福岡市中央区のダイエット専門パーソナルジムTRYCEの田中です!
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空前のプロテインブーム
何度も言っていますが、プロテインが流行りまくっています。
コンビニだけでも色々な味のものが販売されていて、いつでも手軽に手に入るようになっています。
また、粉末のプロテインパウダーに関しては、販売メーカー自体が増えまくっていて、各メーカーから様々な種類のプロテインが販売されており、まさにプロテイン戦国時代といった状況です。
プロテインの選び方
国内で販売されている商品だけでも無数にあるというのに、海外製品も含めればさらに種類は増えますので、どれを選んでいいのか分からなくなります。
どの商品が良いのか調べない人は、「〇〇さん(芸能人やインフルエンサーなど)が飲んでいるから」とか、「CMで見たから」などと言った理由で選ぶ傾向が強いです。
どちらも選び方としては最悪です。
有名人を使ったプロモーションや、テレビなどでコマーシャルを流すには、当然ながらお金が必要です。それも多額な。
それを負担するのは誰かというと、その商品を購入する消費者です。
つまり、商品代金にその宣伝広告費が乗っかってくるわけです。
パーソナルトレーニングジムの価格と同じですね。
メーカーの費用を肩代わりするので、購入した瞬間に損するようなものです。
そのような商品は購入するのはもったいないです。
プロテインは一度飲みはじめると継続して飲む人が多いので、多額の宣伝広告費をかけても儲かります。
そのため、大手メーカーはたくさんお金をかけてでも売ろうとするわけです☝
プロテインの原材料はどれもほぼ同じ
大手メーカーの方が質が良さそうなイメージがあるかもしれません。
ところがどっこい、プロテインの原材料は有名メーカーだろうが無名なメーカーであろうが、どれもほぼ同じなのです。
ここで言うプロテインとは、最も多く販売されている「ホエイプロテイン」のことを言います。
コンビニやスーパーなどで売られているものや、手軽に手に入るプロテインパウダーなどはどれもホエイプロテインと思ってください。
で、その原材料である「ホエイ」ですが、これは日本語で言うと「乳清」というもので、簡単に言えばヨーグルトを保存している時に浮いてくる上澄み液のことです。
ホエイはチーズを作る時に大量に発生するもので、これを粉末化するとホエイプロテインが出来上がります。
(加工工程はもっと複雑ですが、今回は分かりやすく簡単に説明しています)
このホエイ、そのほとんどがアメリカ産で、日本国内のプロテイン製造メーカーは、どこもホエイを輸入してパック詰めし直して販売しているだけです。
パック詰めの際に、チョコレートやストロベリーなど、メーカー独自のフレーバーを加えて、そこで差を付けるわけです。
プロテイン自体の品質の差は無いに等しいのです。
品質で差が付くとしたら、せいぜいビタミンを添加しているか、固有のアミノ酸を添加しているかだけであり、ぶっちゃけその添加量もたかが知れているものばかりですので、添加してあっても無くてもどっちでもいいレベルです。
それなのに商品によって価格差が付くのは、先述の宣伝広告費だったり、物流費だったりと、商品力にはあまり関係ないところが大きいと言えます。
どれも同じなら高いお金を出す必要は無いので、無名でも手頃な価格のものを買えばいいと私は思います。
ちなみに、ごくわずかですが「グラスフェッドビーフ」という牧草を食べて育った牛のミルクから作られたホエイプロテインもあり、これは品質が良いとされていて価格も高いです。
そもそもプロテインが必要かを考える
そもそもなぜプロテインを飲むのかを考えなくてはいけません。
プロテインはタンパク質を補給するためのサプリメントです。
サプリメントとは「栄養補助食品」のことであり、薬ではありません。
プロテインを飲んだからといって、その分筋肉が付くわけではないのです。
(飲むだけで筋肉が付くなら世の中マッチョだらけで気持ち悪い)
タンパク質の栄養補助ということは、食事でタンパク質が十分に摂れていればプロテインは必要ないということです。
肉や魚、卵や乳製品にはタンパク質が豊富に含まれています。
それらを適量食べていれば、他のものでタンパク質を摂取する必要は一切ありません。
また、食事からタンパク質を摂取する利点として、ビタミンやミネラル、良質な脂質など、他の栄養素もしっかりと摂取できる点が挙げられます。
プロテインだけではタンパク質は補給できても、他の微量栄養素が不足してしまいます。
たまに「ダイエット中なので食事はプロテインのみ」というストイックな方がいますが、確実に栄養が偏るのでオススメはできません。
(ビタミンやミネラルのサプリメントを飲んでいても固形物の食事の方がメリットは大きいです)
ご自身の食事を見返してみて、本当にプロテインが必要なほどタンパク質が足りていないかどうかを確認してみましょう。
必要なタンパク質の量は、その人の性別、骨格、筋肉量、生活スタイルにもよりますが、最低ラインとして体重×1gを目指すと良いと思います。
ダイエットやボディメイクを行っている人は、体重×1.5g程度を目指すようにしてください。
これぐらいのタンパク質量であれば、食事を意識すればクリアできると思いますよ。
そのうえで、食事だけでは足りなそうであればプロテインを活用すると良いです。
イメージや都市伝説に踊らされず、プロテイン中毒になって無駄なお金を使わないように注意⚠
プロテインには使われている添加物も少なくないので、タンパク質は出来る限り食事で摂りましょう(^^)/
ではでは。