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パン派がごはん派を圧倒

農林中央金庫が20~60代を対象に行った「昭和世代と平成世代の『食』習慣に関する調査」という記事を見たのですが、それによると朝食にパンを食べる派がごはん派を上回ったらしいです。

具体的な割合は、パン派が72.4%、ごはん派が58.7%と、割と大きな差が出ています。

おもしろいのが、全世代ともパン派の方が多かったものの、ごはんを選んだ割合が若い世代ほど多いとのこと。

若い人はほとんどがパンを食べていると思っていましたが、これは意外でしたね。

逆に、50代以上の高齢層ほどパンが多くなっているそうです。

まあ考えてみれば、パンは柔らかくて食べやすいですし、すぐに食べれて手間いらずですので、高齢層の方ほど好むのは当然かもしれませんね。

パンはダイエットに不向き

その人気者のパンですが、残念ながらダイエット中にはオススメできません。

ズバリ言えば、パンはダイエットには不向きな食べ物です。

その最大の理由としては、「パンは脂質との相性が良い」という点です。

そもそもパンには基本的に脂質が含まれています。

市販のパンの原材料表示を見ると、「マーガリン」や「ショートニング」がほぼ確実に使用されています。
(ショートニングとはマーガリンから水分と添加物を除いて純度の高い油脂にしたもの)

高級なこだわりパンになると「バター」が使われているかもしれませんが、いづれにしても脂質が含まれているのです。
(バターは原価が高いので、大手の食パンなどでは絶対に使用されていません)

これは、食パンだろうがロールパンだろうがコッペパンだろうが同じことで、クロワッサンやドーナツになると脂質の含有量は跳ね上がります。

中にはフランスパンやイングリッシュマフィンなど、脂質が低い素朴なパンもあります。

でもこれらをそのまま食べる人は少ないでしょう。

バターやマーガリン、最近ではオリーブオイルを塗って食べる人もいます。

なぜ油を塗るのかというと、パンは水分が少ないからです。

脂質や砂糖が使われているしっとりとした食パンの水分量は30%ちょっと、素朴なフランスパンになると30%程度しか含まれていません。

水分が少ないパンをそのまま口に入れると、パンに唾液が吸われてパサパサと感じてしまいます。

それを防ぐために、口の中の粘膜を油でコーティングして唾液が吸われないようにするわけです。

クロワッサンやドーナツなどの脂質が非常に多いものは、口の中のが油だらけになるので、そのままでも美味しく感じるわけです。

また、パンを主食とした場合、そのおかずも脂質が高いものになりがちです。

ウインナー、ベーコンはパン派の朝食の定番おかずですよね。

野菜を食べるにしても、パンに合わせるとなるとサラダにドレッシングやマヨネーズをかける場合がほとんどです。

ごはん食であれば、ほうれん草のおひたしでいいでしょうが、パンだと合いませんのでバター炒めになるわけです。

魚介類にしても、ごはんなら刺身や焼き魚でいいでしょうが、パンになるとフライやムニエルなど脂質を使ったものになります。

パンを主食とした場合、どうしても脂質の多い油脂類や乳製品を避けることは難しいのです。

パン食中心の国に肥満者が多いのもうなずけますね。

せめて週に1~2回まで

パンが大好きで、ダイエット中だろうがどうしてもパンが食べたいという人もいます。

その場合、せめて週に1~2回までにしてほしいです。

マーガリンは絶対に使わず、できれば何も塗らない方がいいですが、どうしても塗りたい場合はバターを10g(90kcal)までとしてください。

おかずも、ウインナーやベーコンなどの加工肉は避け、卵やチキン、生野菜を中心にして、マヨネーズは使わずにケチャップやマスタードで食べるといいでしょう。

パン屋さんの菓子パンや総菜パンを食べる場合は、「確実に太る」ことを理解したうえで割り切って食べるなら良いと思います。

その代わり、翌日以降の食事を節制することと、筋トレやウォーキングなどで摂取したエネルギーを燃やす努力が必要になります。

注意点として、某コンビニで売られているような「低糖質パン」などをパンの代用品として食べることはやめてください。

あれらは普通のパンに味や食感を近づけるため、たくさんの添加物を使用します。

また、味もお世辞にも美味しいとは思えず、パンが好きであればあるほど食べても満足できないので、逆にパンへの欲求が強まる可能性が高いです。

どうしても食べるなら、太る覚悟で美味しく食べて、翌日以降で調整する方が心も満たされます。

偽物をいくら食べても絶対に満足できませんからね。

パンがダイエットに不向きな理由をしっかりと理解し、そのうえで上手に付き合っていきましょう(^^)/

ではでは。