薬院・高砂エリアのパーソナルジムTRYCEです(。
「草ばかり食べるゴリラが、なんであんなにムキムキなの?」――トレーニーなら一度は気になるテーマ。
今日は“神秘”のベールを、人間の体づくりに役立つ視点でわかりやすく解説します。

まず結論:ゴリラは「草だけで筋肉がつく」わけではない
- 植物にもたんぱく質は含まれる。葉・芽・茎・果実など、意外と植物性たんぱく質は多い(種類や季節で変動)。
- 巨大な体格・骨格・筋線維の特性という“遺伝的要因”。ヒトとは設計図が違う。
- 日常活動量が桁違い。樹上移動・体重支持・採食に伴う全身運動=全身の筋が常に仕事をしている。
- 腸内発酵でエネルギーを確保。食物繊維は腸内細菌に発酵されて短鎖脂肪酸などの“燃料”になり、巨大な体を動かすエネルギー源の一部を担う。
要するに、植物性のたんぱく質+腸内発酵で得るエネルギー+遺伝&活動様式の組み合わせで、あの“機能美”ができあがっている、というのが実像です。
よくある誤解をサクッと修正
❌「草→そのままアミノ酸に変換して吸収している」
植物はそもそも元からたんぱく質を含む(低〜中程度)。
加えて腸内発酵は主に“エネルギー”供給(短鎖脂肪酸)に寄与。
反芻動物のように“第一胃で微生物たんぱくを大量に再利用”する仕組みとは異なり、ゴリラ(後腸発酵)では人間が真似できるたんぱく再利用システムとは言いづらいのがポイント。
❌「人間も草だけ食べればムキムキになれる」
栄養吸収の仕組み・体格・筋線維特性・活動様式が違うため、同じ戦略は通用しません。
人間のボディメイクは、人間の設計に合わせた食事とトレーニングが必要。
ゴリラがマッチョに見える“本当の理由”
- 大きな骨格に厚い筋肉がつく“設計”。上半身の体重支持・樹上移動・採食で肩帯〜前腕が強靭。
- 一日の活動と摂食がトレーニングそのもの。重い上体を支え、掴み・引き・押しの反復=全身の実用筋を日常刺激。
- エネルギー供給の工夫。大量の植物繊維を腸内で発酵→短鎖脂肪酸などで“燃料”を確保。
- 植物からも必要なたんぱく質を積み上げる。葉物・若芽・果実・樹皮などを大量に食べることで、総量としてのたんぱく質摂取は不足しにくい。
人間のボディメイクに置き換えると?(TRYCE式まとめ)
- たんぱく質は“確実に”毎日とる。体重×1.2〜1.6gを目安に、肉・魚・卵・乳・大豆で現実的に。
- 総エネルギー設計が最重要。減量期は控えめ、増量期は過不足なく。繊維(野菜・海藻・きのこ)も毎食で腸内環境を整える。
- トレーニングは“機能”を重視。押す・引く・しゃがむ・持ち上げる――大筋群を中心に、強度と量を段階的に。
- ゴリラを真似しない。ヒトに合う栄養と刺激を、ヒトの体で最適化するのが最短ルート。
最後に:神秘は神秘のままで、僕らは科学で進めばいい
ゴリラのカラダは、進化・生態・食性・腸内細菌の総合芸術。
だからこそ魅力的。
でも僕ら人間は、確実に効く食事とトレーニングで体を変えられます。
ムキムキに憧れるなら、まずは今日の食事とメニューから。
TRYCEで“人間仕様”の最短ルートを作ろう
- 食事:あなたに合うPFCとたんぱく質ソースを設計
- トレーニング:機能的な全身メニューで“実用筋”を育てる

