薬院・高砂エリアにあるパーソナルジムTRYCEです。

前回お伝えした人工甘味料について、今回もう少し深掘りしようと思います。

その中でもダイエットにかなり有力かつ、多くの方が知らない「糖アルコール」について、科学的かつ現実的な視点で徹底解説します。

今やコンビニには「砂糖ゼロ」「糖質オフ」「カロリーゼロ」といった商品がずらり。
その裏側には必ずと言っていいほど、エリスリトール・キシリトール・マルチトールなど糖アルコールが使われています。

しかし、多くの人はこう思っています。

・「糖アルコールってなに?お酒?」
・「人工甘味料と同じじゃないの?」
・「たくさん摂るとお腹ゆるくなるっていうけど、身体に悪いの?」

結論から言えば、これらは半分は正しく、半分は誤解です。

特に、糖アルコールは種類ごとの性質差が大きいという点が非常に重要。
これを知らずに「砂糖ゼロだから安心!」と思い込むと、逆に太りやすいパターンにハマることもあります。

今回は、TRYCEとしての立場と最新研究を踏まえ、
糖アルコールの“ほんとうの姿”を徹底的にわかりやすく解説します。


糖アルコールとは何か|砂糖でも人工甘味料でもない“第3の甘味料”

糖アルコールは、砂糖(ショ糖)やブドウ糖を“還元”して作られる多価アルコールで、以下の特徴があります。

  • カロリーが低い or ほぼゼロ
  • 血糖値を上げにくい
  • 甘味が自然
  • 摂りすぎるとお腹が緩くなる場合がある

代表的な糖アルコールは次のとおりです。

  • エリスリトール
  • キシリトール(ガムで有名)
  • ソルビトール
  • マルチトール
  • ラクチトール

このうち、ダイエットとの相性が最強なのが“エリスリトール”。

一方でマルチトールなど、砂糖の半分以上のカロリーを持ち、太りやすいものもあるため要注意です。


糖アルコールは“種類により太りやすさが違う”ことが最重要ポイント

糖アルコールは名前こそ同じですが、種類によって性質が大きく違います。

■ ①エリスリトール(最も太らない)

・カロリーゼロ

・GI値0

・吸収されても代謝されず、尿で排出

・血糖値・インスリンに影響しにくい

「糖アルコール=太らない」
と言われる理由のほとんどはエリスリトールによるもの
です。

■ ②キシリトール・ソルビトール(太りにくいがゼロではない)

・カロリーは砂糖より低い

・血糖値も上がりにくい

・腸で発酵してガスが出やすく、体質によっては注意(摂りすぎるとお腹がゆるくなる)

■ ③マルチトール(太る可能性がある)

・カロリーは砂糖の50〜65%

・血糖値もある程度上がる

・「糖質オフ商品」に最も使われているが、実際は太りやすい

つまり、
「糖アルコール=全部太らない」は完全に誤解。

砂糖ゼロ・糖質オフのお菓子で太ってしまう人の多くは、
マルチトールの落とし穴にハマっているケースが非常に多いです。※ここ超重要


エリスリトールが太らない科学的理由

① 小腸で吸収されるが代謝されない

普通の糖質は、小腸で吸収されて代謝され、血糖値が上昇します。
しかしエリスリトールは体内で代謝されず、そのまま尿として排出される特殊な性質を持ちます。

つまり、

吸収 → 代謝されない → インスリン不要 → 脂肪にならない

② GI値は驚異の0

GI値とは「血糖値がどれくらい上がるか」の指標。

・白米:88

・砂糖:70前後

・エリスリトール:0

血糖値が上がらない=インスリン分泌なし=脂肪合成のスイッチが入らない。

③ 脳の報酬系を過刺激しない

人工甘味料(スクラロース等)は砂糖の数百倍の甘さがあり、脳の“甘味回路”を過剰に刺激し、
「もっと甘いものを」
という依存につながることも。

エリスリトールは甘味が自然で、刺激が強すぎないため、
甘味依存を悪化させにくいというメリットもあります。


糖アルコールが“甘味戦略”として優秀な理由|砂糖との比較で見える本質

糖アルコールを語るときに忘れてはいけないのが、「甘味そのものが人間にとってどんな働きをするか」という前提です。

人間の脳は甘味を感じると、快楽物質であるドーパミンを放出します。
これは原始時代において「砂糖=貴重なエネルギー源」であったことの名残で、甘いものは本能的に快感を伴う刺激です。

