福岡市中央区のダイエット専門パーソナルトレーニングジム「TRYCE」の田中です(^^)

人間が生きていくうえで栄養素は必要不可欠です。

栄養素は燃料であり、車で言えばガソリンです。

燃料が不足すると活動が停止してしまい、人間の場合は死んでしまいます。

そうならないよう、生き続けるために「食事」をすることで私たちは栄養を摂取しています。

栄養素と言っても様々なものがありますが、人間の生存のための燃料として最も重要なものは「糖質」と「脂質」になります。

これらは燃料としての効率性や量的な面から、タンパク質などその他の栄養素よりもエネルギー源としては優れています。
(タンパク質は「カラダの材料」という点で超重要ですが、今回はエネルギー源としての話)

多くの人が忌み嫌う「脂質」ですが、燃えると大量に熱を発生するため、エネルギー源としては優秀なのです。

が、人間の体内ではその運搬や燃焼が非常にめんどくさいのでエネルギーとして使われにくいという弱点があります。

一度付いてしまった脂肪が減りにくいのはこのためですね。

一方の糖質はその逆で、運搬も燃焼もしやすく、エネルギーとして利用しやすい特徴があります。

これは人間だけでなく、地球上のすべての生物に共通していることです。

特に脳は特殊で、脂質をエネルギーとして利用することが出来ず、糖質だけしか使えません。

成人の脳は、性別や身長、体重などに関係なく、ほぼ同じ量の糖質を使用します。

脳は活動を停止することはありませんので、昼夜を通じてほぼ一定の量の糖質が使われます。

その量なんと、一日で約90g!ごはん250gぐらいの糖質量を使用するというわけです。
(ちなみに牛丼屋さんの並盛のごはんが250gぐらい)

ん?ちょっと待てよ・・・

脳は燃料に糖質しか使えない・・・

脳が活動を止めると死んでしまう・・・

ということは・・・、

糖質制限ダイエットを行っている人は死んでしまう!!!

という結論にいきつきますが、実際には糖質制限ダイエットを行っても死にませんよね。

もう一度言いますが、脳はエネルギー源として脂質やタンパク質を使用することは出来ず、糖質だけになります。

その必要量は一日で90gです。

糖質制限ダイエットは糖質摂取量を一日で約20g以内に抑えるといったものがほとんど。

もっとゆるめの糖質制限ダイエットでも一日50g以内といったところでしょう。

50g-90g=-40g

となり、完全に不足してしまうので脳は活動できないはず。

それでも糖質制限ダイエットを行ったため、脳停止して人が死んだなんて話は聞いたことがありません。

なぜエネルギー源である糖質が不足しても生きていけるのか?

 

手が疲れてきたので次回に続く!

乞うご期待(^^)/

ではでは。