サプリメント=栄養補助食品

近年のフィットネスブームの影響からか、最近では薬局などでも凄まじい種類のサプリメントが売られています。

ビタミンやミネラル、アミノ酸系やハーブ類など、実に様々な種類があり、詳しくない人にとっては何が何だか理解不能でしょう。

サプリメントとは、簡単に言えば「栄養補助食品」のことです。

読んで字のごとく、不足している栄養素を補うために摂取するものであり、使い方によっては非常に便利だと言えます。

プロテインはただの食品

身近にあるサプリメントで言えば、プロテインが有名ですね。

プロテインもタンパク質を補給するためのであり、今やコンビニでもスーパーでもどこでも手に入るようになりました。

サプリメントの必要性について、このプロテインを例に挙げて説明していきます。

今でもたまに質問されることがあるのが、

「プロテインを飲むと筋肉が付くのか?」

「(私の筋肉を見て)その筋肉はプロテイン飲んで作ったの?」←これほんとよく聞かれる謎質問

などというもの。

正直、これだけの情報が溢れている現代でまだこのような質問をされるのかと驚きますが、意外と多くの方に聞かれます。

まずプロテインを飲むことで筋肉が付くことはありません。

プロテインはただのタンパク質が豊富な食品ですので、プロテインを飲むだけで筋肉が付くということは、鶏のささみを食べるだけで筋肉が付くということと同じことで、そんなわけないですよね。

もちろん筋肉を付けるうえでタンパク質は重要な栄養素ですので、食事でしっかりと必要量が摂取出来ていなければ、プロテインを飲んで補うことは非常に効果的です。

ですが裏を返せば食事で必要摂取量が足りているのであれば、プロテインを飲む必要は無いということです。

これはビタミンやミネラルなど他の栄養素も同様で、食事で足りていない場合はそれらのサプリメントを飲むことは非常に効果的ですし、足りていれば特段必要ないと個人的には考えます。
(ビタミンやミネラルが食事で過不足なく摂取出来るのはとてつもなく難しいことですが)

美味い話(サプリメント)にご注意を

もう一度言いますが、サプリメントはあくまでも「食品」であって「薬」ではありません。

ここを少し勘違いされている人がいらっしゃいますが、この違いを理解することは非常に重要です。

「飲むだけで痩せる」

「飲むだけで食べたものが無かったことになる」

「飲むだけで筋肉が付く」

などの「〇〇というサプリメントを飲むだけで△△になる」などと言ったものは、非常に怪しいということです。

先述の通り、普通の薬局にですら数えきれないほどの種類のサプリメントが売られています。

メーカーや販売店も商売ですので、「飲むだけで〇〇系」の分かりやすくキャッチーなネーミングや謳い文句でセールスを仕掛けてきます。

サプリメント=栄養補助食品≠薬 ということをしっかりと理解し、怪しい商品に惑わされないよう気を付けてください。

まずはご自身の食生活を分析・把握し、そのうえで自分にはどの栄養素が足りないのかを判断して必要なサプリメントを購入すると良いと思います。

特にダイエット中は食事量が減るので栄養素は不足しがちになります。

そんな時こそサプリメントを活用することをおススメします。

もうすぐ冬も終わります。

夏に向けてのダイエットは今頃がはじめ時です、頑張りましょうね。

ではでは。