つまり、「甘いものが食べたくなる」のは弱さではなく、人間に組み込まれた生理反応。
問題は、現代では砂糖が簡単に手に入り、過剰摂取しやすすぎるという点です。

ここで糖アルコールは、“砂糖が持つ快感”を部分的に残しつつ、“太りやすさ”を極限まで抑えるという点で、非常に興味深い役割を持ちます。

■ 砂糖と比較した場合のメリット

  • 砂糖のように血糖値を跳ね上げない
  • インスリンを大量に出さないため、食後の眠気や倦怠感が少ない
  • 砂糖依存の「もっと欲しい」が起こりにくい
  • 口内細菌が利用しないため、虫歯リスクも低い

特に血糖値の乱高下が起こらない点は、ダイエットにおいて非常に大きなメリット。
血糖値が乱れると、空腹感・甘い物欲求・眠気・集中力低下を引き起こし、食事管理は途端に崩壊します。

糖アルコール、とくにエリスリトールはこの乱高下をほぼ起こさないため、日中の安定感が圧倒的に高い甘味料です。


糖アルコールの“実用シーン別活用術”

ここからは、TRYCEに通うお客様によく伝えている「実際の使い方」をシーン別で紹介します。

① 夜のデザート欲が爆発したとき

夜は血糖値が上がりやすく、脂肪合成も起きやすい時間帯。
ここで砂糖を使うと、一日の努力が一瞬で崩れます。

そんな時の最強コンビが、
「プレーンヨーグルト+エリスリトール」

自然な甘味がありつつ、血糖値も乱れず、胃腸にも優しい。
TRYCEでも“夜の最強レスキューデザート”として定番です。

② プロテインが甘すぎる/甘さが足りないとき

人工甘味料大量のプロテインは、後味が強かったり依存を引き起こしやすい人もいます。
そこで、甘さ控えめのプロテインに「自分でエリスリトールを小さじ1だけ足す」という使い方がベスト。

甘さのコントロールができ、不要な刺激を避けつつ飲みやすくなります。

③ コーヒーに砂糖を入れたい人へ

砂糖依存がなかなか抜けない人も多いですが、急にゼロへ切り替えると反動が出やすいです。
その場合は、

砂糖→てんさい糖→エリスリトール

と段階的に移行するのが最も成功率が高いです。
味覚は3日〜1週間で適応するため、焦らず段階的でOK。


「砂糖ゼロなのに太る人」の共通点とは

砂糖ゼロ、糖質オフの商品を選んでいるのに太る方には、次の共通点があります。

  • マルチトールを大量に摂っている
  • オフ商品を“無限に食べて良い”と思っている
  • 甘味依存が強く、味覚がリセットされていない
  • 夜の甘味量が多い

特にマルチトールは「砂糖の半分くらいのカロリーがある」ため、
砂糖ゼロの商品でも意外とカロリーが高く、結局オーバーカロリーになりやすいのです。

甘いものを完全ゼロにするのではなく、
“種類の選択”と“量の管理”が勝敗を分ける
というのが、TRYCEが糖アルコールを推奨する最大の理由です。


エリスリトールは“安全性が高い”が万能ではない

エリスリトールは世界的に安全性が高いと評価されていますが、
最新の研究でこんな報告も出ています。

  • 大量摂取が血液の凝固マーカーに影響する可能性
  • 味覚依存への影響は“ゼロではない”
  • 腸が弱い人は、お腹が緩くなる可能性がある

とはいえ、これらは「大量に・長期間」使ったケースが多く、
一般的な利用では過度に心配する必要はありません。

TRYCEとしては、

“適量で使えば、安全性が高く太りにくい甘味料”

という立場です。


糖アルコールを安全に使うルール

■ 1日の使用目安

・エリスリトール:10〜20g

・キシリトール/ソルビトール:10g以下

・マルチトール:基本避ける

■ TRYCEおすすめの使い方

  • 朝には使わない(味覚リセットのため)
  • 甘い物が欲しい夜は「エリスリトール×ヨーグルト」
  • プロテイン調整に小さじ1だけ
  • ゼロ飲料(人工甘味料)は週1〜2回にとどめる

まとめ|糖アルコールは“正しく理解すれば”甘味の中で最強の味方

糖アルコールは、砂糖でも人工甘味料でもない第3の甘味料。
その中でもエリスリトールは特に太りにくく、血糖値にも影響しない優秀な成分です。

しかし、

  • 種類によって太りやすさが違う
  • マルチトールは太るリスクがある
  • 大量摂取は安全性の問題もあり得る

という“現実”を理解することが最重要です。

薬院・高砂エリアのTRYCEでは、
こうした科学・栄養・味覚を踏まえた現実的に続けられるダイエットを提供しています。

甘味と上手に付き合いながら、無理なく・軽やかに痩せていきましょう。


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参考・外部リンク

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