薬院・高砂エリアのパーソナルジムTRYCEです。
ダイエットの相談を受けていると、
「これは太りますか」
「これは避けた方がいいですか」
という質問をよくいただきます。
その背景には、食べたものが体の中でどうなっているのかがあまり整理されていないという現状があります。
結果として、栄養素を単体で善悪判断してしまいがちです。
今回はダイエットの基礎中の基礎として、食べたものがどのように体脂肪に変わってしまうのかを、栄養素ごとに分けて解説していきます。
まずはそもそもの理屈について。
このシリーズを通して体脂肪が合成される仕組みを理解していただければ幸いです。
体脂肪は突然できるものではない
まず大前提として、食べたものが体脂肪に変わるまでにはいくつもの段階があります。
食べた瞬間に脂肪になるわけではありません。
消化され、
吸収され、
体内で使われ、
それでも余ったものが、初めて体脂肪として蓄えられます。
この「使われるか、余るか」の分かれ道が、ダイエットの結果を大きく左右します。
三大栄養素は同じ扱いではない
体脂肪に変わるかどうかは、摂取カロリーの合計だけで決まるわけではありません。
どの栄養素として摂ったかによって、体内での扱われ方は大きく異なります。
脂質、炭水化物、たんぱく質。
この三大栄養素は、消化や吸収の仕組みも体内での優先順位も違います。
その結果、体脂肪になりやすいものとなりにくいものが生まれます。
①なぜ脂質は体脂肪になりやすいのか
脂質は、三大栄養素の中でも体脂肪に変換されやすい特徴を持っています。
これは「脂質=悪」だからではありません。
脂質は、体内で再合成されやすく、貯蔵に向いている栄養素です。
そのため、使われなかった分が体脂肪として残りやすくなります。
②炭水化物は本当に太りやすいのか
炭水化物、特に糖質は世間では太りやすいものとして扱われがちです。
しかし実際には、体脂肪に変わるまでにはいくつかの条件があります。
摂取量が適切であれば、炭水化物は体脂肪に変換される前にエネルギーとして使われやすい栄養素です。
一方で、必要量を大きく超えて摂取した場合、余ったブドウ糖は体脂肪へと変換されていきます。
③たんぱく質は体脂肪になりにくい理由がある
たんぱく質は、三大栄養素の中でも最も体脂肪に変わりにくい栄養素です。
エネルギーとして使われにくく、体脂肪として蓄えるまでの工程も複雑です。
そのため、ダイエット中に多少多めに摂っても、問題になりにくい特徴があります。
重要なのは「流れ」を理解すること
脂質、炭水化物、たんぱく質。
それぞれの栄養素は、体内で違う道を通ります。
どこで使われ、
どこで余り、
どの段階で体脂肪に変わるのか。
この流れを理解することが、ダイエットを複雑にしないための第一歩です。
では、食べたものは体の中で、どのような分岐を経て体脂肪になるのでしょうか。
ここを理解すると、「何をどれだけ食べるか」の見え方が変わってきます。
体脂肪に変わるかどうかの分かれ道
食事から摂った栄養は、まず消化され、小さな分子に分解された状態で吸収されます。
この時点では、まだ体脂肪ではありません。
吸収された栄養は、体の中で
「今すぐ使うか」「後で使うか」「余るか」
という選択をされます。
体脂肪になるのは、この中の「余ったもの」です。
つまり、体脂肪が増えるかどうかは摂った量だけでなく、使われる量とのバランスで決まります。
「余る」とはどういう状態か
「余る」という言葉は、単に食べ過ぎたという意味ではありません。
体が使いきれなかった状態を指します。
エネルギーが十分に足りている状態で、さらに栄養が入ってくると体はそれ以上を今すぐ使う必要がなくなります。
このときに、余剰分が体脂肪として回されます。
逆に言えば、エネルギー需要が高い状態では、同じ量を食べても体脂肪に回りにくくなります。
①脂質は「余ったときの逃げ場」が体脂肪
脂質は、体内でエネルギーとして使われることもありますが使われなかった場合の行き先が明確です。
それが体脂肪です。
脂質は分解・再合成の工程を経て、そのまま体脂肪として蓄えやすい構造をしています。
このため、余った脂質は、比較的スムーズに体脂肪へ回されます。
これが、「脂質は体脂肪になりやすい」と言われる理由です。
脂質が悪いのではなく、構造上、貯蔵に向いているだけなのです。
②炭水化物は一度エネルギーとして使われる
炭水化物、特に糖質は、体内でまずエネルギーとして使われます。
脳や筋肉など、優先的に消費される場所が多いのが特徴です。
そのため、必要量の範囲で摂取している限り、体脂肪に変換される前にエネルギーとして消費されやすくなります。
ここが脂質との大きな違いです。
炭水化物は、一度「使われる段階」を経てからでないと体脂肪に回りません。
ただし、炭水化物も摂り過ぎれば体脂肪に変わります。
エネルギーとして使いきれなかったブドウ糖は、体内で別の形に変換されていきます。
このとき、余ったブドウ糖は直接体脂肪になるのではなく、いくつかの工程を経て脂肪として蓄えられます。
体脂肪に変わるまでの道のりが長い分、適量であれば問題になりにくい。
しかし、過剰になれば最終的には体脂肪へ向かう。
これが炭水化物の特徴です。
③たんぱく質が体脂肪になりにくい理由
たんぱく質は、体内でまず材料として使われる栄養素です。
筋肉、臓器、皮膚、酵素、ホルモンなど、多くの組織の構成要素になります。
そのため、脂質や炭水化物のように「余ったらすぐ体脂肪へ」という流れにはなりません。
体脂肪になるまでの工程が、三大栄養素の中で最も複雑です。
エネルギーとして使われる場合もありますが、その際には一度アミノ酸に分解され別の代謝経路を通る必要があります。
この点が、体脂肪になりにくい理由の一つです。
ダイエット中にたんぱく質が重宝される理由
ダイエット中は、エネルギー摂取量が抑えられがちです。
その中で、体は「守るもの」と「削るもの」を選び始めます。
たんぱく質が不足すると、体は筋肉や臓器のたんぱく質を分解して補おうとします。
これが、ダイエット中に筋肉が落ちやすくなる原因です。
だからこそ、ダイエット中はたんぱく質をやや多めに確保しておくことが、体脂肪を減らす上でも重要になります。
多少多めに摂っても、体脂肪に直結しにくいという特徴があります。
三大栄養素は「善悪」ではなく「役割」で見る
脂質、炭水化物、たんぱく質。
どれか一つが悪者というわけではありません。
それぞれに役割があり、体内で通る道が違うだけです。
脂質は貯蔵に向いている。
炭水化物はエネルギーとして使われやすい。
たんぱく質は材料として優先される。
この違いを理解することで、
食事の選び方はシンプルになります。
体脂肪は、食べた瞬間に勝手に増えるものではありません。
体が使いきれなかった結果として、余剰分が蓄えられたものです。
つまり、
何を食べたかだけでなく、
どれだけ使われたか、
どの状態で食べたかが重要になります。
このシリーズの読み進め方
本記事では、三大栄養素が体脂肪に変わるまでの全体像を整理しました。
次回以降は、それぞれの栄養素についてより詳しく掘り下げていきます。
脂質はなぜ体脂肪になりやすいのか。
炭水化物は本当に太りやすいのか。
たんぱく質はどこまで安心して摂っていいのか。
個別に理解することで、食事への不安はかなり減るはずです。
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