとの吸油率を知ると食べれる幅は広がるということ。やっぱり知識って大事ですねー。

ダイエット中でも食事を出来る限り楽しみましょう。楽しく痩せるに越したことはないですからね。

ではでは。